「家なんて買うんじゃなかった !」と失敗・後悔しないための対策まとめ

家は実際に住んでみるまでわからない面があります。

住んでみて初めてわかる不満もあるものです。

家を購入した人はどんな点に不満を持ち、「家なんて買うんじゃなかった」と思ってしまうのでしょうか。

その事例や対処法をご紹介します。

これらの事例を通じて勉強していきましょう。

「家なんて買うんじゃなかった」と思ったこと10選

後悔先に立たずとは、よく言ったものです。

しっかり計画し、ゴーサインを出したはずなのに上手くいかない。

当初の計画になかったことや認識が甘かったことが急に起こることもあります。

ここでのお話しは、「家なんて買うんじゃなかった」と思ったことです。

これから住宅を買う人も、住宅ローンを返済中の人も今後の参考のために知っておきましょう。

「家なんて買うんじゃなかった」と思うのは以下に挙げた時です。

  1. 住宅ローンが高い
  2. 安い家を買って設備がよくない
  3. 土地や建物に欠陥があった
  4. 家の周辺環境や立地が不満
  5. 家の間取りや部屋の広さ、収納に不満
  6. ハウスメーカーや工務店選びを失敗
  7. マイホームを衝動買い
  8. 教育費が足りない
  9. 子どもが増えた
  10. 離婚した

それぞれ説明していきましょう!

1.住宅ローンが高い

住宅ローンの金額もしっかり計算し、やっていける金額でローンを組んだはずなのに、生活が苦しい。

返済開始当初はこんなことも感じます。

これは主にふたつのことが原因です。

ひとつは引っ越し当初は物入りで購入するものが多いこと。

ホームセンターに毎週のように通っていろいろなものを買うために出費がかさんでしまうのです。

もうひとつは住宅ローンが過大なこと。

家賃よりも住宅ローンのほうが高くなる傾向にあります。

このため負担が増したように感じるのです。

2.安い家を買って設備がよくない

ローンに苦しみたくないから安い家を買いたい。

それはひとつの正解です。

ただ、あまりに予算を削りすぎると、満足度が著しく減ってしまいます。

そのひとつが、設備がよくないことです。

安い家には安く売るための秘密があります。

どこかで予算を削っているのです。

設備も一度導入すると当分の間買い替えることができません。

かといって、オプションで変更するとどんどん高くなっていきます。

3.土地や建物に欠陥があった

せっかく買ったマイホームに欠陥があるのは困ります。

何千万円というローンを組み、この先何年も返済していくのですから。

新築ならばなおさらのことです。

欠陥もその内容によります。

それでも、簡単に修復できるものなら被害は軽微です。

ですが、メーカー側が認めなかったり、原因がはっきりしなかったりしてトラブルが長期化すると大変になります。

4.家の周辺環境や立地が不満

たとえ予算をふんだんに使ってもコントロールできないものがあります。

そのひとつが周辺環境や立地条件です。

スーパーやコンビニが閉店したり、周辺に大きなマンションができたりすると、思っていた環境とは異なってきます。

これらの周辺環境は調べても調べつくせるものではありません。

5.家の間取りや部屋の広さ、収納に不満

家の間取りや部屋の広さに不満があっても簡単には手を入れるわけにはいきません。

購入当初は資金がないことが多いからです。

特に収納は足らなくなることがあります。

戸建住宅ならば庭に物置をつくることもできますが、マンションでは困難です。

物はどんどん増えていきます。

部屋や収納の不足は致命的になることもあるのです。

6.ハウスメーカーや工務店選びを失敗

ウェブサイトの口コミを見ると、「A工務店は対応が悪い」、「Bホームはアフターサービスが悪い」といった、メーカーに対する不満も多く掲載されています。

これらはメーカーとの信頼関係が築けなかった一例です。

特に完成後のアフターケアが悪いと、メーカーとの信頼関係は崩れていきます。

それほどメーカー選びは難しいものなのです。

7.マイホームを衝動買い

今度は計画性のないパターンです。

資金計画、ライフプランといった計画をしっかりと立てた人には信じられませんが、家を衝動的に買ってしまう人もいます。

ふらっと寄ったモデルルームが気に入り、そのまま購入、といった具合です。

住宅ローンを組み、契約を結ぶなど一連の手続きをこなしたのは立派ですが、その後は予想どおり苦しむことになります。

8.教育費が足りない

住宅ローンと並んで子育て世代の大きな出費に教育費があります。

子ども一人当たり1000万円ともいわれる教育費。

高校や大学の学費だけでなく、塾の授業料、夏期講習の追加料金もあります。

万単位での出費はとても痛いものです。

それでも子どもの教育費は切り詰めたくないもの。

親の悩みは尽きません。

9.子どもが増えた

子どもが増えるとふたつの悩みが増えます。

ひとつは先ほどの教育費を含めた子育て費用です。

もうひとつは部屋の問題。

家族が増えることを見越して子ども部屋が確保されていれば問題ありません。

ですが、そういった用意はなかなかできません。

子どもが成長すると、自分の部屋を欲しがるもの。

ただ、増築やリフォームをすると別の問題も浮かびます。

子どもがその部屋を使うのは、独立までの間です。

その後は使うあてがなくなります。

子ども部屋の問題は子どもが一人立ちしてからも続くのです。

10.離婚した

離婚をしたときに問題になるのは、ひとつは子どもの親権。

もうひとつは家を含めた財産分与です。

夫婦一方が所有するのですが、家族構成が変わってしまいます。

4人家族を想定した一戸建てに一人で住むのは不便です。

財産分与の経済的な問題と家の使い方の問題がついてまわります。

「家なんて買うんじゃなかった」とならないための方策5選

「家なんて買うんじゃなかった」と考えるときは、不測の事態が発生したり、予定通りに事が運ばなかったりした場合です。

こんなことを思わないためには、事前の方策が大事になります。

それは計画であり、準備です。

ここでは「家なんて買うんじゃなかった」とならないための方策を5つ選びました。

いずれも家を購入する前にできることです。

  1. 資金計画をしっかり立てる
  2. ライフプランをしっかり立てる
  3. 実際の家をたくさん見ること
  4. 家具を入れるとイメージが変わることを知る
  5. インスペクションなどの調査を導入

ひとつずつ見ていきましょう。

1.資金計画をしっかり立てる

毎月の手取り収入や世帯の年収は自分でもわかります。

これを元にどれくらいのローンが返済できるか考えましょう。

目安としては、税込年収の20%が理想です。

これならばかなり余裕をもった返済ができます。

返済はある程度余裕をもってできるようにしないと、不測の事態に対応できません。

家族がいつ頃、どれくらいの資金が必要なのかも折り込みましょう。

2.ライフプランをしっかり立てる

お子さんがいれば何年後に高校に行き、大学に進学するかがわかります。

自分や家族が何年後まで働くことができるかも予想がつくものです。

これらを元にライフプランをしっかり立ててみましょう。

将来には多額の資金が必要なことがわかります。

こうしたライフプランを立てると住宅ローンや繰り上げ返済がどれくらいできるかが判明するのです。

3.実際の家をたくさん見ること

不動産に対する見識を高めることも重要です。

「百聞は一見に如かず」とのことわざもあります。

手っ取り早いのはモデルルームやオープンハウスをたくさん訪れることです。

モデルルームを家族で訪れ、その後家族で品評会を開きます。

ここがよかった、ここはいまいちだった、と話すことで不動産を見る目が養われるのです。

不動産業界のプロでも、不動産を多く見ることで目を養います。

時間があれば多くの物件を見に行きましょう。

4.家具を入れるとイメージが変わることを知る

モデルルームなどの注意点です。

モデルルームには、家具がないか、背の低い家具だけが置いてあります。

これはなるべく視線を遮るものを減らし、広く見せるための戦略です。

整理ダンスや本棚などの背の高い家具を入れるとイメージが変わります。

モデルルームの広さのイメージは最大でこれくらい、との感覚にとどめておきましょう。

5.インスペクションなどの調査を導入

家の不具合については、不動産に詳しくない人が内覧で見抜くことはほぼ不可能です。

最近はインスペクションという、建物診断も増えてきました。

新築住宅でも中古住宅でもインスペクションを行うことは可能です。

インスペクションは建築士をはじめとする専門家が行ないます。

インスペクションをすることによって、建物の不測の不具合はぐっと減らすことが可能です。

「家なんて買うんじゃなかった」と思ったときの対処法4選

家の不具合、見込み違い、ライフプランの変更など、家と家族のライフプランが合わなくなることもあります。

その場合はどのように対処したらよいでしょうか。

売買や賃貸など、自分と家を切り離すことも一案です。

リフォームや資金計画の見直しで不動産とのかかわりを変えることもできます。

ここでは家と自分の生活が乖離して、「家なんて買うんじゃなかった」と思ったときの対処法についてです。

その対処法を4つにまとめました。

  1. 売却する
  2. 賃貸に出す
  3. リフォーム
  4. 資金計画の見直し

順次見ていきます。

1.売却する

不動産と完全に縁を切る方法です。

次に住む家を用意でき、住宅ローンも返済できるのであれば有効な手段になります。

実際に離婚を機に住宅を売却する人がいることも事実です。

売却しやすい人気の不動産や、マンションなどではやりやすい方法になります。

一方で、郊外や地方で買主が見つからないようなエリアでは難しいやり方です。

2.賃貸に出す

利便性の高い都心部のマンションなどではやりやすい方法です。

戸建住宅でも庭や駐車場があれば一棟貸しは十分にできます。

いいことずくめにも見えますが、賃貸は借主があって成立するものです。

借り手がつかない物件では成立しません。

賃貸も都心の利便性の高い地域でなせる業なのです。

3.リフォーム

リフォームも有力な選択肢です。

リフォームとは、自分や家族のライフスタイルにあわせて家を改修すること。

売却、買い替えといった全部の取り換えでなくとも、一部修正で対応することもできるのです。

予算も自分たちが支払うことができる金額にあわせて調整することができます。

住んだままリフォームすれば、引っ越すこともありません。

4.資金計画の見直し

経済的な問題ならば資金計画を見直しましょう。

家計の見直しも大事ですが、万単位のお金を節約することは簡単ではありません。

住宅ローンの借り換えを行えば、金利によっては返済額の抑制ができます。

金融機関も債務者が破綻して貸し倒れが発生することを望んでいません。

景気が悪い時期だと、リスケ(リスケジューリング)といって、一時的な利息のみの返済、返済額の減免などに応じてくれる場合もあります。

自分たちではどうにもならない場合は金融機関に相談してみましょう。

「家なんて買うんじゃなかった」と思わないための3つの心構え

せっかく家を買ったのに不満な点が見つかると、「家なんて買うんじゃなかった」とつい考えてしまいます。

最後は気の持ちようについてのお話しです。

完璧な家も存在しないし、家の失敗は取り返すことができる失敗といえます。

「家なんて買うんじゃなかった」と思わないための心構えは次の3点です。

  1. 100点満点の家はない
  2. 注文住宅も後悔だらけ
  3. 家の失敗は決定的な失敗ではない

順次見ていきます。

1.100点満点の家はない

安くて高性能で家族のライフスタイルにもマッチして、といった完璧な住宅は存在しません。

100点満点の家はないのです。

購入時にはよくても、その後の家族構成の変化やライフスタイルの変化に追随できません。

せっかく高いお金を払ったのだから、と考えるのは自然なことです。

とはいえ、完璧な家はない、ということを心に刻んでおきましょう。

2.注文住宅も後悔だらけ

100点満点の家は注文住宅にもありません。

建売住宅や分譲マンションは一般的なユーザーを想定しているものの、個々の事情や嗜好までは反映できていません。

注文住宅は建売住宅よりも施主の意向を反映した建物です。

それでも予算、建物規模、間取りなどには制約があります。

注文住宅を建てたとしても、後悔や不満な点は多いものです。

ましてや建売住宅や分譲マンションではそうした不満は多くなります。

3.家の失敗は決定的な失敗ではない

仮に購入した家に不満や欠点があったとしても、それは決定的な失敗ではありません。

売却は最終的な手段としても、多くの場合リフォームで対応することができます。

家具の配置や空きスペースの活用で収納問題も解決可能です。

経済的な問題も資金計画の見直しで対処できます。

お金や時間、手間がかかるものの、家の失敗は決定的な失敗ではないのです。

まとめ

家は住んでみないとわからない面もあります。

「家は三軒建てないと満足したものはできない」という格言もあるくらいです。

実際に三軒建てる人は多くないので、実質難しいことになります。

家に不満や欠点があったとしても、それにどう対処するかを家族と話し合いながら解決していくほうが建設的です。

「家なんて買うんじゃなかった」と思ったときには、「家を買ってよかった」とどうすれば思えるようになるかを考えてみましょう。

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