「できるだけ費用を抑えて家を建てたい」と考える人におすすめなのが、一条工務店のハグミー(HUGme)です。
2023年1月から棟数限定で販売されており、本体価格は1,490万円からと非常にリーズナブルな価格になっています。
この記事では、一条工務店のハグミーに関する基本情報や他社との比較、特徴、おすすめの人などを紹介します。
販売から半年が経ち、口コミなども増えてきているので口コミやブログなどもまとめました。
ぜひ最後までお読みください。
また、解説に入る前に家づくりを失敗させないために1番重要なことをお伝えします。
それは、1番最初にマイホーム建設予定に対応している住宅メーカーからカタログを取り寄せてしまうこと。
これから30年、40年と生活をするマイホーム。絶対に失敗するわけにはいきません。
家を建てようとする人がよくやってしまう大きな失敗が、情報集めよりも先に住宅展示場やイベントに足を運んでしまうこと。
「とりあえず行ってみよう!」と気軽に参加した住宅展示場で、自分の理想に近い(と思い込んでいる)家を見つけ、営業マンの勢いに流され契約まで進んでしまう人がかなり多いのです。
はっきり言って、こうなってしまうと高確率で理想の家は建てられません。
もっと安くてもっと条件にあった住宅メーカーがあったかもしれないのに、モデルハウスを見ただけで気持ちが高まり契約すると、何百万円、場合によっては何千万円という大きな損をしてしまうことになるのです。
マイホームは人生の中でもっとも高い買い物であり、一生の付き合いになるわけですから、しっかりと情報収集せずに住宅メーカーを決めるのは絶対にやめましょう。
とはいえ、自力で0から住宅メーカーの情報や資料を集めるのは面倒ですし、そもそもどうやって情報収集すればいいのか分からない人も多いはず。
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家を建てる前には1番最初にカタログを取り寄せてしまうことをおすすめします。
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それではここから、詳しく解説をしていきます。
もくじ
- 1 一条工務店のハグミー(HUGme)ってどんな家?
- 2 ハグミー(HUGme)を実際に建てた人の良い口コミと悪い評判
- 3 一条工務店ハグミー(HUGme)の標準仕様と特徴をプロが解説
- 3.1 ハグミー(HUGme)の間取り
- 3.2 ハグミー(HUGme)は間取り変更出来る?
- 3.3 ハグミー(HUGme)の構造・工法の標準仕様
- 3.4 h3 ハグミー(HUGme)の基礎の標準仕様
- 3.5 ハグミー(HUGme)の耐震等級の標準仕様
- 3.6 ハグミー(HUGme)の断熱材の標準仕様
- 3.7 ハグミー(HUGme)の窓の標準仕様
- 3.8 ハグミー(HUGme)の換気システムの標準仕様
- 3.9 ハグミー(HUGme)の外壁の標準仕様
- 3.10 ハグミー(HUGme)の天井高の標準仕様
- 3.11 ハグミー(HUGme)の床暖房の標準仕様
- 3.12 ハグミー(HUGme)の床材の標準仕様
- 3.13 ハグミー(HUGme)の屋根の標準仕様
- 3.14 ハグミー(HUGme)のトイレの標準仕様
- 3.15 ハグミー(HUGme)のキッチンの標準仕様
- 3.16 ハグミー(HUGme)のお風呂の標準仕様
- 3.17 ハグミー(HUGme)の洗面化粧台の標準仕様
- 3.18 ハグミー(HUGme)の和室の標準仕様
- 3.19 ハグミー(HUGme)の玄関の標準仕様
- 3.20 ハグミー(HUGme)の収納の標準仕様
- 3.21 ハグミー(HUGme)のカーテンの標準仕様
- 3.22 ハグミー(HUGme)のコンセントの標準仕様
- 3.23 ハグミー(HUGme)の照明の標準仕様
- 3.24 ハグミー(HUGme)のオプション
- 3.25 ハグミー(HUGme)の販売期間はいつからいつまで?
- 3.26 寒冷地・多雪・豪雪専用:ハグミーファム(HUGmefam)の特徴
- 3.27 北海道専用:ハグミーファム(HUGmefam)の特徴
- 3.28 ハグミー(HUGme)の対象地域はどこ?販売エリアと住宅展示場
- 3.29 ハグミー(HUGme)は値上げ予定?値引きは出来る?上手に見積もりを取る方法
- 3.30 h3 ハグミー(HUGme)を実際に建てた人の実例ブログ
- 4 ハグミー(HUGme)と一条工務店の他商品を比較
- 5 一条工務店ハグミー(HUGme)と他社商品との違いをプロが徹底比較
- 6 結論:一条工務店ハグミー(HUGme)は買うべき?やめた方がいい?
- 7 一条工務店のハグミー(HUGme)は他商品よりも安い
一条工務店のハグミー(HUGme)ってどんな家?
一条工務店の45周年記念として「期間×棟数限定」で、本体価格1,490万円から建てられる家です。
後述しますが、寒冷地、多雪、豪雪専用のハグミーファム(HUGmefam)や北海道専用のハグミーファム(HUGmefam)も用意されています。
HUGmeは「ちょうどいい」をはぐくめる家です。
特徴を以下にまとめています。
・「は」イレベルな性能で安心&快適を日常に ・「ぐ」っと暮らしが良くなる100通りの謹製プラン ・「み」んなが自分仕様に!設備も性能もカスタマイズ ※引用:一条工務店 |
HUGmeは標準仕様でもハイレベルな性能を備えており、全館換気システムや耐震等級3超など、低価格でも安心できる家を提供しています。
ただし、最初から最後まで自分でプランを決めることのできる注文住宅ではなく、規格住宅になっている点は注意が必要です。
設計士がプロの視点で暮らしやすさを追求したプランを100通りほど用意しているので、その中から選ぶことになります。
100通りもプランがあれば、お気に入りの間取りに出会える可能性は高そうです。
間取りはプランが用意されていますが、設備や性能は自由にカスタマイズできます。
カスタマイズしない状態でも耐震等級3よりも強い2倍耐震仕様であり、気密性や断熱性も業界最高レベルです。
そこから、家族構成や働き方、休日の過ごし方などのライフスタイルに合わせて、自分だけの仕様にカスタマイズできるのが魅力になっています。
ハグミー(HUGme)の坪単価と総額
ハグミーの坪単価は50万円程度であり、本体価格は1,490万円(税込1,639万円)です。
この本体価格に、付帯工事費用やオプションが追加されていく仕組みになります。
これまで最安商品だったアイスマイルの坪単価が60万円程度だったため、30坪の家を建てる場合、アイスマイルで約1,800万円、ハグミーで約1,500万円になります。
最安商品と比べても300万円程度の差があることが分かります。
ハグミー(HUGme)を実際に建てた人の良い口コミと悪い評判
ハグミーを実際に建てた人の良い口コミと悪い評判は、以下のとおりです。
【良い口コミ】
・本当の意味でコスパが良い ・太陽光発電+蓄電池が格安で手に入る ・決まった間取りから選べる ・「一条」ブランドが手に入る |
コスパは良いんじゃないでしょうか。 間取りプランは決まっていますし断熱仕様もアイスマートより劣りますが、必要なオプション(トリプルガラスにするとか)をある程度選択しても、かなり安くつきそうです。 ※引用:Yahoo!知恵袋 |
HUG meは1,490万〜と書かれていますが、元々の75プラン(今は100プランから選択)では24坪のものが最小でした。これが1,490万と考えるのが妥当でしょう。質問主様の30坪の場合は、税抜で1,800万円台、税込2,000万円くらいかと思います。 ここに、必要なオプションを付けていくことになります。トリプルサッシ、床暖房など、他モデルなら標準のものがオプション扱いです。カップボード、食洗機、うるケア、ハイドロも欲しくなると思います。太陽光・蓄電池まで付ければ、総額で+4〜500万くらいになるのではないでしょうか。 個人的には、それでもコストパフォーマンスは良いと思います。この時期、床暖房はオススメです。 ※引用:Yahoo!知恵袋 |
チラッと見ましたが良さそうですね。 元々規格型みたいなもんですが、名実ともに規格型にする事で経費を抑えた感じですかね。 決まった間取りから選んで、色を決めるみたいな。 選べる建売みたいな感じでいいと思います。 ※引用:Yahoo!知恵袋 |
【悪い口コミ】
・建てている人がいない ・断熱性能が劣っている ・間取りのパターンが少ない ・自由設計ができない ・キッズカウンターキッチン1択 |
ホームページを見ましたが、今まで標準装備だったものをオプションにして、規格型にして坪単価を下げているのだろう思います。オプションマシマシにすると、アイスマートとかの坪単価に近づいていく、もしくはオプション分高くなるかものかもしれません。 ボクシーのフルオプションの方が、アルファードの低グレードより高い、みたいな。 ウチはアイスマートで3200万くらいにはなったと思います。 ※引用:Yahoo!知恵袋 |
一条工務店で新発売されたハグミーは確かに安いですが、一条工務店で建てる人は断熱や気密を重視すると思うので結局アイスマートにしますよね? ※引用:Yahoo!知恵袋 |
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一条工務店ハグミー(HUGme)の標準仕様と特徴をプロが解説
ここでは、一条工務ハグミーの標準仕様と特徴を紹介します。
ハグミー(HUGme)の間取り
間取りに関しては規格住宅になっているので、100通りあるなかから1つ選ぶ仕組みになっています。
自由に決められないのかと残念に思うかもしれませんが、設計士が快適さにこだわって考えた間取りになっているので、意外と良いものに出会えるかもしれません。
優れた性能を持ちつつも低価格であることが売りのため、間取りにこだわりがなく、使いやすさを求める人におすすめです。
間取りが気になる人は、一条工務店「ハグミープラン集」をご覧ください。
ハグミーの間取りプランを一部紹介します。
間取り① 主寝室と子供部屋に収納があるお家
※出典:一条工務店「ハグミープラン集」
こちらの間取りは2階部分の主寝室と子ども部屋の間に収納スペースがあるため、音の反響を防ぎやすくなります。
また、広いバルコニーがあり、癒し空間としても利用できるでしょう。
間取り② リビングの吹き抜けで開放的な空間のあるお家
※出典:一条工務店「ハグミープラン集」
こちらの間取りはリビングの上が吹き抜けになっているので、開放感を味わいながらリラックスできます。
1階にウォークインクローゼットがあり、荷物が多い人や重たい荷物の持ち出しが多い人におすすめです。
間取り③ コミュニケーションが取りやすいお家
※出典:一条工務店「ハグミープラン集」
こちらの間取りは廊下などの無駄なスペースがなく、子どもたちはリビングを必ず通ることになるため、コミュニケーションが取りやすくなっています。
各部屋に収納スペースがあり、それぞれの荷物を片付けることが可能です。
ハグミー(HUGme)は間取り変更出来る?
ハグミーでは間取りを選ぶ規格住宅のため、間取りの変更はできません。
基本的に位置やサイズ、種類などは変更できないと思っておきましょう。
ただし、100通りある間取りの左右反転はできるようです。
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ハグミー(HUGme)の構造・工法の標準仕様
ハグミーは、2×4工法となっており、アイスマートやアイキューブ2×6工法よりも耐震性は低くなります。
そのため、ハグミーでは2倍耐震が標準仕様であり、耐震性を高めているのが特徴です。
商品 | 工法 |
ハグミー | 2×4 |
アイスマイル | 2×4 |
グランスマート | 2×6 |
アイスマート | 2×6 |
アイキューブ | 2×6 |
h3 ハグミー(HUGme)の基礎の標準仕様
一条工務店の基礎の標準仕様は、布基礎です。
一般的な基準よりも厳しい自社基準で作られているため、地震に強いとされています。
また、ハグミーの本体価格は1,490万円と手頃な価格になっていますが、基礎工事などは含まれていません。
一条工務店は地震関係に力を入れているので、すべての住宅の地盤調査を行います。
この際、軟弱地盤である場合は地盤改良工事や別途基礎工事が必要になるため、高額になる可能性も少なくありません。
ハグミー(HUGme)の耐震等級の標準仕様
2倍耐震のため、地震に強い構造になっています。
一条工務店の通常商品は、オプションによって2倍耐震にできていましたが、ハグミーでは100プランすべて2倍耐震になっているのが特徴です。
ちなみに2倍耐震とは、耐震等級1に対して2倍の耐震強度があることを意味し、耐震等級5に相当する耐震性能になっています。
ハグミー(HUGme)の断熱材の標準仕様
ハグミーの断熱材は、天井のEPSが235mm、壁と床が89mmのため、アイスマートやアイスマイルと比べると抑え目ですが、業界水準と比べると良いほうです。
また、断熱性能を示すUa値と気密性を示すC値は以下のようになっています。
Ua | C | |
ハグミー | 0.53 | 0.7 |
アイスマイル | 0.38 | 0.59 |
アイスマート | 0.25 | 0.59 |
※Ua値とは、断熱性能「外皮平均熱貫流率」を表す数値のこと
※C値とは、気密性能「相当隙間面積」を表す数値のこと
ハグミー(HUGme)の窓の標準仕様
通常の一条工務店の窓は内外樹脂サッシであり、かつトリプルガラスになっています。
ハグミーでは「樹脂サッシ×ペアガラス」が標準仕様になっているので、少し断熱性が下がるものの、業界トップクラスの断熱性能を誇ります。
70万円程度のオプション利用で、トリプルガラスに変更も可能です。
ハグミー(HUGme)の換気システムの標準仕様
一条工務店には、「ロスガード90」と呼ばれる熱交換型の換気システムがあり、温度や湿度を調整しつつ高性能フィルターによって空気を綺麗にしてくれます。
熱交換型のため、外気温が低くてもロスガードを使用して換気すると室内に取り込む温度を高くしてくれるのがメリットです。
今お伝えしたような冷たい外気を温め取り込むだけでなく、夏の暑い外気を冷やして室内の温度を下げることもできます。
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ハグミー(HUGme)の外壁の標準仕様
ハグミーの外壁は、全面タイル外壁になっていて修繕費用が安いのが特徴です。
タイル外壁は耐久年数60年と長く、汚れや変色、劣化に強いとされています。
一条工務店の公式サイトには、一般的に使用されることが多いサイディング外壁とメンテナンス費用を比較して60年間で約740万円ものコスト節約になると記載されています。
優れた性能を持つタイル外壁は通常であれば高額になるのですが、大量生産と自社開発によって安く提供しているのです。
60万円程度のオプションで、ハイドロテクトタイルにもできます。
太陽光が当たると自動で汚れが落ちるため、メンテナンスが楽です。
ハグミー(HUGme)の天井高の標準仕様
一条工務店の天井高の標準仕様は、以下のとおりです。
・アイスマート :240cm ・グランスマート:240cm ・アイキューブ :240cm ・アイスマイル :240cm ・グランセゾン :265cm |
ハグミーの天井高に関する情報は見られなかったのですが、恐らく240~265cmあたりだと予想されます。
天井高は他のハウスメーカーに比べると低めに設定されており、三井ホームでは天井高300cmが標準仕様です。
圧迫感があると思われる人は、天井高のオプションで開放感のある家が建てられます。
ハグミーにそのようなオプションがあるのかは分かりませんが、100通りの間取りプランのなかに、吹き抜けのある家もありました。
天井高を気にする人は吹き抜けを採用するか、事前に天井高を確認しておきましょう。
ハグミー(HUGme)の床暖房の標準仕様
一条工務店の人気設備ともいえる「全館床暖房」は、ハグミーではオプション扱いです。
全館床暖房を利用しない場合は、冷暖房のエネルギー効率は少し悪くなります。
そのため、他の一条工務店の商品に比べると、断熱性能はやや劣るといえそうです。
ハグミー(HUGme)の床材の標準仕様
一条工務店の床材の標準仕様は、EBコートフローリング5色と高耐久フローリング4色が標準仕様です。
ただし、ハグミーの床材に関する情報は見られなかったので、事前に確認してみてください。
ハグミー(HUGme)の屋根の標準仕様
ハグミーの屋根は、アイスマートやグランセゾンと同じで「ガルバリウム鋼板屋根」です。
耐久性や耐震性に優れており、サビにくい金属屋根材の屋根になっています。
一条工務店では太陽光パネルを屋根材として使用するのが人気ですが、オプションになるため、170万円程度追加で必要になります。
ハグミー(HUGme)のトイレの標準仕様
ハグミーのトイレは、タンクありトイレが標準仕様です。
タンクレストイレが良い場合は、オプションで選択すると約7万円払うことになりますが変更できます。
その他にも、トイレ手洗い場や洗浄便座リモコンなどをオプションで追加することが可能です。
ハグミー(HUGme)のキッチンの標準仕様
ハグミーのキッチンは、システムキッチンが標準仕様になっています。
標準仕様のままでも快適に使用できますが、オプションでキッズカウンターを付けることも可能です。
ハグミー(HUGme)のお風呂の標準仕様
お風呂は暮らしに必要な設備が標準仕様に含まれているため、オプション無しでも快適に過ごせます。
ハグミーのお風呂は追い炊きしなくても6時間に約1度しかお湯の温度が下がらない「真空断熱保温浴槽」になっているので、省エネ性能が高い点が魅力です。
ハグミー(HUGme)の洗面化粧台の標準仕様
ハグミーの洗面化粧台は、収納力が高く、朝の準備も捗ります。
オプションでさらに収納力を高めたトータルボックス付きの洗面化粧台に、変更することも可能です。
ハグミー(HUGme)の和室の標準仕様
一条工務店の和室の標準仕様は、和室1室です。
ハグミーの和室の標準仕様に関する口コミやサイトが見つからなかったため、詳しいことは分かりませんが、100通りの間取りのうち和室があるものとないものがありました。
また、和室の開戸を引戸にする変更などはできないようです。
ハグミー(HUGme)の玄関の標準仕様
ハグミーの玄関は、オプションなしでも問題なく生活できるレベルになっています。
ただし、家族の人数が多くてシューズボックスが足りない場合は、約8万円で増加することも可能です。
その他にも、玄関手すりや玄関電子キー、遠隔解錠システムをオプションで導入できます。
ハグミー(HUGme)の収納の標準仕様
収納は、一条工務店の収納の種類の豊富さを活かして、ウォークインクローゼット付きやランドリールーム付きの間取りが多く用意されています。
荷物の多い人でも十分満足できること間違いなしです。
ハグミー(HUGme)のカーテンの標準仕様
一条工務店の他の商品ではハニカムシェードが無料なのですが、ハグミーでは有料になっているので注意が必要です。
カーテンを買うよりはコスパが良いので、利用してもいいかもしれません。
ハグミー(HUGme)のコンセントの標準仕様
一条工務店のコンセントの標準仕様は1部屋に2つまでであり、三口コンセントです。
ハグミーのコンセントの標準仕様は情報が見つけられなかったので分かりませんが、同程度の仕様だと考えられます。
コンセントの位置を変えたい場合や数を増やしたい場合は、相談してみてください。
ハグミー(HUGme)の照明の標準仕様
一条工務店では、標準仕様に照明は含まれていません。
ハグミーの照明も同様だと考えられるため、事前に確認してみてください。
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ハグミー(HUGme)のオプション
オプションが必要になるのは、以下のとおりです。
・食器洗い乾燥機
・IHクッキングヒーター
・カップボード
・タッチレス水栓
・トールボックス付き洗面化粧台
・タンクレストイレ
・玄関ドア電子キー
・防犯トリプルガラス
・全館床暖房
・太陽光パネル
・耐水害住宅
・防犯カメラ
・宅配ボックス
・ロスガード90 うるケア
一条工務店で家を建てるなら、防犯トリプルガラスや全館床暖房、太陽光パネルはこだわりたい人も多いでしょう。
しかし、これらの設備はオプション扱いになっているので、利用する際は追加費用がかかります。
ハグミー(HUGme)の販売期間はいつからいつまで?
ハグミーは、一条工務店の設立45周年を記念して2023年1月から販売開始されています。
本体価格は1,490万円(税込1,639万円)からと手頃な価格に設定されているのが特徴です。
この価格には「本体価格」と記載があるように、敷地調査や建築確認申請、外構工事、オプション、照明などの費用は含まれていません。
予算内で家を建てるときは、これらの追加費用に注意が必要です。
いつまで販売しているかについては、棟数限定のため、販売終了したら終わりの商品だと考えられます。
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寒冷地・多雪・豪雪専用:ハグミーファム(HUGmefam)の特徴
寒冷地、多雪、豪雪専用のハグミーファムは、本体価格1,630万円(税込1,793万円)から建てられる家です。
ハグミーの弱点だった断熱性能を高めた商品であり、「樹脂サッシ×トリプルガラス」になっています。
また、ハグミーの工法は2×4ですが、ハグミーファムの工法は2×6です。
北海道専用:ハグミーファム(HUGmefam)の特徴
北海道専用のハグミーファムは、寒冷地専用よりもさらに値段が上がって本体価格1,710万円(税込1,881万円)から建てられる家です。
寒冷地のハグミーファム同様に断熱性能が高められており、2×6工法です。
寒冷地専用モデルは垂直積雪量2m未満までが対応可能ですが、北海道専用はそれ以上でも対応可能だと考えられます。
ハグミー(HUGme)の対象地域はどこ?販売エリアと住宅展示場
ハグミーの対象地域は全国ですが、先述したように寒冷地や北海道専用の住宅も用意されています。
2023年1月から全国販売が開始されていますが、実は2022年10月から一部の地域(三重県、熊本県、宮崎県、鹿児島県)で先行販売されていました。
住宅展示場は一部のエリアを除いて全国的に開催されています。
スタッフに直接聞きたい人は、「こちら」をクリックして展示場の予約をしてください。
ハグミー(HUGme)は値上げ予定?値引きは出来る?上手に見積もりを取る方法
ハグミーは棟数限定販売であり、今後値上げするかは分かりません。
しかし、一条工務店の他商品であるアイスマートは上昇傾向にあるため、値上げの可能性はあります。
値引きに関して、割引制度などの使用はできません。
もともと坪単価50万円程度とリーズナブルな価格での提供のため、これ以上の値下げは厳しいのでしょう。
見積もりを取る際は、「一式」とまとめられている項目や不自然な項目がないかを確認することが重要です。
h3 ハグミー(HUGme)を実際に建てた人の実例ブログ
ここでは、ハグミーを実際に建てた人の実例ブログを紹介します。
以下は、にくみそラクライフさんのブログです。
より具体的にハグミーの内容を理解できると思いますので、参考にしてください。
参考:【一条工務店】ハグミー仮契約~最終打ち合わせのまとめ【建てた人です】
参考:【契約しました】一条工務店のハグミー平屋の価格はいくら?見積もりを発表します【総額】
上記のほかにもさまざまな記事が掲載されているので、気になる疑問が解消されるかもしれません。
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ハグミー(HUGme)と一条工務店の他商品を比較
ここでは、ハグミー(HUGme)と一条工務店の他商品を比較します。
ハグミー(HUGme)とアイスマイルとの違いをプロが比較
ハグミーとアイスマイルの違いは、以下のとおりです。
ハグミー | アイスマイル | |
坪単価 | 約50万円~ | 約60万円~ |
断熱性能(Ua値) | 0.53 | 0.38 |
気密性(C値) | 0.7 | 0.59 |
断熱材の厚さ | 89mm | 140mm |
工法 | 2×4 | 2×4 |
窓 | ペアガラス | ペアガラス |
表から分かるとおり、坪単価はハグミーのほうが安いです。
断熱性能や気密性については、値が小さいほど断熱性が高くなるため、アイスマイルにやや劣っていることが分かります。
ただし、工法や窓の性能については同等レベルです。
ハグミー(HUGme)とアイスマートとの違いをプロが比較
ハグミーとアイスマートの違いは、以下のとおりです。
ハグミー | アイスマート | |
坪単価 | 約50万円~ | 約70万円~ |
断熱性能(Ua値) | 0.53 | 0.25 |
気密性(C値) | 0.7 | 0.59 |
断熱材の厚さ | 89mm | 190mm |
工法 | 2×4 | 2×6 |
窓 | ペアガラス | トリプルガラス |
坪単価は圧倒的にハグミーが安くなっていますが、住宅性能に関してはアイスマートのほうが優れています。
しかし、ハグミーの住宅性能も一般的なハウスメーカーと比べれば良いほうです。
一条工務店ハグミー(HUGme)と他社商品との違いをプロが徹底比較
一条工務店ハグミー(HUGme)と他社商品との違いを紹介します。
ハグミー(HUGme)とタマホームを比較
ハグミーとタマホームの特徴は、以下のとおりです。
ハグミー | タマホーム |
・坪単価は約50万円 ・100通りの間取りから選ぶ規格住宅 ・省エネ設計 ・断熱性能(Ua値)は0.53 ・「ロスガード90」で全館を換気できる ・2倍耐震 ・外壁はタイルが標準仕様のため修繕費が安い | ・坪単価は「大安心の家」で約50万円 ・カスタマイズができる ・省エネ設計 ・断熱性能(Ua値)は「大安心の家」で0.55 ・最高等級の耐震等級3が標準 ・アフターサービスが充実している |
タマホームはローコスト住宅を提供するハウスメーカーの代表格ですが、ハグミーも同じくらい低単価であることが分かります。
耐震性を重視する人はハグミーで、断熱性能を重視する人はタマホームにするのも1つの選択方法です。
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ハグミー(HUGme)とアイダ設計を比較
ハグミーとアイダ設計の特徴は、以下のとおりです。
ハグミー | アイダ設計 |
・坪単価は約50万円 ・100通りの間取りから選ぶ規格住宅 ・省エネ設計 ・断熱性能(Ua値)は0.53 ・「ロスガード90」で全館を換気できる ・2倍耐震 ・外壁はタイルが標準仕様のため修繕費が安い | ・坪単価は約50万円 ・オーダーメイドの設計が可能 ・省エネ設計 ・独自の施工方法を有し、ミリ単位でカットできる自社工場を完備 |
アイダ設計は、家の解体から販売後のアフターサービスまで自社で完結しており、人件費やマージンを削減することで、大幅な値下げを実現しているハウスメーカーです。
他のハウスメーカーではできないような複雑な設計が得意なため、変形地や軟弱地盤であっても強い味方になってくれます。
最大の魅力として、アイダ設計はミリ単位で調整可能な自社工場を完備しており、コストを上げずに間取りを自由に決めることが可能です。
自由設計にこだわりたい人は、アイダ設計が良いでしょう。
ハグミー(HUGme)とアイフルホームを比較
ハグミーとアイフルホームの特徴は、以下のとおりです。
ハグミー | アイフルホーム |
・坪単価は約50万円 ・100通りの間取りから選ぶ規格住宅 ・省エネ設計 ・断熱性能(Ua値)は0.53 ・「ロスガード90」で全館を換気できる ・2倍耐震 ・外壁はタイルが標準仕様のため修繕費が安い | ・坪単価は約50万円 ・設計の自由度が高い ・省エネ設計 ・耐震等級3 ・耐火性能が高い ・LIXILの住宅設備を安くつけられる |
アイフルホームは株式会社LIXILのグループ企業であり、低価格の住宅では選べないような最高級グレードの設備が導入されています。
設備にこだわりたい人におすすめです。
ハグミー(HUGme)とヤマト住建を比較
ハグミーとヤマト住建の特徴は、以下のとおりです。
ハグミー | ヤマト住建 |
・坪単価は約50万円 ・100通りの間取りから選ぶ規格住宅 ・省エネ設計 ・断熱性能(Ua値)は0.53 ・「ロスガード90」で全館を換気できる ・2倍耐震 ・外壁はタイルが標準仕様のため修繕費が安い | ・坪単価は約50万円 ・省エネ設計 ・断熱性能(Ua値)は「エネージュUW」で0.28 ・耐震等級3 ・天然無垢材を使用 |
ヤマト住建は、高い断熱性能は住み心地だけでなく健康改善に効果があるとし、健康改善に叶う家を提供しているハウスメーカーです。
天然無垢材を使用することで、有害物質の排出量も削減できています。
断熱性能(Ua値)は「エネージュUW」で0.28であり、北海道の基準値をもクリアしているのが強みです。
高い断熱性や健康改善にこだわりたい人は、ヤマト住建を検討してみるといいでしょう。
ハグミー(HUGme)とクレバリーホームを比較
ハグミーとクレバリーホームの特徴は、以下のとおりです。
ハグミー | クレバリーホーム |
・坪単価は約50万円 ・100通りの間取りから選ぶ規格住宅 ・省エネ設計 ・断熱性能(Ua値)は0.53 ・「ロスガード90」で全館を換気できる ・2倍耐震 ・外壁はタイルが標準仕様のため修繕費が安い | ・坪単価は約50万円 ・デザイン性が高く個性を反映できる ・体験宿泊サービスを実施している ・「ゼロスタソーラシリーズ」であれば初期費用なしで太陽光パネルの設置が可能 ・「プレミアム・ハイブリッド構法」の採用で耐震性が高い |
クレバリーホームは、外壁タイルのデザインバリエーションが豊富なため、個性を反映させることが可能です。
間取りも自由設計が基本であり、ロフトや地下室なども造れます。
設計にこだわりたい人や入居後のランニングコストを抑えたい人におすすめです。
ハグミー(HUGme)と地元工務店を比較
ハグミーと地元工務店の特徴は、以下のとおりです。
ハグミー | 地元工務店 |
・坪単価は約50万円 ・100通りの間取りから選ぶ規格住宅 ・省エネ設計 ・断熱性能(Ua値)は0.53 ・「ロスガード90」で全館を換気できる ・2倍耐震 ・外壁はタイルが標準仕様のため修繕費が安い | ・注文住宅やリフォーム工事を請け負う地元の建設業者 ・デザインや間取りの自由度が高い ・地域の気候的な特徴などを考慮した建築方法や施工を実施してもらいやすい |
一口に地元工務店といっても、ハウスメーカーの下請けが中心の職人的要素が強い工務店や、大工、水道、電気などの専門業者が業務拡大することによって受注から工事までを一貫する工務店などさまざまです。
そのため、何を重視するかによって工務店の選び方も異なります。
しかし、どの工務店にも共通しやすいメリットが、デザインや間取りの自由度の高さです。
こだわりをもって家づくりをしたい場合は、地元工務店を選択するのもいいでしょう。
多くのハウスメーカーの中から自分に合った住宅メーカーを探したい方は下記の記事を参考にして下さい。
プロが選ぶハウスメーカーランキング-1万人以上に聞いたおすすめ住宅メーカー
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結論:一条工務店ハグミー(HUGme)は買うべき?やめた方がいい?
一条工務店ハグミーは、人によって向き不向きがあるため、買うべきかどうかは一概には言えません。
ここでは、ハグミーの特徴を紹介しているので、悩んでいる人は参考にしてください。
ハグミー(HUGme)のメリット
ハグミーのメリットは、以下のとおりです。
・低価格で高性能
・100通りの間取りから選べる
・耐震性が高い
一条工務店のハグミーは、優れた性能を持つ家を低価格で販売しているのが売りです。
本体価格は1,490万円からとなっており、一条工務店のなかでは手頃な価格帯に入っています。
設計士が考えた100通りの間取りから選べるため、自分で最初から最後まで決められないものの、快適な間取りが多数用意されているのは魅力です。
耐震等級は3超の2倍耐震が採用されており、ハグミーでも地震に強い家になっています。
ハグミー(HUGme)のデメリット
ハグミーのデメリットは、以下のとおりです。
・内装や設備に制限がある
・追加費用がかかる
ハグミーの本体価格は1,490万円からと非常にリーズナブルな価格になっていますが、敷地調査や仮設工事、外構工事、給排水工事などは含まれていません。
土地の状態によっては地盤改良や別途基礎工事費用が必要になることもあり、追加費用が高額になることもあるのがデメリットです。
床や壁紙の種類が少なく、個性を反映しにくくなっています。
ハグミー(HUGme)がおすすめ出来る人
ハグミーがおすすめの人は、以下のとおりです。
・コスパと性能の良い家が欲しい人
・間取りや外観に強いこだわりがない人
一条工務店は、住宅性能が良い代わりに間取りの自由度が低いハウスメーカーです。
しかし、ハグミーでは100通りの間取りが用意されており、一条工務店の商品に若干性能が劣るものの、購入費用とバランス良く性能の良い家が提供されています。
「一条工務店で家を買うのであれば性能を重視したい」という人の場合、全館床暖房や太陽光はオプションになるので、金額が大幅に上がります。
費用を抑えつつある程度の性能を求める人におすすめです。
ハグミー(HUGme)がおすすめ出来ない人
ハグミーがおすすめ出来ない人は、以下のとおりです。
・住宅性能を重視する人
・間取りや外観にこだわりが強い人
一条工務店といえば住宅性能が高いことで知られていますが、ハグミーは通常の商品よりも性能が劣ります。
劣った部分をカバーしようとオプションを追加するとコスパの良さを感じにくくなってしまうため、性能重視の人には向いていません。
また、間取りや外観もある程度規格化されたなかから選択することになり、どうしても他と似たような雰囲気になってしまいます。
個性を出したい人にはおすすめ出来ません。
一条工務店のハグミー(HUGme)は他商品よりも安い
この記事では、一条工務店のハグミー(HUGme)の特徴や他商品・他社との比較を紹介しました。
一条工務店の高性能な家を、本体価格1,490万円、坪単価約50万円から建てられる機会はなかなかありません。
ただし、一条工務店の他の商品に比べると住宅性能はやや劣るため、コスパ重視の人におすすめです。
ハグミーでオプションを選択しすぎると総費用は大きくなってしまいます。
性能や自由度の高い間取りを重視する人には向いていませんが、性能の良い家を低価格で購入したい人におすすめです。
マイホームを検討している人は、この記事を参考にしながらチャンスを逃さないようにしてください。