また、解説に入る前に家づくりを失敗させない為に、1番重要なことをお伝えさせて下さい。
マイホーム計画を立てる際に、まずはじめに絶対にしておくべきことがあります。
それははじめにお住いの地域に対応している、住宅メーカーからカタログを取り寄せてしまうこと。
『家を建てたい!』と思ったら土地探しよりも、住宅ローン等の資金計画よりもまずはカタログ集めからはじめて下さい。
多くの方が、何も知識がない状態で住宅展示場を訪れますがそれは大変危険です。
実際、しっかりと比較検討せずに3、4社見学しただけで契約してしまい、後から取り返しのつかない後悔をしてしまう方も少なくありません。
最初に地域に対応している様々な住宅メーカーのカタログを取り寄せておくことで、各社の特徴や相場を知ることができますし、メーカーとの値引き交渉も非常に有利になります。
ちなみにカタログ集めは、一社一社調べて取り寄せるのではなくHOMESの一括カタログ請求が便利で簡単ですし、安心して使えます。
100%納得のいくマイホームづくりのためにも、少しの手間を惜しまず最初にカタログ集めをしてしまうことをおすすめします。
それでは解説を進めていきます。参考にしてください。
もくじ
東京都でヘーベルハウスで注文住宅を建てた理由・決め手
偶然気に入ったのが「ヘーベルハウス」でした
家を建てようか、という話を夫婦でするようになり、最初に考えたのは「建売にするかどうか」でした。
価格的に土地と建物の合計で金額が最初から明確な建売住宅は魅力的でしたが、まずは色んな家を見てみようと行ってみた住宅展示場で「ここがいいな!」と夫が気に入ったのがヘーベルハウスでした。
阪神・淡路大震災の写真と火事に強い外壁が決め手に
住宅展示場で家をそれぞれ見て回っていた時は、どこの工務店かなどあまり気にしていませんでした。
どの家も素晴らしく「こんな家を建てるにはどれだけ広い土地が必要だろうね」と贅沢な造りを現実味なく見ていました。

部屋の間取りや、雰囲気を見て「素敵だねー、いいねー」とはしゃぐ私とは違い、それぞれの家の耐震性や、機能面を確認していた夫がヘーベルハウスに注目したのは「阪神・淡路大震災を耐えた家の写真」と「火事に強い外壁」でした。
いつかは大地震がくると言われている中、地震での被害はもちろんですが、火事が起きた場合の事を考えたほうが良いと思っていたようで、耐火性の強さは夫にとって「ヘーベルハウスに決めよう!」と決定する重要なポイントになったようでした。
注文住宅を建てようと考えたきっかけ
一生賃貸か、自分の家を持つか、妊娠が決断するきっかけに
東京都内に住んでいる夫と付き合ってほどなく、夫の部屋に私が住ませてもらうようになり結婚。
そのままの部屋で新婚生活を続けていました。
夫が部屋を決める時にかなりこだわって探したそうで、駅近で日当たりが良くとても気持ちの良い部屋だったので、このままここに住んでもいいなと思っていたのですが、妊娠をして子どもを育てるにはちょっと手狭だったので、引っ越しを考えるようになりました。
ある日、夫に「一生賃貸に住むか、マンションか家を購入するつもりなの?」
と聞いたら「買えるなら家を買いたいなぁ」と答えたところから、ポンポンと夢のマイホーム計画が進む事になりました。
まずは、マンションにするか戸建にするか?を考えて、買うなら土の上に自分の家を持ちたい、と戸建で探すことにしました。
話し合う中で、注文住宅にしよう!と決まった訳ではなく、気づいたら「あれ?これ注文住宅だね?」という感じでした。
家を建てる知識もなく、希望に合うものを探していて自然とそうなっていました。
注文住宅を建てる際にまず取り組んだこと
銀行でいくら借りれるかを聞いたら、いくら借りたいかを聞かれた
最初、何も分からなかったので、銀行に行きました。
「住宅ローンを組みたいんですが、いくらお借りできますか?」と聞くと「必要な金額はおくらいですか?」と逆に質問されて、借りる時は必要な金額を知らないと話にならないと分かりました。
全く価格の予想が出来ていなかったので、家の価格を調べるために住宅展示場に行きました。
住宅展示場で気に入ったのは機能面
住宅展示場で家を見て回る中、夫がヘーベルハウスの耐震性や、機能面に惚れ込んだ為、他の工務店での相談や見積もりも全くとらず、ヘーベルハウスで全ての相談をしました。
初めて行った翌週には、具体的な相談をし始め「勤務地から1時間以内の場所、駐車場2台分欲しい、家の広さの目安」その条件で、「土地代と建築費合計でこれくらいの金額」とお願いして、土地を探してもらいました。
注文住宅を建てようと思い立ってから完成までにかかった期間
9月中旬に住宅展示場に見学に行き、9月末には土地の契約をしました。
翌年1月半ばに着工して、5月半ばに入居しました。
家を建てる際にかかった費用とその内訳
収入印紙代
土地の売買契約書 15,000円
土地代 6,000円
工事請負契約書 15,000円
支払った金額
土地の手付金1,000,000円
固定資産税3,442円
土地代 22,100,000円
建築費 25,000,000円ほど
買売契約の仲介手数料 790,650円
司法書士 (書類作成など)329,000円
家を建てる際にやっておいてよかったこと
ライオン先生
設計をし始めてから、ヘーベルハウスのサービスで、ヘーベルハウスで建てたご自宅を3件巡るという企画に参加させてもらいました。
築浅のお宅や、20年近く経つお宅を見せていただき、住んだ後のイメージを掴むよい機会になりました。
部屋の中に洗濯を干す場合の設計や、子どもが小さい時、家に夫婦だけになった時と、家族の年齢で変わる部屋の使い方を考えて設計を考える事ができました。
建築中に住んでいた家が、小さい部分がとても便利な造りになっていたので、そういう部分を新しい家にも採用しました。
トイレのこだわり
ライオン先生
トイレットペーパーや保管場所は、埃がたまりやすそうなので、扉で密封できるようにしました。
高い部分に突っ張り棒はできれば避けたかったので、収納場所を作れて良かったです。
また、トイレットペーパーの上に携帯をちょい置きできるような台をつけました。
北側でも大きな窓
ライオン先生
採光といえば南側の窓ですが、明るい方が良い!と、北側に面する窓も大きめに作りました。
日中も柔らかい光で部屋全体が明るくなるので小さくせず良かったです。
家を建てる際にやっておけばよかったこと
外構をもっと話し合えば良かったと後悔しています。
話し合うタイミングを逃してしまい、玄関の近くにシンボルツリーを地植えしたかったのですが、空間を空けて欲しいと伝えそびれてコンクリートで埋められてしまいました。
家の建築は何でも確認作業をしっかりしてもらっていたのですが、外構は別の業者に依頼するつもりだったので、最低限ヘーベルハウスにしてもらう予定だった為、口頭で言ってたつもりが通じてなかったのと確認作業を抜かしてしまっていました。
ヘーベルハウス側からは、コンクリートを流すと言われていたので相手の落ち度はないのでしょうがないと思うけれど、ちょっと残念でした。
これから家を建てる方へのアドバイス
ライオン先生
可能であれば色んなお宅を訪問してみると良いと思います。
そして、そのご自宅で気に入ってる点と、こうだったら便利なのにという点を聞いておくと、自分の家づくりの時に役立ちます。
我が家は「パソコンを置く場所が欲しい」「リビングに続く和室が欲しい」「玄関に土間スペースが欲しい」「台所に勝手口が欲しい」という要望がありました。
ヘーベルハウスの担当の方に、コンセント位置のアドバイスで「キッチンでミキサーなどを使えるように」と「食事するテーブルの高さにあるとホットプレートなど使える」と言っていただけたので採用したのですが、とても便利です!
具体的に生活してるイメージをしてみると、「来客の時」「洗濯物」「兄弟の部屋の間取り」など、後々やってて良かったという事があると思います。
まとめ
一生に一度の大きな買い物と言われるマイホームの購入ですが、初めてなのでこうしとけば良かったという点があったり、100%失敗なしは難しいかもしれません。
それでも、担当の方のアドバイスや、その工務店で建てたご自宅を見せてもらう事で、かなり満足度の高い家を完成させることができました。
毎週末は話し合いで忙しい時期もあり、コンセントや電気の位置まで自分で決めるの、細かくて大変!!と設計の段階では嫌になる時もありましたが、その分どの部分にも愛着のある家になりました。
建築中にお腹にいた子どもを出産して数ヶ月後には、新しい家に引っ越し、泣き声も近所の方の目を気にすることなく、のびのびと子育てする事ができました。
今では二人目も生まれて、元気すぎて喧嘩も多いですが、戸建にしたお陰で飛び跳ねたり、大きな声で騒いでも平気です。
我が家は戸建で大正解だったと、日々の生活を幸せに過ごしています。

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