年収420万円で組める住宅ローンの限度額はいくら?適正な返済の割合もシミュレーション!

年収420万円の場合、住宅ローンはいくらまで借入できることができるでしょうか。

ローンの借入額を考えるときには、返済負担率を元に計算をすると具体的な金額が算出できます。

返済負担率とは、年収に占める住宅ローンの割合のことです。

返済負担率の例を見てみましょう。

年収420万円の人が月々9万円の支払いの住宅ローンを組んだ場合、返済負担率は何%でしょうか。

計算式に当てはめて考えていきます。

月々の返済額÷(年収÷12ヵ月)×100=返済負担率

月々9万円÷(年収420万円÷12ヵ月)×100=約25.7%

返済負担率は25.7%でした。給与の25.7%が住宅ローンということがわかりました。

25.7%が妥当な数字かを考えていくことで、返済額が決まっていきます。

今回は返済負担率を元に、年収420万円の人が組める住宅ローンについて、様々な角度から解説します。

また、解説に入る前に家づくりを失敗させない為に、1番重要なことをお伝えさせて下さい。

マイホーム計画を立てる際に、まずはじめに絶対にしておくべきことがあります。

それははじめにお住いの地域に対応している、住宅メーカーからカタログを取り寄せてしまうこと。

『家を建てたい!』と思ったら土地探しよりも、住宅ローン等の資金計画よりもまずはカタログ集めからはじめて下さい。

多くの方が、何も知識がない状態で住宅展示場を訪れますがそれは大変危険です。

実際、しっかりと比較検討せずに1、2社見学しただけで契約してしまい、後から取り返しのつかない後悔をしてしまう方も少なくありません。

最初に地域に対応している様々な住宅メーカーのカタログを取り寄せておくことで、各社の特徴や相場を知ることができますし、メーカーとの値引き交渉も非常に有利になります。

ちなみにカタログ集めは、一社一社調べて取り寄せるのではなくHOMESの一括カタログ請求が便利で簡単ですし、安心して使えます。

100%納得のいくマイホームづくりのためにも、少しの手間を惜しまず最初にカタログ集めをしてしまうことをおすすめします。

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それでは解説を進めていきます。参考にしてください。

年収420万(額面)で借りられる住宅ローンはいくら?

まずは、年収420万円で借入できる住宅ローンの限度額を計算していきます。

年収420万円とは、給与の総支給額が年間420万円の人のことです。

税金や保険などが引かれた手取りの給与のことではないので注意してくだい。

借りられる住宅ローンの金額(頭金なし)

年収420万円の人が頭金なしで住宅ローンを借入する場合、最大でいくら借入できるでしょうか。

頭金なしでローンを組むとは、自己資金として貯蓄を使わずに、購入予算のすべてを住宅ローンで賄うことです。

今回は、フラット35のシミュレーションサイトを使って借入可能額を検討します。

フラット35では、年収400万円以上の人の返済負担率は35%までと公表されていますので、その基準に沿ってシミュレーションします。

・条件

年収 420万円
金利 2.32%(※1)
返済期間 35年
返済方法 元利均等(※2)

参考サイト⇒年収420万円(融資9割超)ローンシミュレーション|フラット35

※1 2020年7月現在の金利を適用しています。(融資9割超の場合の最大金利)

参考サイト⇒最新の金利情報|フラット35

※2 元利均等返済とは、毎月返済額が一定になるように、元金と利息の割合を調整している返済方法です。

・シミュレーション結果

年収420万円の場合の、借入限度額は3,520万円でした。

頭金がないので、マイホーム購入の総予算も3,520万円です。

十分にマイホーム購入が検討できそうな借入額です。

毎月の返済額を計算してシミュレーション

3,520万円の借入をする場合、月々の返済はいくらになるでしょうか。

・条件

借入額 3,520万円
金利 2.32%
返済期間 35年(420回)
返済方法 元利均等

参考サイト⇒3,368万円借入時ローンシミュレーション|フラット35

・シミュレーション結果

上記の内容で試算すると、毎月の返済は約12.3万円でした。

年収420万円の人が月々12.3万円支払ったとき、返済負担率は35%になっているのかを確認します。

12.3万円÷(420万円÷12ヵ月)×100=約35%

約12.3万円の場合は、返済負担率は約35%になっていました。

では、返済負担率35%は妥当な割合か考えてみましょう。

前提条件として今回の年収420万円は、税金や保険が控除される前の金額です。

手取りの給与で考えると、ローンが占める割合はもっと高くなります。

一般的に手取りの給与は総支給の金額の約8割と言われています。

年収420万円の場合で考えると、手取り額は336万円です。

手取りが336万円の方が、月々12.3万円支払うと返済負担率は何%になるでしょうか。

12.3万円÷(336万円÷12ヵ月)×100=約44%

手取りの給与の約44%もの割合が住宅ローンの支払いになっています。

月々の手取りの半分弱を住宅ローンの支払いに充てることは、難しいと感じる方がほとんどのはずです。

さらにボーナスが出る方は、月々の手取りはさらに少なくなるので、返済負担率はさらに増えます。

年収420万円の人の借入限度額は3,520万円ですが、借入すべき金額ではないことがわかっていただけたと思います。

借りられる住宅ローンの金額(頭金1割)

次に、購入総額の1割を頭金として支払うケースでもシミュレーションします。

先程と同じくフラット35のシミュレーションサイトを使って検討します。

フラット35の場合、頭金を1割以上入れると、金利が0.26%低くなるという点がメリットです。

金利のみ条件を変更して、計算していきましょう。

・条件

年収 420万円
金利 2.06%(※3)
返済期間 35年
返済方法 元利均等

※3 2020年7月現在の金利を適用しています。(融資9割以下の場合の最大金利)

・シミュレーション結果

年収420万円の場合、フラット35での借入可能額は3,663万円でした。

参考サイト⇒年収420万円(融資9割以下)|フラット35

頭金がない場合と比べて、借入可能額が143万円上がりました。

また、今回のケースでは購入金額の1割を頭金で支払ことになっていますので、頭金の金額は407万円です。

建築総予算は、ローン借入額と頭金を足した、4,070万円となります。

毎月の返済額を計算してシミュレーション

3,663万円借入したときの、月々の返済額も確認します。

先ほどもお伝えした通り、年収400万円以上の人は返済負担率35%で計算されるため、本来ならば返済額は同じになるはずです。

では、確認してみましょう。

・条件

借入額 3,663万円
金利 2.06%
返済期間 35年(420回)
返済方法 元利均等

参考サイト⇒3,663万円借入時ローンシミュレーション|フラット35

・シミュレーション結果

上記の内容で試算すると、毎月の返済は約12.3万円でした。

予想通り頭金なしと全く同じ結果でしたので、手取り額の返済負担率も同じく約44%です。

返済が難しいと感じる場合は、無理せず予算を下げるか頭金を貯めましょう。

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年収420万(額面)の理想の住宅ローン金額はいくら?

年収420万円の方の理想的な住宅ローンの金額はいくらなのでしょうか。

返済負担率は何%に設定すべきなのかもお伝えします。

理想的な住宅ローンの借入額(頭金なし)

420万円の年収の人が頭金なしで借入する場合、理想的な住宅ローンの金額はいくらでしょうか。

一般的に理想的な返済負担率は手取り給与の20%前後と言われています。

住宅ローンを支払いつつも、生活費や貯蓄にゆとりがある割合です。

借入上限額の場合、手取りの返済負担率が約44%でしたので、かなり無謀な借入だったことが分かりました。

では、手取りの20%とはいくらか計算します。

年収÷12ヵ月×手取り分×返済負担率=月々の理想的なローン返済額

420万円÷12ヵ月×80%×20%=月々約5.6万円

借入限度額の月々の支払いが12.3万円でしたので、半分以下の金額が理想的な支払いでした。

今のお住いの家賃と近い方も多いのではないでしょうか。

それでは、月々5.6万円の支払いではいくら借入できるのか、シミュレーションしていきましょう。

・条件

月々の支払額 5.6万円
金利 2.32%
返済期間 35年(420回)
返済方法 元利均等

参考サイト⇒月々5.6万円(融資9割超)ローンシミュレーション|フラット35

・シミュレーション結果

月々5.6万円の支払いだと、1,609万円しか借入ができませんでした。

返済額も半分以下になりましたので、もちろん借入額も半分以下になりました。

マイホームを購入できるのか不安になった人もいると思います。

しかし、あくまでも理想的な金額ですので、マイホーム購入を諦める必要はありません。

もちろん月々5.6万円よりも多く支払っても、無理なく生活できる方もいます。

自分たちに合った返済負担率を考えてみてください。

理想的な住宅ローンの借入額(頭金1割)

次に頭金を1割入れた場合の、理想的な住宅ローンの借入額もシミュレーションします。

頭金なしの場合と同じく、年収420万円の方の理想的な月々支払額の5.6万円で計算します。

頭金を1割入れるため金利は2.06%です。

・条件

月々の支払額 5.6万円
金利 2.06%
返済期間 35年(420回)
返済方法 元利均等

参考サイト⇒月々5.6万円(融資9割以下)ローンシミュレーション|フラット35

・シミュレーション結果

適正借入額は1,674万円でした。

頭金なしの場合よりも、65万円多く借入することができます。

総予算の1割を頭金として支払うため、頭金は186万円で総予算は約1,860万円です。

建売住宅や中古住宅であれば検討できそうな物件も多そうです。

あくまで理想的な金額のため、資金が不足する方は自分たちが無理なく支払うことができる返済額を考えてみてください。

【年齢別】年収420万円の適正な住宅ローンの金額を表で比較

年齢によって適正な住宅ローンの金額は変わります。

なぜなら同じ年収420万円でも、年齢によって借入すべき期間は違うからです。

一般的には定年退職までにローンを終わらせることが理想的と言われています。

今回は、定年退職時の年齢の65歳までに完済すると仮定して、年齢別に借入額を計算していきましょう。

また、今回はメガバンクの中では金利が低い、りそな銀行の変動金利で計算しています。

金利が低い分、フラット35と比べると審査内容は厳しいですが、借入額は多少増やすことが可能です。

また、手取りの20%ではなく、総支給の20%の額で支払いをしていきます。

総支給の20%でも家庭によっては、無理のない支払い額です。

年収420万円の場合、総支給の20%で計算すると月々の支払いは7万円です。

・条件

年収 420万円
月々の支払い額 7万円
金利 0.47%(※1)
返済方法 元利均等

※1 2020年7月現在のりそな銀行の変動金利です。

参考サイト⇒ローン金利|りそな銀行

年齢による借入期間は下記のように設定します。

年齢 借入期間(65歳ー年齢)
25歳 35年(※2)
30歳 35年
35歳 30年
40歳 25年
45歳 20年

※2 りそな銀行の住宅ローンの最長の借入期間は35年なので、65歳-年齢が35年以上になっても35年で計算しています。

・シミュレーション結果

年齢別の適正な住宅ローンの借入額の結果は以下の結果です。

年齢 借入期間 適正な住宅ローンの金額
25歳 35年 2,710万円
30歳 35年 2,710万円
35歳 30年 2,340万円
40歳 25年 1,980万円
45歳 20年 1,600万円

参考サイト⇒住宅ローンシミュレーション(新規)|りそな銀行

借入期間によって、借入額に大きな差があります。

資金が足らない方は、資金計画の見直しも必要かもしれません。

あるいは、頭金を貯めて再検討することもおすすめします。

また、40歳以上で月々の返済に少し余裕があるなと感じた方は、返済負担率をさらに5%上げた25%で考えてみてもいいでしょう。

420万円の給与の内25%を住宅ローンに充てると、月々の支払額は約8.75万円まで上がります。

40歳、45歳で月々8.75万円の支払いをしたときの借入可能額も確認します。

年齢 借入期間 適正な住宅ローンの金額
40歳 25年 2,490万円
45歳 20年 2,010万円

どちらも2,000万円を超える金額が借入可能になりました。借入額は上がりましたが、もちろん返済負担率も上がっています。

無理のない計画かしっかりと考えながら、借入額を決定していきましょう。

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【借入タイプ別】年収420万円の適正な住宅ローンの金額を表で比較

最後に借入タイプ別に年収420万円の場合の住宅ローンの適正借入額をお伝えます。

借入タイプとは、金融機関が販売している住宅ローンの金利種類のことです。

以下の3つの借入タイプの中から選ぶことができます。

  • 変動金利
  • 固定金利(期間選択型)
  • 全期間固定金利

りそな銀行の金利を使って適正借入額を計算していきます。

月々の支払い額は、先程と同じく総支給額の20%で計算した月々7万円です。

・条件

年収 420万円
月々の支払い額 7万円
支払い期間 35年
返済方法 元利均等

借入タイプ別の金利をお伝えします。

借入タイプ 金利
変動金利 0.47%
固定金利(10年) 0.645%
全期間固定金利 ※ 0.995%

※全期間固定金利はフラット35の金利ではありません。りそな銀行独自の全期間固定金利の商品の金利です。

・シミュレーション結果

借入タイプ別の適正な住宅ローンの借入額は以下のような結果です。

借入タイプ 金利 適正な住宅ローンの金額
変動金利 0.47% 2,710万円
固定金利(10年) 0.645% 2,630万円
全期間固定金利 0.995% 2,480万円

借入期間ほどではありませんが、金利によって借入額に差が出てきます。

もちろん金利が低い変動金利で借入をした方が、多くの金額を借入可能です。

しかし、変動金利は将来金利上昇のリスクがありますので、慎重に検討してください。

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まとめ

返済負担率を元に、年収420万円の人の借入限度額と適正な借入額についてお伝えしました。

フラット35で借入する場合、借入限度額まで借入するためには返済負担率を35%まで上げなければいけません。

手取りの給与の場合、返済負担率は約44%まで上がってしまいます。

一方、理想的な借入額の場合の返済負担率は、手取り給与の20%です。

理想的な返済負担率では資金が足りないという方は、手取り給与の25%や総支給の20%の返済負担率も検討してみましょう。

生活費や貯蓄とのバランスがしっかり取れた割合で、住宅ローンを借入しましょう。

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