<記事の情報は、2023年9月7日時点のものです>
家を購入するなら「二階建て住宅」にしますか?
それとも「平屋住宅」にしますか?
多くの方は二階建てを想像したでしょう。
平屋住宅はワンフロアなので、足腰に不安を抱える世代に人気があります。
そのためか古い印象があって、初めて家を購入するという方の選択肢には入らないことが多いようです。
しかし実は最近、若い世代から注目を集めているのです!
人気の理由は、差別化しやすい「デザイン」そして「シンプルな暮らし」にあります。
暮らしの質を高める平屋住宅の魅力をもっと知りたいという方の為に、平屋住宅の特徴や商品を詳しく解説していきます!
当記事の内容は、
- 平屋住宅の建築実例や間取り
- 平屋住宅のメリット・デメリット
- 平屋住宅の注意点
- 平屋住宅の価格相場
- ハウスメーカーの平屋住宅15選
- 【番外編】平屋住宅建築ブログ5選
以上のようになっています。
新築購入を検討中だけど「平屋ってどうなの?」という疑問を、ここから一緒に解決していきましょう!
また、解説に入る前に家づくりを失敗させないために1番重要なことをお伝えします。
それは、1番最初にマイホーム建設予定に対応している住宅メーカーからカタログを取り寄せてしまうこと。
これから30年、40年と生活をするマイホーム。絶対に失敗するわけにはいきません。
家を建てようとする人がよくやってしまう大きな失敗が、情報集めよりも先に住宅展示場やイベントに足を運んでしまうこと。
「とりあえず行ってみよう!」と気軽に参加した住宅展示場で、自分の理想に近い(と思い込んでいる)家を見つけ、営業マンの勢いに流され契約まで進んでしまう人がかなり多いのです。
はっきり言って、こうなってしまうと高確率で理想の家は建てられません。
もっと安くてもっと条件にあった住宅メーカーがあったかもしれないのに、モデルハウスを見ただけで気持ちが高まり契約すると、何百万円、場合によっては何千万円という大きな損をしてしまうことになるのです。
マイホームは人生の中でもっとも高い買い物であり、一生の付き合いになるわけですから、しっかりと情報収集せずに住宅メーカーを決めるのは絶対にやめましょう。
とはいえ、自力で0から住宅メーカーの情報や資料を集めるのは面倒ですし、そもそもどうやって情報収集すればいいのか分からない人も多いはず。
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LIFULL HOME'Sカタログ一括請求サービスのすごいところは、家を建てる予定のエリアや希望の条件を入力するだけで、簡単に条件にあったハウスメーカーや工務店がピックアップされ、まとめて資料請求ができるところ。
メーカーごとの強みや特徴が分かりますし、複数社で価格を競わせることで全く同じ品質の家でも400万.500万円と違いが出ることさえあります。
また、上場企業が厳しい審査をしているのも大きなメリットです。
審査に通った優良住宅メーカーのみ掲載が許されているので、悪質な会社に騙されたりしつこい悪質営業をされることもありません。
家を建てる前には1番最初にカタログを取り寄せてしまうことをおすすめします。
また、より慎重に住宅メーカーを決めたい方には、同じく東証一部上場企業のリクルートが運営している「SUUMO」の一括資料請求サービスもおすすめです。
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マイホームは一生に一度の大きな買い物。大きな損をしないよう、面倒くさがらずに必ずHOME`SとSUUMOのカタログ請求をしてくださいね!
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それではここから、詳しく解説をしていきます。
【本記事の監修者】 宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 大学卒業後、東証一部上場大手保険代理店へ入社。その後、大手不動産ポータルサイト運営会社へ転職。ITベンチャー企業での経験を経て株式会社Azwayを創業。 「住まい」と「ライフスタイル」に特化したWEBサービスを手掛けている。
もくじ
- 1 平屋住宅の建築実例や間取り ~インスタ編~
- 2 平屋住宅のメリット・デメリット
- 2.1 平屋住宅のメリット1.家事がしやすい
- 2.2 平屋住宅のメリット2.耐震性がある
- 2.3 平屋住宅のメリット3.設計の自由度が高い
- 2.4 平屋住宅のメリット4.ランニングコストが安く済む
- 2.5 平屋住宅のメリット5.無駄なスペースを省ける
- 2.6 平屋住宅のメリット6.自然を身近に感じられる
- 2.7 平屋住宅のデメリット1.眺望は望めない
- 2.8 平屋住宅のデメリット2.広い土地面積を要する
- 2.9 平屋住宅のデメリット3.プライバシーを確保しづらくなる
- 2.10 平屋住宅のデメリット4.中心部に光や風が入りにくい
- 2.11 平屋住宅のデメリット5.災害時に2階に避難できない
- 2.12 平屋住宅のデメリット6.坪単価や基礎工事費が高くなる
- 3 平屋住宅の価格相場は?
- 4 平屋住宅で失敗しないための4つの注意点
- 5 平屋住宅が得意なハウスメーカー15社のラインナップ
- 6 【番外編】平屋住宅建築ブログ5選
- 7 まとめ
平屋住宅の建築実例や間取り ~インスタ編~
では、まずは平屋住宅がどのようなものかを画像でご紹介します。
今回はハウスメーカーのモデル写真ではなく、あえてインスタグラムの投稿写真でリアルな建築実例を見てほしいと思い選別してみました。
どれもオリジナリティ溢れるおしゃれな平屋住宅ですので、是非インスタでもチェックしてみてくださいね!
#平屋暮らし
平屋での生活をイメージしてみましょう。
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まるでモデルハウスのような外観が素敵ですね。
真っ白な外壁が夜に映えて存在感があります。
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「平屋住宅を建てるならこんな広い庭が欲しい。」と思ってしまうほど、庭が広い!
このように庭をワンフロアの延長として利用する平屋住宅も多くあります。
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玄関ドアが可愛らしかったので思わず選定。
木張りの外壁が縁側に合っていて素敵です。
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このような片流れ屋根は平屋住宅で採用されることが多く、家を広く見せる効果があります。
高さができるのでロフトを設置することも可能ですよ。
#平屋の家
まだまだ素敵な平屋のおうちはたくさんあります。
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まるで二階建てのような天井高が異なる平屋住宅。
実は高い天井を設けられるというのも平屋住宅の魅力のひとつです。
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和テイストの外装や庭の植木が素敵ですね。
煙突があるのは薪ストーブを設置しているから。
これがまた良いポイントとなっています。
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コンクリート塀が重厚感を引き出しているクールな平屋住宅。
これなら家の中にいても外からの視線が気になりませんし、見た目もおしゃれですよね。
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一見すると海外住宅のようなこちらの平屋はインナーガレージを採用しています。
内装の壁紙も可愛らしいですね。
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やはり真っ白な外壁はシンプルですが存在感がありますよね。
こちらの平屋住宅には、ロの字型中庭が設けられています。
光を取り込みづらいという平屋住宅の欠点を覆すような、素敵な中庭になっているので、是非投稿もチェックしてみてください。
#平屋間取り
続いて、間取りのご紹介です。
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家の中央に庭を設置したり、リビングを広く設けたり、平屋住宅は二階建て住宅よりも自由度が高いので、間取りを考えるだけでも楽しくなりそうですね。
人と被らないオリジナリティを出しやすいのも平屋住宅の特徴です。
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平屋住宅のメリット・デメリット
平屋住宅にはまだまだ沢山の特徴や魅力があります。
もちろん良い点もあれば悪い点もあるので、両点を知っておくことが大事ですよ。
平屋住宅のメリット | 平屋住宅のデメリット |
・掃除がしやすい ・耐震性がある ・設計の自由度が高い ・ランニングコストが安く済む ・無駄なスペースを省ける ・自然を身近に感じられる | ・眺望は望めない ・広い土地面積を要する ・プライバシーの確保が難しい ・中心部に光が入りにくい ・災害時に2階に避難できない ・坪単価が高くなる |
ここでは平屋住宅のメリット・デメリットをそれぞれ詳しく解説していきますね。
それではいきましょう!
平屋住宅のメリット1.家事がしやすい
このメリットは主婦のみなさんには嬉しいメリットですね。
家事をしていて苦労するのが階段の上り下りです。
二階建てだと、寝室とリビングを階にわけて設計する方も多いと思いますが、移動する度に階段を上り下りしなければならないというのは結構疲れるもの。
その点、平屋住宅は生活動線が二階建ての2/3ほど短くなります。
このように生活動線が短いと家事がしやすくなり、毎日の負担を減らすことができます。
階段のあるかないかは、高齢者にとっても優しいつくりになるので、将来にわたって暮らしやすくなるでしょう。
平屋住宅のメリット2.耐震性がある
二階建て住宅よりも一階建ての方が構造的に耐震性が高いです。
例えば2つの箱を積み上げるよりも、横に平置きする方が安定するのは言うまでもありませんね。
縦に長い構造でない分、地震の揺れも少なくて済むのです。
2階の重さで1階が潰れるということもないので安心ですね。
平屋住宅のメリット3.設計の自由度が高い
設計の自由度が高いのも平屋住宅のメリットです。
平屋は二階部分がないので重量や配管などを気にする必要がありません。
屋根に窓をつけたり中庭をつけたり、間取りの自由度が高いことが魅力です。
オリジナリティを出したいのであれば、二階建て住宅よりも平屋住宅の方がおすすめですよ。
平屋住宅のメリット4.ランニングコストが安く済む
ランニングコストの面で言うと、平屋のほうが安く済みます。
なぜなら部屋が密集しているため冷暖房の効率が良くなって光熱費を抑えられるからです。
また平屋の大きな屋根に太陽光パネルを取り付けることで節電もできます。
消費エネルギーを少なくできればエコにも繋がりますね。
平屋住宅のメリット5.無駄なスペースを省ける
階層のない平屋住宅には階段がありません。
そのためデッドスペースになりがちな階段スペースを有効的に利用することができます。
階段スペースがない分、部屋を広くしたり収納を増やしたりもできますね。
平屋住宅のメリット6.自然を身近に感じられる
段差がなくフラットな床の平屋住宅は、内と外の繋がりが大きいのが特徴です。
庭に植えられている植物と常に同じ目線でいられるので、室内にいながらも自然を身近に感じることができます。
中庭などを設置すればより近い距離で緑を感じられますし、木々の成長を楽しむこともできますね。
植物の存在は心理学的にも効果があるとされているので、毎日植物を見て癒されるのもいいかもしれません。
こうしたメリットの一方で、デメリットもあります。
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平屋住宅のデメリット1.眺望は望めない
平屋住宅は高台に建築する以外、眺望は望めません。
目の前に遮るものがなくても、床面が地面と一致しているので、上から景色を見渡すことができないからです。
平屋住宅のデメリット2.広い土地面積を要する
平屋住宅の代表的なデメリットが、広い土地を要することです。
二階建ては土地面積が小さくても階層を増やせば床の面積を増やすことができます。
しかし平屋住宅はワンフロアなので、床の面積を増やす為には土地が必須なのです。
庭を持つとなると尚更大きな土地面積が必要になりますね。
平屋住宅のデメリット3.プライバシーを確保しづらくなる
階層がない平屋住宅はすべての部屋が地上1階にあります。
それはつまり家の前の通行人と同じ目線になるということです。
平屋の魅力でもある大きな窓は日当たりや風通しをよくしますが、プライバシーや防犯の面で難点となるでしょう。
またプライバシーを確保し難いという問題は、居住者同士でも言えることです。
平屋はワンフロアで廊下が少なく、複数の部屋が密集しているため、プライベートな空間を作りづらくなっているのです。
一度リビングを経由しないと個人の部屋に出入りできなかったり些細な音が気になったり、設計での工夫が必要なポイントです。
平屋住宅のデメリット4.中心部に光や風が入りにくい
建築面積が広い平屋住宅は中心部に光や風が入りづらくなるデメリットが生じます。
対策としては、中庭をつくって「コの字型」または「ロの字型」設計にすることで光を取り込む方法があります。
また空気がこもらないように天窓を設置するのも良いですね。
平屋住宅のデメリット5.災害時に2階に避難できない
平屋住宅の場合、例えば水害が発生して1階が水浸しになっても2階に避難することはできません。
また長方形型の設計で玄関口が遠いと、災害時に避難が遅れる可能性もあるので注意が必要です。
海や川など水辺に近いエリアでの平屋住宅の建築は向かないでしょう。
平屋住宅のデメリット6.坪単価や基礎工事費が高くなる
平屋住宅は建築面積を要する為、それに比例して坪単価も高くなります。
また地盤を固める基礎工事や、広い屋根の材料費なども高くなりがちです。
とはいえ平屋住宅にすることでコストカットされる面もあるので、上手に予算を組み立てることが大事ですね。
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平屋住宅の価格相場は?
あなたは平屋住宅の価格帯に対して高いイメージがありますか?
それとも安いイメージがありますか?
平屋住宅に限った価格相場のデータは残念ながらありませんが、様々な平屋住宅の価格帯を調査してみると、注文住宅の相場とそれほど大差はないことが解りました。
2LDK~3LDK の間取りで1,000万円台から2,000万円台、4LDK になると2,000万円台後半が相場です。
以下はそれぞれ同じ地域に建てられた平屋住宅と二階建て住宅の費用例です。
- 【二階建て(A)】本体価格 2470万円/延床面積 132.76㎡/坪単価62万円
- 【平屋住宅(A)】本体価格 2470万円/延床面積 131.25㎡/坪単価63万円
- 【二階建て(B)】本体価格 2200万円/延床面積 123.39㎡/坪単価 59万円
- 【平屋住宅(B)】本体価格 2200万円/延床面積 99.70㎡/坪単価 73万円
AとBのどちらも本体価格は同じです。
具体的にはAは本体価格・延床面積・坪単価ともに同じような価格帯。
一方Bは本体価格は同じですが、平屋住宅の方が延床面積が小さく坪単価が高くなっています。
実は平屋が高いと言われる要因は、この坪単価にあるのです!
単純に考えてみてください。
積み重なった2階部分を1階に足すと、土地面積は2倍かかってしまいますよね。
しかしこれはあくまで2階部分をまるまる充当した場合です。
実際は、1階にまとめることでカットできるスペースが出てくるので、土地面積だけでは判断しづらいところがあります。
カットできるスペースとは、例えばトイレです。
トイレは二階建て住宅の場合、1階と2階の両階につけることが一般的ですが、平屋住宅では一ヵ所だけで済みます。
また階段がなくなることで階段スペースもなくなりますね。
平屋住宅の間取りは部屋が集約していることが多く廊下があまりないので、廊下の面積も多少カットできるでしょう。
このように広い土地面積を要する平屋住宅ですが、工夫次第では二階建て注文住宅と同程度のものを建てることも可能ですよ。
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平屋住宅で失敗しないための4つの注意点
平屋住宅の注意点は全部で4つ。
- 注意点1.水回りの位置に気を付ける
- 注意点2.防犯対策を徹底する
- 注意点3.用途地域の境界に気を付ける
- 注意点4.屋根の断熱を徹底する
それではひとつずつ見ていきましょう。
注意点1.水回りの位置に気を付ける
平屋住宅の場合、間取りを慎重に決めなければいけません。
二階建て住宅と違って、1階にリビング・2階に寝室のような階をまたいだ防音対策が不可能だからです。
寝室の近くにバスルームやトイレを配置してしまうと、水が流れる音で眠れなくなってしまう可能性があるので注意しましょう。
水回りと寝室はなるべく距離をとるなどして対策すると良いですね。
注意点2.防犯対策を徹底する
土地面積が広い平屋住宅は防犯上心配なことが増えます。
例えば人の多いリビングから離れた位置に出入口があると、もし泥棒が入ってきても気づかない場合がありますし、地上階は侵入されやすくなるので防犯対策は欠かせません。
開口部をつける際はなるべく高い位置にして、格子をつけるなどして対策しましょう。
注意点3.用途地域の境界に気を付ける
平屋は地上1階のワンフロアである為、眺望を望めません。
そのため目の前に大きな建物が建ってしまうと一気に日当たりや風通しが悪くなってしまいます。
もちろん建築法による規制はありますが、2つの用途地域にまたがる場合や都市計画によって基準が変わる可能性もあるので注意しましょう。
平屋住宅を建築する際は慎重な土地選びが大切ですよ。
注意点4.屋根の断熱を徹底する
平屋住宅は床と同様、屋根の面積も大きいです。
そのため広い屋根の断熱を徹底しておくことも忘れないようにしましょう。
実は外部からの熱を受けやすいのは開口部の次に屋根なんです。
コストがかかるからといって屋根の品質を落とすと、冷房の使用などで消費エネルギーが増え、余計に光熱費がかさむので断熱材にはこだわった方がいいですよ。
この点の解決策として太陽光パネルを設置することで、デメリットをメリットに変えることができます。
広い屋根を利用して太陽光蓄電をすれば、断熱効果だけではなく電気代の節約にもなって一石二鳥ですね。
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平屋住宅が得意なハウスメーカー15社のラインナップ
平屋住宅のデザインや仕様は各ハウスメーカーによって異なります。
それぞれに特徴のある平屋住宅を全24種ご紹介していきます。
- ミサワホーム
- ユニバーサルホーム
- 大和ハウス
- 積水ハウス
- 住友林業
- クレバリーホーム
- タマホーム
- パナソニックホームズ
- セキスイハイム
- トヨタホーム
- 三井ホーム
- 一条工務店
- 日本ハウスHD
- 平屋住宅【平屋専門】
- 星の家【平屋専門】
それでは順に説明していきましょう!
1.ミサワホーム
グランリンク平屋
グランリンク平屋は、中央にある大きなリビングが特徴。
家の真ん中にリビングを配置することで、家族間のコミュニケーションが増え、家事や育児がしやすくなるメリットがあります。
床はリビングから軒下のウッドデッキまでがフラットに。
簡単に庭へアプローチできるので、遊び盛りのお子さんも元気にのびのび過ごすことができますね。
またフラットな床は子どもだけではなくご高齢者にも優しい設計です。
老若男女問わず暮らしやすく、交流を深めやすいというのが魅力的ですね。
価格は32坪タイプで約2,300万円となっています(プラン、地域により異なります)。
スマートスタイルA平屋
「自然に囲まれながら穏やかな暮らしをしたい。」
という方にぴったりなのが、スマートスタイルA平屋。
窮屈さをなくした広々とした空間は、心までも豊かにさせてくれます。
スマートスタイルA平屋は建物の周囲が庭になっています。
そのためどの部屋からもでも緑を楽しむことができます。
間取り図で確認すると以下のような構図です。
「迎え・寛ぎ・香り・癒し・育み・遊び・実り・憩い」の8つをコンセプトに、暮らしながら自然を楽しめる設計になっています。
MJウッド平屋
MJウッドとは、ミサワホームの新工法を用いた耐震木造住宅のこと。
そしてMJウッド平屋は、小屋裏収納があるタイプの二層建てで平屋に近いものとなっています。
暮らしを快適にするワンフロアに、収納力の高い小屋裏スペースを兼ね備えた「新しい平屋のカタチ」とも言えます。
平屋はもともと構造的に耐震性に優れていますが、1本1本の強度が高いMJウッドを使用することで、より耐震性が高い住宅になりますね。
2.ユニバーサルホーム
フラットワン
フラットワンは、日本の和モダンを意識した「Japanese」と、南欧風の可愛らしいデザインが特徴的な「Provence」の2種があります。
どちらもテラス付きで、落ち着きのある雰囲気を生み出してくれます。
アルファヴィータ
天井に高さをプラスして、暮らしにゆとりを持たせるのがアルファヴィータ。
ワンフロア+αの新しい平屋住宅のカタチを実現しています。
+αの空間には、子供部屋にもできるロフトを設けたり、和室空間を設けたりすることができます。
参考:平屋注文住宅|商品ラインナップ|注文住宅のユニバーサルホーム
3.大和ハウス
xevoΣ(ジーヴォシグマ)
天井高2m72㎝の大空間を生み出すジーヴォシグマは、縦にも横にも広さがある平屋住宅です。
そのうえ鉄骨造なので耐震性もバッチリ。
xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)
ライフスタイルや用途に合わせて空間を利用したい方には、ジーヴォグランウッドがおすすめです。
以下4つの種類から、自分に合ったスタイルを選ぶことができます。
- 家族が集まって「寛ぐ平屋」
- 特別な空間で趣味を「愉しむ平屋」
- 和風デザインで庭を「眺める平屋」
- 優雅に魅せる「こだわる平屋」
大和ハウスならではの高い天井を生かした平屋住宅ですね。
参考:平屋の暮らし|間取りと暮らし方|注文住宅|ダイワハウス
4.清水ハウス
平屋の季(とき)
シンプルな動線でワンフロアの魅力が詰まった鉄骨造の平屋住宅。
軒下テラスを設けることで、庭にある自然の四季を楽しむことができます。
平屋の里楽(りらく)
木の温もりを楽しめる里楽は、天窓があって風通しも良好!
1年中快適な空気に包まれながら体にも優しい暮らしができるでしょう。
5.住友林業
GRAND LIFE Terrace Style(グランドライフ テラススタイル)
ウッドデッキやテラスリビングを設けた住友林業の平屋住宅です。
家の内と外がフラットな状態で繋がっていると自然との距離が縮まり、家族との距離も近づきそうですね。
窮屈な暮らしから解放されたい方におすすめです。
GRAND LIFE Stage(グランドライフ ステージ)
長く住みたいのなら、グランドライフ ステージが一押し!
もともとは平屋ですが、将来的に部分二階建てにしたり、総二階建てにしたりとライフステージに合わせて増改築ができるのが最大の魅力です。
グランドライフの価格帯は、坪単価60万円~100万円程度となっています。
例えば、子どもが増えたら部分二階建てにして子ども部屋のスペースを確保できますし、ご両親と暮らすことになったら二世帯住宅に増改築することも可能です。
このように可変性が高く、子どもや孫の世代にも家を残せるというのは大きなメリットですよね!
参考:住友林業の平屋 GRAND LIFE | トップページ
6.クレバリーホーム
クレバリーホームの平屋は、リビングを中心に据えた間取りで家族皆が集うことのできる住まいです。
リビングからつながるパティオは日差しや風を取り込みながらも、大型ルーバーによりプライバシーにも配慮された設計。
屋根勾配を利用した小屋裏は趣味の部屋や収納スペースとしても使えて、利便性抜群です。
どこにいても人に優しい住まいである為に、ユニバーサルデザインを取り入れた暮らしやすい設計になっています。
クレバリーホームなら自由設計でオンリーワンの平屋住宅が建てられるでしょう。
参考:Granshare (グランシェア) │ 商品ラインアップ │ 【公式】クレバリーホーム (cleverlyhome) 自由設計の住宅メーカー
7.タマホーム
GALLERI ART(ガレリアート)
タマホームのガレリアートは、「平屋」と「ガレージ」を融合したもの。
趣味やアートをガレージで楽しむように、平屋住宅そのものを贅沢に使って楽しんでほしいという思いが込められています。
大好きな車を眺めながら…、懐かしい音楽レコードをかけながら…、リビングでくつろげる。
そんな贅沢な時間を過ごすことができますよ。
参考:GALLERIARTのご紹介 | 家を建てるならタマホーム株式会社
8.パナソニックホームズ
パナソニックホームズでは、住む人のニーズに合わせて多彩なプランがあります。
例えば愛犬との暮らしを楽しみたい方であれば、愛犬専用スペースを設けた、人にも犬にも優しい平屋住宅を建てられます。
ちなみに間取りはこんな感じ。
他にも、趣味のギターを楽しむスペースや、ものづくりをするスペースなど、居住者のライフスタイルに合わせた設計がパナソニックホームズでは実現できます。
参考:平屋の住まい – パナソニック ホームズ – Panasonic
9.セキスイハイム
そだての家
家族の会話が生まれやすい工夫が施された、子育てしやすい平屋住宅です。
子どもがのびのび過ごせるように素材にこだわっていたり、目が届きやすいように室内の壁を少なくしているところも魅力的です。
たのしみの家
夫婦二人世帯向けの平屋住宅なら、たのしみの家がおすすめ!
家の中は夫婦二人がくつろげる空間の他に、誰にも邪魔されることなく各々が一人の時間を楽しめる秘密基地のような空間がつくれます。
夫婦二人で様々な時間の使い方ができますね。
楽の家
シニア家族向けにぴったりな平屋住宅。
楽の家の特徴は、家じゅうがフラットで過ごしやすいところや、身近に自然を感じられるところです。
心と体を楽にする要素が沢山詰まった間取りとなっています。
参考:セキスイハイムの平屋
10.トヨタホーム
SINCE Piana(シンセ・ピアーナ)
日本住宅の伝統的なカタチを取り入れたのがシンセピアーナ。
庭を広く設けて四季折々の緑を感じられやすくなっています。
一般的に大きな窓をつくりやすい平屋住宅は、外からの目線も気になるところ。
その点トヨタホームの平屋住宅は、プライバシーに配慮した設計で、居住者同士のプライベートシーンも確保できるようなつくりになっています。
それぞれの生活リズムに合わせた暮らしができるのが嬉しいですね。
また鉄骨ラーメン構造・ユニット工法なので耐震性も高くて安心です。
参考:シンセ・ピアーナ | 住宅・ハウスメーカーのトヨタホーム
11.三井ホーム
WESTWOOD(ウエストウッド)
まるで海外住宅のような外観。色鮮やかでデザインも可愛らしいですよね。
ウエストウッドは屋根裏が設けられている平屋に近い住宅です。
ちょっとした空間があると程よい距離感を保てるので、居住者同士のプライバシーも気にならなくなるでしょう。
MoreStory(モア・ストーリー)
高齢者世帯におすすめなのが、完全フラットの王道な平屋住宅です。
庭を広く設けているのでプライベート空間も確保できて安心!
また、どの部屋からも庭とのつながりを感じられるので、自然に癒されながら生活することができます。
参考:平屋 |理想のライフスタイルに合った家を選ぶ|戸建住宅 |〈公式〉三井ホーム(注文住宅、賃貸・土地活用、医院・施設建築、リフォーム)
12.一条工務店
省エネや耐震といった住宅性能にこだわったi-smart(アイ・スマート)や、i-cube(アイ・キューブ)などの商品を手掛ける一条工務店でも平屋住宅が建てられます。
自由設計なので間取りも好きなように変えることができますよ。
参考:一条工務店の平屋特集|性能を追求する住宅メーカー 【一条工務店】
13.日本ハウスHD
檜にこだわった家づくりをする日本ハウスHDでは、伝統的なものから斬新なデザインの平屋住宅も建築可能。
技術力の高い職人さんが手掛けるので、安心して家づくりを任せられます。
檜の木材ならではの味わいも出せるところが魅力です。
参考:平屋に暮らす | 暮らし方提案 | 日本ハウスHD – 檜の注文住宅
14.平屋住宅【平屋専門】
平屋住宅専門のハウスメーカーも見つけたのでご紹介します!
こちらは埼玉県の熊谷市を拠点とする平屋住宅という会社です。
この会社のちょっと変わった特徴として、依頼者自身に間取り図を描いてもらうようにしているんだそう。
そうすることで今まで気付かなかった点やはっきりとしたこだわりが見えてくるというものです。
依頼者目線を大事にしたハウスメーカーなのですね。
平屋住宅の商品ラインナップはありません。
特設サイトのフォトギャラリーで確認するか、モデルハウスの住宅展示場に行って確認すると良いでしょう。
参考:平屋の新築一戸建て・注文住宅を建てるなら|埼玉・熊谷の平屋住宅
特設サイト:なぜ、いま人気なの?平屋住宅!|平屋住宅
15.星の家【平屋専門】
愛知県にある平屋住宅専門店「星の家」は、ローコスト住宅の平屋です。
徹底的な費用削減でリーズナブルな価格帯を実現させています。
「とにかく安く平屋住宅を建てたい!」という方におすすめです。
参考:平屋住宅専門店「星の家」| 平屋専門店なら新築平屋住宅が780万円~!
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【番外編】平屋住宅建築ブログ5選
最後に平屋住宅を建築した、または現在建築工事中であるという方のブログをご紹介します!
実際に住んでいる方のリアルな意見が聞けるので参考になりますよ。
気になるブログがあれば、是非チェックしてみてくださいね♪
➀『家造り道とは住林の平屋に住む事と見つけたり』by田舎鍛冶屋
家づくりの最初から最後までを詳細に記録している田舎鍛冶屋さんのブログはとても丁寧。
住友林業で平屋を建てることになるまでの経緯から、引き渡し後の生活で気付いた点などが詳しく書かれています。
見積もりや税金、光熱費などの費用面もチェックできるので、読んでるだけで具体的なイメージが付きやすくなるでしょう。
➁『i-smart×平屋×大空間』by429
429さんのブログでは、平屋住宅のWEB内覧会を行っています。
「平屋住宅の内装や間取りを知りたい!」という方におすすめのブログです。
フラットな文章も親しみがあって読んでいて面白いですよ。
➂『コの字型の平屋完成!こだわりの完全注文住宅』byこゆき
つい最近(2019年4月)引渡しを完了させたという、こゆきさんのブログ。
住宅展示場で家探しをしているところから書き綴られています。
記事数も多く、費用の内訳なども載せているので解りやすいです!
また、買って良かったものや買わなくて良かったものなど比較しやすい内容もあるので参考になります。
➃『平屋の花まるパパのブログ』by花まるパパ
新築平屋を建てて1年経った様子を記録している花まるパパのブログ。
実際に平屋に住んでみてどうかということを素直に書いているのでとても参考になりますよ。
また、「これが無かったらどうだった?」という点を”無い無いシリーズ”として紹介しています。
もし2階が無かったら…のように、平屋住宅を選択する際に気になる点について応えているので、是非チェックしてみてくださいね。
➄『イシンホームFCで平屋を建てる!』byスズ虫
さすが主婦!といった感じで、女性目線で細部にわたって紹介されているのがスズ虫さんのブログ。
ハウスメーカーの決定から入居後の現在まで書き続けられているので、なぜ平屋住宅にしたのか?という経緯も知れます。
写真も多くてわかりやすいところが良いですね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
ちょっと長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます。
戸建てと言うと真っ先に二階建て住宅を選択しがちですが、実は「平屋住宅」にも魅力はたくさんあります!
フラットな床や生活しやすい動線、開放的な空間など、二階建て住宅にはないメリットがありますし、シンプルながらおしゃれで個性的な家を建てることができます。
大きな屋根を利用して太陽光蓄電をすれば光熱費も節約できますね。
ただし坪単価が高くなりやすいのが平屋住宅の欠点でもありますので、土地選びは慎重に行いましょう。
実際に建てた方のブログやインスタなども参考にして、どんな住宅が良いのか検討してみてくださいね♪