マイホーム購入の教科書~頭金や貯金額から見た予算設定や、後悔しないための情報収集方法を教えます

マイホームを持ちたいと思っても、「まず何から手を付ければ良いの?」と悩んでしまう方が多いのではないでしょうか?

また理想の住まいを思い描いてみたものの、今後の生活費のことや子供の教育費のこと、景気の先行きなどを考えると、マイホームを購入した後の不安がないという方の方が少ないでしょう。

住まいづくりは何十年もの住宅ローンを組んで毎月返済していくものなので、失敗は許されません。

満足度の高い住まいを手に入れるためには、最低限の住まいに関する基礎知識を備えておく必要があります。

そこで本記事では、予算の立て方から購入するまでの流れ、購入後の確定申告の仕方まで、住まいづくりに役立つ情報をご紹介したいと思います。

もくじ

マイホームを購入する平均的な年齢・年代は?

マイホームを購入した人の平均的な年齢はどれくらいなのか気になる方が多いのではないでしょうか。

マイホーム購入した平均年齢

国土交通省の住宅に関する調査によると、平成29年度に住宅を購入した世帯主の平均年齢は、注文住宅が43.6歳(新築41.0歳、建て替え58.6歳)、分譲戸建住宅が39.6歳、分譲マンションが44.1歳、中古戸建住宅が45.8歳、中古マンションが47.2歳となっています。

このうち一次取得者だけでみると、注文住宅が39.5歳、分譲戸建住宅が37.4歳、分譲マンションが39.5歳、中古戸建住宅が42.9歳、中古マンションが44.2歳となっていて、新築住宅を購入した人の平均年齢は30歳代後半だったことがわかります。

また年代別でも、注文住宅、分譲戸建住宅、分譲マンションでは「30歳代」がそれぞれ48.1%、55.1%、48.4%となっていて、半数近くを占めています。

したがって、はじめて新築住宅を購入する平均的な年齢は30歳代といえます。

参考:平成29年度住宅市場動向調査報告書|国土交通省

後悔しないために!マイホームを購入したいと思い立ったら必ずすべき4つのこと

「家を買いたい!」と思い立ったら、いきなり不動産会社や住宅展示場、分譲マンションのモデルルームなどに飛び込んでしまう方が少なくありません。

しかしマイホームの購入で後悔しないようにするためには、住まいに関する最低限の基礎知識を身に付け、事前準備をしっかりと行うことが大切です。

この章では、満足度の高い住まいを手に入れるためにしっかりと行っておくべき事前準備の方法と必要な手順をご紹介します。

ポイントは全部で4つ。

  1. 住宅の種類を知る
  2. 予算を決める
  3. 情報を集める
  4. 不動産会社を探す

どれも大切なポイントですので、しっかりと押さえましょう。

1.住宅の種類を知る

一口にマイホームといっても、マンションなのか一戸建住宅なのか、新築なのか中古住宅なのか、新築一戸建住宅であれば建売住宅なのか注文住宅なのかによって、資金計画や相談先が変わってしまいます。

まずはターゲットにする住宅の種類を絞らなければなりません。

㈱リクルート住まいカンパニーが行った住宅購入に関する調査によると、購入したい住宅の種別(複数回答)は注文住宅が65.8%で最も多く、2014年から上昇し続けています。

次いで新築分譲マンション(38.8%)、新築分譲一戸建(37.1%)、中古一戸建て(26.9%)、中古マンション(26.2%)の順になっています。

参考:2018年度「住宅購入・建築検討者」調査|プレスリリース|リクルート住まいカンパニー

購入する住宅の種類を絞り込む際には、それぞれの特徴やメリット・デメリットをきちんと把握しておくことが大切です。

そこで住宅の種類別メリットとデメリットをご紹介します。

マンションと戸建ての違い、メリット・デメリット

一戸建て住宅の最大のメリットは、プライバシーが確保しやすくて、庭があることでしょう。

「自分の家」として比較的周囲に気兼ねすることなく自由に暮らすことができます。

また土地の価格は立地さえ良ければ値下がりしにくいので、資産としての価値を保つことができます。

しかし一般的に、マンションよりも立地の利便性が低い、耐震性・断熱性・防火性耐久性・防犯性など住宅性能が低いなどのデメリットがあります。

一方マンションは耐震性・防火性・防犯性などに優れ、耐用年数が長いことが最大のメリットになるでしょう。

対人関係が比較的楽で、安心して暮らすことができます。

ワンフロアーなので生活動線が短いのもメリットといえるでしょう。

また管理が委託できるので、日常の手間がかかりません。

しかし庭がないので駐車場代がかかる、上下左右の生活音が気になる、一般的に戸建て住宅よりも面積が狭いなどのデメリットがあります。

建売住宅と注文住宅の違い、メリット・デメリット

建売住宅の最大メリットは、注文住宅と比べて一般的に低価格で購入することができ、購入の手間がかからない点でしょう。

打ち合わせなどに時間をとられることがなく、時間がない方でも容易に購入することができます。

最大のデメリットは、自分の要望を住まいに取り入れることができないことです。

画一的な建物になりやすく、工事中の現場を見ることができないのもデメリットです。

一方注文住宅の最大のメリットは構造や間取り、外観デザイン、設備など自分の希望通りの家を建てることができることです。

反面、建売住宅よりも価格が高く、建物が完成するまでに多くの時間と手間がかかります。

予算オーバーになることが多いので、資金計画も大変になります。

新築と中古の違い、メリット・デメリット

新築住宅の最大のメリットは、何と言っても全てが新しいので気持ち良く暮らせることでしょう。

最新の住宅設備機器を導入したり、最新の工法を採用したりすることができます。

また、耐震性、省エネ・断熱性、メンテナンス性、耐久性などの住宅性能も一般的に中古住宅よりも優れています。

さらに税制面で中古住宅よりも優遇されているのもメリットと言えるでしょう。

しかし何と言っても価格が高いことがデメリットになります。

一方、中古住宅の最大のメリットは割安で購入できる点です。

住宅ローンの返済負担も少なく、その分のお金を貯蓄や個人の趣味に回すこともできます。

また購入後の価格が新築住宅では10年後に新築時の半分ほどになってしまうのに対し、中古住宅は新築住宅ほど価格の下落がありません。

また早い時期に建てられた分、新築よりも駅近にあることが多いようです。

しかし、建物や設備が古いため、修繕コストは割高になります。

2.予算を決める

マイホームを購入するにあたっては、あらかじめ予算を明確にして資金計画を立てることが不可欠になります。

予算が曖昧なままでマイホームの購入を進めてしまうと、必ず後悔することになるので特に注意が必要です。

ここではマイホーム購入予算の立て方についてご紹介します。

マイホーム購入時にかかる費用の全体像を知る

マイホーム購入の予算を組む上で、購入時にかかる費用の全体像を知っておかなければなりません。

マイホーム購入金額には、土地や建物の代金以外にも購入諸費用や入居費用がかかります。

購入諸費用とは、土地、建物の登記費用や不動産仲介手数料、住宅ローン事務手数料、保証料、税金などで、購入する住宅の種類によって多少異なりますが、一般的には物件価格の5~10%程度を見込んでおくと安心です。

また入居費用は引っ越し代やカーテン・家具・家電の購入費などで、50~100万円程度かかることが多いです。

その他入居後にも固定資産税・都市計画税の支払いや住宅の修繕費がかかるので、手元に現金を残しておかなければなりません。

これらの費用をできるだけ正確に試算しておくことが大切です。

一般的に住宅の購入予算は、年収の5倍+自己資金が目安になります。

マイホームの頭金を決める

マイホームを購入する際に用意する頭金は、一般的には物件価格の1~2割程度が相場です。

住宅金融支援機構の調査では、頭金の割合平均は注文住宅で18.7%、建売住宅で8.5%、マンションで16.1%、中古住宅で8.2%となっています。

頭金を多く支払えばその分ローン返済額が減るため、できるだけ多くの頭金を用意しようとする人は多いでしょう。

しかし、頭金を貯めている間の賃貸費用、貯金残額の不足により急な出費に対応できないといったことを考えると、必ずしも頭金を多く支払うことがべストとは限りません。

近年では頭金ゼロのフルローンを組む事例も多くなりました。

頭金の有り、無しどちらもメリット・デメリットがあるため、マイホームを購入したい時期、収入の変化、家族構成の変化などを総合的に考慮する必要があります。

大切なのは、購入後30年程続く住宅ローンを確実に返済できるための資金計画を立てることです。

今後のライフプランを収支予測と照らし合わせながら、シミュレーションしてみることが重要です。

参考:2018年度フラット35利用者調査|フラット35利用者調査:住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)

住宅ローンの借り入れ可能額を把握する

貯金などの自己資金がいくらあるのか、住宅ローンをいくら借りるのか、毎月いくらまでなら住宅ローンの返済に充てられるのか、によって住宅の購入予算が決まります。

そこでまず、住宅ローンの借り入れ可能な額を把握しておく必要があります。

また住宅ローンの審査を行う上で金融機関がチェックするポイントのひとつに返済比率があります。

返済比率とは「年収に占める年間の返済額の割合」のことで、年収ごとに細かく基準が定められています。

ほとんどの銀行では35~40%が上限になっていて、フラット35ではどの金融機関でも年収が400万円未満の場合は30%以下、400万円以上の場合には35%以下が基準になっています。

したがってそれを超える場合には融資を受けることができません。

いずれにしても自分がいくらまでなら住宅ローンの借り入れが可能なのかを把握することが必要ですが、「いくら借りられるのか」ではなく「毎月いくらまでなら無理なく返済できるのか」を考えることが大切です。

長期的な視点をもって、返済シミュレーションを行う

住宅ローンの借入額から毎月の返済額を調べたり、現在の年収から借入可能額を調べたり、毎月の返済額から借入可能額を調べたりすることは、インターネットの住宅ローンシミュレーションを使えば、誰でも簡単に計算することができます。

必要な項目を入力するだけで結果は自動計算されるのでとても便利です。

長期的な視点から自分でシミュレーションを行い、無理のない返済計画を立てた上で、マイホームの購入予算を決定するようにしましょう。

3.情報を集める

マイホームを購入する際には、事前に条件を整理して、たくさんの情報を入手するなどの事前準備が重要です。

ここでは条件整理のしかたや情報収集のしかたについてご紹介します。

最初に理想の条件を決めておく

情報を収集する前には、あらかじめ家族の意見をまとめて理想の条件を決めておくと、物件の検索や条件の絞り込みを行う際に重宝します。

戸建かマンションか、新築か中古かなどの物件種別や、希望のエリアや最寄り駅、学区、物件の広さ、部屋数、物件価格など、できるだけ詳細にイメージしておくと目指す物件を手早く探し出すことが可能になります。

また住まいの付帯設備や立地条件、周辺施設などの希望があれば、それらも全て優先順位を付けて書き出しておくと良いでしょう。

マイホーム購入時に役立つ情報収集ツール

近年では、インターネットの専門サイトがなんといっても情報量が多いので、情報収集のメインツールになります。

また検索機能を使えば物件の絞り込みが容易に行うことができるのがメリットです。

ここであらかじめ条件面をまとめておいたものが非常に役に立ちます。

また不動産会社の店頭では、まだ表に出ていない情報を得られることがあります。

営業エリア内の最新情報が集まるので、インターネットからの情報だけに頼らずに、希望するエリアの不動産会社に相談するようにしましょう。

その他では、新聞折り込み広告や投げ込みチラシ、住宅情報誌なども地域の情報を得るために欠かせないツールです。

インターネットの情報量にはかないませんが、特定エリアの価格相場を把握するのに役立ちます。

4.不動産会社を探す

マイホームを購入する際には、不動産会社が欠かせません。

中古住宅を購入する場合はもちろん、分譲住宅・分譲マンションの購入や土地を購入して注文住宅を建てる場合にも不動産会社に依頼する必要があります。

しかし一口に不動産会社といっても、不動産の取引形態には「売主」、「販売代理」、「仲介(媒介)」などがあり、不動産会社によって得意不得意や扱っていない業務もあります。

したがって不動産会社の種類を知って、購入したい物件に応じて不動産会社を選ぶことが大切です。

不動産会社の種類を知る

中古住宅や中古マンション、土地であれば不動産仲介会社が販売窓口になるのが一般的です。

一方、新築マンションや建売分譲住宅であればデベロッパーやハウスメーカー・工務店などが売主となって、販売代理店、仲介会社が販売窓口になるのが一般的です。

販売代理店とはデベロッパーやハウスメーカー・工務店などから販売を委託された会社のことで、購入者は販売代理店を通してマイホームを購入することになります。

したがって購入する物件の種類によって相談先が異なるため、それぞれの特徴を良く理解しておくことが大切です。

信頼できる不動産会社の選び方

マイホームを購入する際には、信頼できる不動産会社を選ぶことが重要になります。

仲介会社であれば希望のエリアでの仲介実績や情報量の多さなどがポイントになりますし、購入後のリフォームにも対応してもらえることがあります。

地域での評判なども気にかけておくと良いでしょう。

また売主がデベロッパーやハウスメーカーの場合には、販売窓口として直接物件購入者と関わることはありませんが、過去の供給実績や欠陥トラブルなどについてもきちんと調べておくと安心です。

過去には経営悪化によりデベロッパーが倒産してしまったケースも多いので、注意が必要です。

買いたい家が決まった後の実際にマイホームを購入する際の流れ

購入したい家の種類が決まったら、実際に購入するまでの流れはどのようになるのでしょうか。

ここでは分譲マンションを購入する場合と注文住宅を建てる場合の流れをご紹介します。

マンション・注文住宅購入の流れ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

分譲マンションを購入する場合

➀物件情報の収集

希望のエリアにはどんな物件があって、物件価格の相場はどれくらいなのかをインターネットの物件情報や住宅雑誌、販売チラシなどで把握します。

少しずつ条件を絞り込んで、気になる物件をチェックしましょう。

➁問い合わせ、物件見学

気になる物件を見つけたら、モデルルームを見学します。

できるだけ複数の物件を見学して比較検討し、物件の絞り込みを行います。

納得できる物件がなければ、少しずつエリアを広げていきます。

➂購入申し込み

納得できる物件に出会ったら購入申し込みを行い、購入の意思表示をします。

➃住宅ローン事前審査

購入申し込みと同時に住宅ローンの事前審査を受けます。

金融機関による事前審査が行われ、住宅ローンの可否や借入可能な金額が決定されます。

➄売買契約

住宅ローンの事前審査に通れば重要事項の説明を受け、内容に納得がいけば正式に売買契約を締結します。

➅住宅ローン申し込み、ローン契約

売買契約が成立したら正式に住宅ローンの申し込みを行い、本審査に通ればローン契約(金銭消費貸借契約)を結びます。

➆残金決済、引き渡し

物件が完成したら内覧会で建物の状態をチェックし、住宅ローンの融資を受けて残金を支払い、物件の引き渡しを受けます。

注文住宅を建てる場合

注文住宅を建てる場合には、土地を購入して注文住宅を建てるケースと、すでに所有している土地に注文住宅を建てるケースがあります。

土地購入までの流れは、分譲マンションを購入するまでの流れとほぼ同じです(ただし土地代金の支払いは金融機関のつなぎ融資を利用して行います)。

ここでは、土地を購入した後に注文住宅を建てるまでの流れをご紹介します。

➀施工会社探し

注文住宅を建てる施工会社を探します。

住宅展示場や実際の施工物件を見ながら、自分のイメージ通りの家を建ててもらえる会社を探します。

また、土地探しと同時並行しながら施工会社を探す場合には、プランや概算見積もりを比較して施工会社を絞り込むことが可能になります。

➁設計、プランニング

施工会社を1社に絞り込んだら、具体的な要望を伝えて設計や見積もりを依頼します。

施工会社と打ち合わせを重ねてプランや仕様を決定します。

また敷地の地盤調査を行って、建物を建てる際に必要な地盤の強度があるかどうかを確認します。

➂工事請負契約

建物のプランや仕様が固まったら正式見積もりを出してもらって、金額が折り合えば施工会社と工事請負契約を締結します。

➃建築確認申請

建築予定の建物が建築基準法などの法令に適合しているかどうかの確認審査を受けます。

➄工事着工

建築確認済証の交付を受けると、いよいよ工事の着工です。

➆完成、引き渡し

工事が完成すると完成検査を行い、特に問題がなければ住宅ローンの融資を受けて残金を支払い、引き渡しになります。

尚、ここまでに支払いが必要になる着工金や中間金などは金融機関のつなぎ融資を受けて支払います。

つなぎ融資は引き渡し時に住宅ローンと精算します。

マイホーム購入後の確定申告・控除についてもわかりやすく解説

住宅ローンを利用してマイホームを購入した場合には、一定の条件を満たせば住宅ローン控除を受けることができます。

住宅ローン控除を受けるためには、マイホームを購入した年の翌年1月以降に「確定申告」を行います。

確定申告は、まず確定申告書と住宅借入金等特別控除額の計算明細書に必要事項を記入します。

これらの書類はそれぞれ国税庁のサイトからプリントアウトするか、最寄りの税務署で入手できます。

さらに、源泉徴収票や住民票の写し、住宅ローンの年末残高証明書、土地・建物の売買契約書や工事請負契約書のコピー、建物・土地の登記事項証明書などの必要書類を添付して、住所地を管轄する税務署に提出します。

会社員などの給与所得者は、購入の翌年に確定申告を行えば、2年目以降は「年末調整」で手続きすることができます。

確定申告で還付されるお金は、約1か月後に指定口座に振り込まれます。

住宅ローン控除

これらの手続きはマイホーム購入後に行うものなので、忘れないようにしましょう。

マイホームを購入するタイミングはいつ?

マイホームを購入するタイミングは人それぞれですが、どのようなきっかけで購入する人が多いのでしょうか?

マイホームを購入するタイミングの多くはライフスタイルの変化

一般的には結婚や出産、子供の成長に合わせて、親の介護や親との同居などの家族構成やライフスタイルの変化、賃貸住宅の契約更新などがきっかけになると思われますが、実際のところはどうなのでしょうか。

住宅金融支援機構が20歳代から50歳代の民間住宅ローンの利用予定者を対象に行ったアンケート調査の結果があります。

この調査によると、マイホームを購入した理由のうち20~30歳代では「子供や家族のため」や「結婚を機に」といった世帯形成による理由が多く、50歳代になると「老後の安心のため」という理由が圧倒的に多くなっています。

また「もっと広い家に住みたい」や「もっと質の良い家に住みたい」といった生活環境の質の向上を求める人は、全ての年代で比較的多く見られる傾向があります。

総合的には、ライフステージに関することが最も多く、次いで生活環境の質の向上、経済的理由の順になっています。

参考:2014年度民間住宅ローン利用者の実態調査|フラット35利用者調査:住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)

マイホーム購入にコロナはどう影響する?

その他にマイホーム購入を決めるタイミングとして「金利」があります。

金利は世の中の景気によって左右されるため、今後も常に変動する可能性があります。

現在は超低金利時代と呼ばれ特にここ約10年間は、ほぼ横ばい状態が続いています。

現在のコロナ禍がしばらく続けば、日銀の金融緩和政策が継続される可能性が高いため今後も低金利は続くことが予想されます。

一方でコロナウイルスが終息して景気が回復すれば、住宅ローン金利が上昇する可能性もあります。

いずれにしても短期的に急激な金利上昇が起こる可能性は低いですが、中長期的な視点では金利上昇のリスクは十分に考えられます。

住宅ローンで変動金利を利用する際には、特に金利上昇のリスクを考慮する必要があります。

マイホーム購入で失敗してしまう人がやりがちな4つの過ち

住まいを購入した後に、もっと自分の意見を主張すればよかった、周辺環境をもっと良く調べるべきだった、家事動線や収納など間取りの使い勝手が思ったほど良くなかった、資金計画を綿密に立てるべきだった・・・など後悔する人は多くいます。

そして中には欠陥住宅だったなどという悲惨なケースもあります。

はじめから100%満足のいく住まいを購入するのは難しいとしても、できるだけ後悔することがないようにしたいものです。

住まいづくりで失敗してしまう人には、一定の傾向があります。

そこでマイホームの購入で失敗してしまう人がやりがちな4つの過ちをご紹介します。

1.資金計画

お金の問題で後悔する方は非常に多いと思います。

原因は資金計画の甘さです。

予算が曖昧なままで購入計画を進めてしまったために、本来の調達可能な予算をオーバーしてしまったり、予定外の出費がかさんでしまったりするケースが数多く見られます。

また、建築後にかかる税金や建物の修繕費のことを考えていなかったために、家計が圧迫されて住宅ローンの返済が困難になることもあります。

住宅の購入ではつい金銭感覚が麻痺してしまい、「これくらい何とかなるだろう」と要望がどんどん膨らんでいってしまいがちになりますが、はじめにしっかりとした資金計画を立てて、予算管理をきちんと行っていくことが求められます。

そして何よりも身の丈に合った物件を選ぶことが大切です。

2.立地や周辺環境の問題

住まいの立地条件については日常生活を行って行く上で非常に重要な要素になるので、こだわりを持つ方が多いと思います。

それでも実際に住んでみてから不便さや欠点に気付くケースも多くあります。

「利便性を求めて駅近の物件を購入したが、騒音が大きくて治安も悪い」、「子育てに良いと思って豊かな自然が残るエリアを選んだが、通勤や通学・買い物が不便」、「近隣に大型のマンションが建って全く日があたらなくなった」などという話はよくあるケースです。

目先のことばかりにこだわらずに、将来のことや家族全員のことを考えて立地を決めることが大切です。

3.業者選び

業者選びで後悔する人は意外とたくさんいます。

なんとなくハウスメーカーのモデルハウスやマンションのモデルルーム、不動産会社などを訪問して、担当者の印象が良かったので他の会社の話を聞かずに契約してしまうと、後々後悔することになる傾向があります。

住まいの購入で失敗しないようにするためには、事前に自分で情報収集を行い、複数の会社から話を聞いて、多くの物件を比較検討することが大切です。

そのための手間や時間を決して惜しんではいけません。

そして業者の話の真偽を見分けるためには、最低限の基礎知識を身に付けておく必要があります。

面倒くさがりな人ほど住まいの購入で失敗しやすいので、注意が必要です。

4.建物の間取りや構造

最初は意気込んで熱心にカタログや住宅雑誌などを見て研究し、住宅会社との打ち合わせにも熱が入っていても、そのうち疲れてきてついなんとなく妥協してしまうことが多くなります。

そして住宅会社の言いなりになって家を建てた結果、入居後に間取りの使い勝手の悪さや収納の少なさ、断熱性の低さなどに不満を持つ方が少なくありません。

満足度の高い住まいを手に入れるためには、とにかく根気が大事です。

注文住宅の設計やプランの打ち合わせには3か月以上かかる場合もあるので、高いモチベーションを持ち続けなければなりません。

また、家族全員の意見をまとめることも重要です。

それらが難しい場合には、実際の間取りを見て購入できる建売住宅や分譲マンション、中古住宅の購入を検討しましょう。

しかしその場合にも、多くの物件の間取りや住宅性能を良く比較して、納得できる物件を根気よく探すことが大切です。

あとで「もっと打ち合わせに時間をかければ良かった」、「もっと良く考えれば良かった」、「家族で良く話し合っておくべきだった」・・・などということにならないようにすることが大切です。

マイホーム購入の体験記が読めるブログ4選

マイホームの購入体験記が読めるブログを4つご紹介します。

マイホームを購入するまでの経過、奮闘ぶり、購入した後の住み心地など、知りたい情報満載ですので是非参考にしてみてください。

ぱぴこのおうち~ズボラ主婦ぱぴこの映えないマイホーム・子育て・日常あれこれ~

注文住宅でマイホームを購入して3年目のぱぴこさんによるブログです。

小さいお子さんと旦那さんの3人暮らしを送っているぱぴこさんが、3年間の注文住宅での生活で感じた「やって良かった」「こうすれば良かった」を日々の生活と共に綴っています。

購入から時間が経ってからの視点で振り返っているので、リアルな住み心地や冷静な感想が覗けます。

身の丈にあったお家作り~桧家住宅でマイホーム~

DIY大好きなchocoさんが、マイホームを購入し田舎に移住した体験談です。

できるだけお金をかけずに、でも満足のいくインテリアや収納にこだわって家づくりをしたいという思いから、さまざまな工夫やアイディアを綴っています。

オプション費用の節約やおしゃれで安い家具をそろえる方法など、実用的な情報が満載です。

momoi家のマイホーム計画

2020年夏にマイホームが完成予定の現在進行形のブログです。

注文住宅を建設予定のmomohome-710さん。

完成までの打ち合わせの様子や、ひとつひとつ仕様や素材を選ぶ過程など細かく経過を読むことができます。

1歳の娘さんの可愛らしい様子も癒しになりますよ。

都心にマンションを購入したDINKSの話

東京都内にマンションを購入したはろうぃんさんご夫婦のブログです。

このご夫婦はマイホーム購入を考えてから1カ月という短期間でマンションを購入されています。

その間の夫婦間での葛藤や、マンションを買って良かった点などを詳しく綴っています。

戸建てとマンション購入で迷っている方におすすめのブログです。

まとめ

ほとんどの方にとって、マイホームの購入は人生の一大イベントといえます。

また、初めて経験するという方が大半でしょう。

それぞれの方が夢や希望を抱いて購入計画を立てると思いますが、憧れだけでは決して満足度の高い住宅購入はできません。

納得のいく住まいを手に入れるためには、まずは最低限の住まいに関する基礎知識を身に付け、きちんとした手順を踏むことが不可欠になります。

そしてマイホームを購入した後の確定申告などの手続きもきちんと行っておきたいものです。

本記事の内容を参考にして、満足度の高いすまいを是非手に入れてください。

うちハピ

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