家を建てるきっかけは?購入体験者が決断した理由や年齢・タイミングを紹介!

これからはじめてマイホームを建てたいと思っている方の中には、現在の貯蓄額や年収、将来の生活設計、住宅ローンの返済などを考慮した上で、いつ頃建築すればよいのかを模索中の方が多いのではないでしょうか。

「思い立った時が実行に移す時」とはいうものの、高額な費用がかかる住宅建築では思い付きだけで簡単に決断する訳にはいきません。

それでは、一般的にはどのようなきっかけで家を建てる人が多いのでしょうか?

また、何歳くらいで家を建てるのがベストなのかも気になるところです。

本記事では家を建てるきっかけや取得する家の種類など、はじめてのマイホーム取得で気になる点について解説します。

家を建てるきっかけは人それぞれ

家を建てるきっかけには様々な理由があり人それぞれだと思いますが、一般的にはどんな理由が多いのでしょうか?

一番多いのは「子供関係」

国土交通省が発表した「平成29年度住宅市場動向調査報告書」によると、注文住宅の居住人数は平均3.5人で、3人以上が全体の77.2%を占めています。

一方、同調査では高齢者のいる世帯が全体の24.3%、高齢者がいない世帯が58.1%になっているため、戸建注文住宅では子供がいる世帯が多いと推測できます。

したがって、子供ができたことや子供の入学、進学などのイベントが注文住宅を建てるきっかけになっているケースが多いと思われます。

また住宅取得に関する様々なアンケート調査の結果を見ても、家の購入を検討したきっかけとして「子供や家族のため」、「出産や入学をきっかけに」、「子供の成長のため」、「子供に財産(家)を残したい」などといった子供関係のものが常に上位を占めています。

その他の理由とは?

その他ではどんな理由が多いのでしょうか?

様々なアンケート調査の結果で上位のものをご紹介します。

現在の家が手狭になった

親との同居や子供の成長にともなって部屋数が足りなくなったという理由の他に、モノが増えて収納スペースが足りなくなった、人を家に呼ぶことが多くなった、趣味の部屋が欲しくなった・・・などの理由で現在の家が手狭になるケースも多いでしょう。

もっと広い家でのびのびと暮らしたいということは、誰もが一度は考えることなのではないでしょうか。

現在の家が老朽化した

現在の住まいの老朽化も家を新たに建てるきっかけとして多い項目です。

経年劣化による耐震強度の低下や設備の老朽化、省エネ・断熱性能の低さなどはリフォームで対応することも可能ですが、建物が古くなると建て替えたり買い替えたりする場合と同じくらいのコストがかかってしまう場合があります。

また建て替えを検討するほど老朽化した建物は、すでに現在の家族構成やライフスタイルに合わなくなっていることが多いと思います。

その様な場合には、新たに家を建てることを選択するケースがほとんどです。

住まいに安全性や快適性を求めることはごく自然の欲求です。

家賃がもったいない

現在賃貸住宅に居住している場合には、高額な家賃を一生払い続けても永遠に自分の資産にはなりません。

また将来的には家賃が高騰してしまう不安や、自由に増改築・リフォームすることができない、犬や猫を飼うことができないなどといった不便さもあります。

近年では低金利で融資を受けることが可能なため、月々家賃並みの住宅ローンの返済額で家を建てることが可能です。

持ち家で自由に暮らすためや、資産形成を目的に新たに家を建てる方が少なくありません。

集合住宅の物音が気になる

上下左右が隣戸と接している集合住宅では、音に関する近隣トラブルが数多く発生しています。

隣戸に気兼ねすることなく生活することが家を建てる動機になることも多いでしょう。

老後に住む場所を確保したい

老後の安心のためというのも住宅を建てるきっかけとして多い動機のひとつです。

老後も家賃を支払って賃貸住宅で暮らすよりも、できるだけ早いうちに住む家を確保して安心したいと思うのは当然のことでしょう。

老後に向けて精神的な安心感や豊かさを求める様子がうかがわれます。

相続税対策として

家を建てて現金を建物に替えると、相続になった時の建物評価は実際にかかった建築費用ではなく、固定資産税評価額で評価されます。

一般的には建築費の半分以下になることが多いので、住宅建築は相続税対策にもなります。

したがって子供や配偶者に負担をかけないための節税目的としても有効です。

社宅に住めなくなる

会社に社宅がある場合には、比較的安い賃料で入居することが可能で、転勤が多い場合でも柔軟に対応することができるので非常に便利です。

しかし会社のルールで社宅に住むことができる年齢の上限が定められていることが多いため、社宅を出るタイミングで住宅を取得するケースが少なくありません。

家を建てようと思い立つのは夫?妻?

家を建てようと思い立つのは夫婦の間ではどちらが多いのでしょうか?

興味深いデーターをご紹介します。

家を建てることを思い立つのは夫が多い!

過去に住宅メーカー9社が共同で行った住まいに関する意識調査の結果では、家を建てようと思い立った人は「夫」が58%、「妻」が28%で、夫が妻の2倍以上だったといいます。

一方、妻の親と同居する世帯では「妻」が4割だったそうです。

条件により多少の違いはあるものの、家を建てようと思い立つのは一般的に夫の方が多いといえます。

家にはどんな種類がある?

住宅の種類には様々な分け方がありますが、大きく分けると新築住宅と中古住宅があり、さらにそれぞれ細分化されます。

新築の戸建には2つの種類がある

新築住宅には新築戸建住宅と新築マンションがあり、新築の戸建住宅には注文住宅と分譲住宅があります。

それぞれの特徴をご紹介します。

注文住宅

工法や構造、間取り、設備、仕様など自分の要望を反映して一から設計を依頼して新築する住宅のことをいいます。

自由度が高いのがメリットですが、注文住宅を建てるための土地を別に調達する必要があります。

分譲住宅

土地と建物がセットで販売される新築住宅のことで、一般的には建売住宅といわれています。

完成済の状態や工事中の状態で購入するケースがほとんどです。

したがって自分の意向が建物に反映されることはほとんどありませんが、購入手続きやプラン決めなどの煩わしさがなく、比較的早く入居できるメリットがあります。

その他の家には3つの種類がある

その他の家にはどのようなものがあるのでしょうか。

他の3つの住宅をご紹介します。

中古住宅

新築後に他の人が所有(居住)していた住宅のことで既に築年数が経過していますが、同じ立地、同じ面積であれば新築住宅を購入するよりも安く購入できるのがメリットです。

民間賃貸住宅

個人や民間企業などが賃貸する目的で建築した住宅のことで、一般住宅よりも広さや住宅性能、設備、仕様などが劣る傾向があります。

また一般的に入居者が自由にリフォームすることはできません。

毎月住宅ローン並みの家賃の支払いが発生するケースもありますが、気軽に住み替えできるのがメリットです。

リフォーム住宅

売主が増改築、リフォームなどの工事を実施して販売する住宅のことをいいます。

近年では不動産再販業者が中古住宅を買い取り、新築同様にリノベーションを行って販売する物件が人気です。

【Q&A】家を建てるのは何歳がベストタイミング?

Q:家を建てるのにベストなタイミングの年齢はあるのでしょうか?

A:国土交通省住宅局による「平成29年度住宅市場動向調査」によると、平成29年度に住宅を購入した一次取得者(はじめて住宅を取得した人)の平均年齢は、注文住宅が39.5歳、分譲戸建住宅が37.4歳、分譲マンションが39.5歳、中古戸建住宅が42.9歳、中古マンションが44.2歳になっていて、新築住宅を購入した一次取得者の平均年齢は30歳代後半だったことがわかります。

また年代別でみても、新築住宅を購入する人の約半数が30歳代です。

30歳代が多い理由としては、住宅ローンの完済年齢が深く関わっていると思われます。

住宅ローンの完済年齢の期限は金融機関によって多少異なりますが、多くが75歳または80歳となっています。

住宅ローンは途中で一括返済することも可能ですが、ローンの支払い期間を35年とした場合に、75歳までに完済するためには40歳までに住宅ローン契約を結ぶ必要があります。

多少返済期間に余裕を持たせて定年退職前に住宅ローンを完済したいと思うならば、30歳代で住宅を購入するのが理想です。

住宅購入の際にはほとんどの方が住宅ローンを利用するため、完済年齢から逆算して購入時期を決める必要があります。

こうしたことから考えると、家を建てるのにベストなタイミングは30歳代から40歳代前半といえます。

まとめ

家を建てるきっかけや家の種類、家を建てるベストなタイミングなどを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

家を建てるきっかけは一定の傾向こそあっても、決してすべての方が同じきっかけではありません。

またはじめて家を建てる際の年齢は、データー上や住宅ローンの完済年齢から逆算すると30歳代が望ましくても、全ての人にあてはまるとは限りません。

それぞれのライフスタイルや将来設計、現在の貯蓄額、年収などによってベストな購入時期のタイミングが異なって当然です。

最も大切なことは将来の計画をきちんと立てて、住宅資金を計画的に蓄えておくことです。

資金のたくわえさえあればその分自己資金が増えるので、住宅ローンの借入額が減り、返済期間を短縮することができます。

35年もの長期ローンを組む必要もないので、40歳までに家を建て、75歳迄返済し続ける必要もありません。

本当に重要なのはいつ購入するのかではなく、いつまでにどれくらいの建築資金を蓄えるのかという計画をしっかりと立てることです。

そして自身の状況に合わせて、ベストな住宅購入のタイミングを見定めるようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です