将来に向けた資産形成の手段として現在人気なのが不動産投資です。
不動産投資は、購入した不動産を第三者に貸し出すことで家賃収入を得る投資であり、比較的手間がかからないことから本業のある会社員にも人気があります。
不動産投資は、業者選びが最も重要なポイントになりますが、現在は投資用物件を扱う不動産会社が増え、業者選びが難しくなっています。
「不動産投資を始めたいけど、どの会社を選べば良いか分からない」そんな悩みを持っている人は多いでしょう。
そこで今回は、不動産投資のプロがおすすめする投資用不動産会社ランキング2022年度版を一挙公開します。
プロから見る業者選びのポイントについても解説しますので、不動産投資を検討している人は是非参考にしてください。
【本記事の監修者】 宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 大学卒業後、東証一部上場大手保険代理店へ入社。その後、大手不動産ポータルサイト運営会社へ転職。ITベンチャー企業での経験を経て株式会社Azwayを創業。 「住まい」と「ライフスタイル」に特化したWEBサービスを手掛けている。
もくじ
【不動産投資】会社選びの最重要ポイント3選!
まず、投資用物件を扱う不動産会社を選ぶ際に最も重要なポイントを3つ紹介します。
投資用不動産会社を見極める基本的なポイントになるので、しっかり理解しておきましょう。
ポイント①立地はどうか
まず、物件を展開しているエリアはどうかです。
いわゆる「立地」ですね。
投資用不動産は、立地が良くないと長期に渡って安定した入居率を維持できません。
会社によって物件を展開するエリアは違いがありますので、賃貸需要が高いエリアで物件を供給している会社の方が、入居付けに苦労しないと言うメリットがあります。
逆に、賃貸需要が低いエリアで物件の供給が多い会社は、物件を仕入れる力が弱い証拠です。
建物は、後から変えることが可能ですが、立地はどう頑張っても変えることが出来ないので、立地にこだわって物件を供給している不動産会社を選びましょう。
ポイント②管理力はどうか
投資用不動産を展開する会社は、自社物件の管理も兼ねていることが多いので、管理力についても大切なポイントです。
管理力とは、物件管理に関わるサービスの高さのことを言います。
例えば、入居者からのクレーム対応や建物の維持・修繕、入居付け等、賃貸経営を成功に導くために必要な管理業務全般で質の高い会社を選ぶことが重要です。
物件管理が弱い会社で不動産投資の成功はありません。
よって、可能な限り管理戸数が多く実績豊富な会社で、尚且つ、入居率が高い会社を選ぶのが良いでしょう。
実際に管理物件を見に行ってしっかりと清掃や修繕がなされているか確認するのも良い方法です。
ポイント③信用できるか
投資用に購入する物件は、誰もが初めて経験するレベルで高額な買い物です。
物件にもよりますが、都心の物件だと数億円を超えるものも投資用物件では、珍しくありません。
よって、業者選びの際には、会社の信用力がかなり重要になります。
不動産投資は、失敗すると多額の借金を背負う可能性があり、人生を狂わしてしまうリスクもあるからです。
会社の信用度を見極めるのは、なかなか難しいポイントでもありますが、会社規模や創業してからの年数、上場の有無、営業の仕方等から出来るだけ信用度の高い会社選びをしましょう。
デメリットとリスクも細かく説明してくれる会社を選ぶ
基本的なことですが、営業マンとの商談の中でデメリットとリスクも細かく説明してくれる会社を選びましょう。
メリットばかり話をする営業マンは、聞き心地が良く感じるかも知れませんが、そのまま物件を購入するのは危険です。
投資用の不動産は、購入した後もずっと管理会社を通してやり取りが続きますので、良いことだけでなく悪い部分もしっかりと伝えてくれる会社の方が長く付き合う上でも安心出来ます。
広告上では、「リスクとデメリットまでしっかり説明します」と謳っていても実際の営業現場では良いことしか言わない会社も多いので、予め注意しておきましょう。
担当者が押し売りしてくる会社は要注意
不動産会社と言えば押し売りのイメージが強いかも知れませんが、投資用物件を扱う会社でも押し売りが強い営業マンは沢山います。
営業マンも自分の成果に追われている為、ある程度しつこいのは仕方ないですが、迷惑に感じるような会社は要注意です。
押し売りの強い営業マンが多い会社は、売れない物件を無理やり売らされている可能性が高いので、すぐにやり取りをやめることをおすすめします。
アフターフォローがしっかりしている会社を選ぶ
投資用物件は、購入してからが本当のスタートです。
運営に必要な管理業務をはじめ、アフターフォローがしっかりしている会社を選びましょう。
グループ会社に管理会社があり、自社物件は全て管理していると言う会社であれば、ある程度は安心出来ますが、管理は別会社に委託すると言うケースは注意が必要です。
特に物件の販売しかしていない会社は、売ったら終わりでアフターフォローが無い会社が基本です。
不動産投資について相談する段階から、アフターフォローの有無を営業マンにしっかりと確認した上で、話を進めましょう。
投資用不動産会社を選ぶ際のポイント5選
おすすめの投資用不動産会社を紹介する前に、会社を選ぶ際のポイントを5つ紹介します。
不動産投資を成功させる上で重要な要素でもあるので、必ず読んで理解しておきましょう。
ポイント①入居率
不動産投資で成功する上で最も重要なことは物件の入居率を高めることであり、いかに満室状態を継続できるかが重要なポイントになります。
入居率を安定させることが出来れば、余程大きな事故が起きない限り、不動産投資は成功します。
入居率は、不動産会社の物件と管理次第で決まります。
賃貸需要が高い物件を供給し、建物の維持・管理を万全に行い、入居付けの営業に力を入れている会社は、必然的に入居率が高くなります。
入居率は、投資用物件を扱う会社であれば、宣伝用にホームページ上で記載しているケースが多いので、予め確認しておきましょう。
ポイント②会社規模
リスクを負って大きな投資をする訳ですので、会社規模も重要なポイントです。
従業員数や資本金、上場の有無、創業してからの期間等を見て、出来るだけ実績豊富な大手企業を選んだ方が安心です。
何か問題が発生した際の対応は、資金力のある大手企業の方が、手厚いケースが多いです。
もちろん、創業間もないベンチャー企業が絶対におすすめ出来ない訳ではないですが、長く付き合っていくことと突発的なリスクを考えると、大手企業の方がおすすめ出来ます。
ポイント③営業マンの質
会社選びも大切ですが、担当となる営業マンの質も同じくらい大切です。
営業マンの質が低いと不動産投資に対する満足な情報を得ることは出来ません。
特に初めて不動産投資を検討する人は、ベテランで経験も知識も豊富な営業マンの方がおすすめです。
不明点を何でも質問でき、納得した上で物件購入に進めるからです。
しかし、ベテランであってもこちらの疑問に対する回答が曖昧であったり、話を逸らしたりする質の低い営業マンもいる為、注意が必要です。
営業マンの質が低いと感じた際は、不動産会社を変えるか、遠慮なく営業担当を変えてもらうことをおすすめします。
ポイント④利回り
投資である以上、収益性にこだわらなければ意味がありません。
不動産投資で収益性を見るには、表面利回りを見るのが基本です。
表面利回りとは「年間家賃収入÷物件価格×100%」で計算することができ、不動産の収益性を測る為に最も分かり易い指標で、利回りが高い物件程、収益性も高いと言えます。
また、高利回り物件を多く供給している会社は、物件を安く仕入れるノウハウが高いと判断出来ます。
投資用物件を選ぶ上で、利回りだけを見て判断するのはおすすめしませんが、投資である以上、出来るだけ高利回り物件が多い会社を選ぶ方がおすすめです。
ポイント⑤銀行金利
投資用物件を展開する会社は、独自で提携している銀行があるケースが多く、ローンの条件もさまざまです。
ローンの条件で最も大切なのは、金利です。
不動産投資で活用できるローンは、住宅ローンではなく事業用ローンになる為、銀行によって金利にかなりの差があります。
金利が高いと、その分月々の返済が重くなり、キャッシュフローを圧迫される為、金利が安い銀行と提携する不動産会社の方が投資をする上でお得と言えます。
【総合ランキング】おすすめ不動産投資会社5選を徹底比較!
それでは、おすすめの不動産投資会社を5つ紹介します。
まずは、総合ランキングと言うことで物件の種類に関係なく、業界全体から見たおすすめの会社を他社と比較しながら紹介していきます。
1位 グローバル・リンク・マネジメント
設立年月 | 2005年3月 |
管理戸数 | 2271戸 |
入居率 | 99.67% |
グローバル・リンク・マネジメントは、投資用マンションのデベロッパーであり、マンション開発から販売・管理まで一貫して展開している東証プライム上場の会社です。
物件は、東京23区内・川崎駅の徒歩10分圏内に厳選して開発されており、入居率は99.67%と高い入居率を維持しています。
また、サブリースにも対応しており、更新期間が7年と他社より長期間である点も魅力です。
好立地の資産性が高い物件で安定した賃貸収入を得たい人には得におすすめの会社です。
2位 GAテクノロジーズ
設立年月 | 2013年3月 |
管理戸数 | 7222戸 |
入居率 | 99.75% |
GAテクノロジーズは、ITの技術を活用した革新的な不動産投資が特徴の東証グロースに上場している会社です。
不動産の資産価値を評価する過程に独自アルゴリズムの人工知能を活用することで、投資用として価値の高い物件を開発しています。
購入後の管理においては、グループ会社であるRenosy ASSETの方に任せることが可能です。
不動産クラウドファンディングにも参入しており、最低出資額1万円から投資できるので、初めから物件を購入するのは怖いと言う人もお試しで投資が出来ます。
3位 FJネクスト
設立年月 | 1980年7月 |
管理戸数 | 17432戸 |
入居率 | 99.00% |
FJネクストは、東京都内を中心に、自社のマンションブランドである「ガーラ」シリーズを展開する東証プライム上場の会社です。
自社物件の82.5%が駅徒歩7分圏内と立地にこだわった開発をしているのが特徴です。
好立地戦略と合わせて、入居者向けの手厚いサービス等を強みに、入居率は99.0%と高い水準を維持しています。
管理戸数は17,000戸を超えており、物件管理のノウハウが高いことに加え、空室時の家賃保証もあります。
購入後の充実したアフターサポートも魅力であり、不動産投資初心者の人でも安心して投資することができます。
4位 利回り不動産
設立年月 | 2014年8月 |
管理戸数 | 不明 |
入居率 | 不明 |
利回り不動産とは、株式会社ワイズホールディングスが展開する不動産クラウドファンディングサービスです。
一般的な不動産投資とは違い、物件を購入する訳では無い為、ローンによるリスクが無く「不動産に投資したいけど借金は嫌だ」と言う人におすすめです。
最低1万円から投資することが出来ますので、初心者のお試し投資としても有効と言えます。
不動産投資と言うよりは金融投資に近いので、不動産だけでなく投資全般に興味がある人にもおすすめ出来るサービスです。
5位 オープンハウス
設立年月 | 1997年9月 |
管理戸数 | 不明 |
入居率 | 不明 |
オープンハウスは、国内の分譲戸建メーカーとして有名ですが、実は投資用でアメリカの不動産を開発しており、販売・管理・売却等で国内トップクラスの実績があります。
アメリカ国内の厳選された立地で物件を開発しており、安定した家賃収入とインフレによる売却益を狙うことが出来ます。
国外の不動産は、銀行ローンの審査が厳しくなりますが、グループ会社であるアイビーネットでアメリカ不動産向けの融資を行っているので安心です。
購入物件を担保に、最大で物件価格の70%まで融資を受けることが可能です。
海外の不動産投資は、法規制もあり、参入するのが難しいですが、オープンハウスの高いノウハウと潤沢な資金力により、他社に出来ないサービスを実現しています。
ジャンル別おすすめの不動産会社5選を紹介!
一口に不動産投資と言っても、物件の種類によって様々なジャンルがあります。
ここでは、不動産投資の中でも一般的な区分マンション、1棟アパート、土地からのアパート経営(有活)でおすすめの不動産会社を5社ずつ紹介します。
区分マンション投資でおすすめの不動産会社5選
まず、区分マンション投資でおすすめの不動産会社を紹介します。
1位 プロパティエージェント
設立年月 | 2004年2月 |
管理戸数 | 3709戸 |
入居率 | 98.89% |
プロパティエージェントは、東証プライムに上場しており、東京23区と横浜エリアに厳選したマンション開発・販売を行うデベロッパーです。
入居率は、常に98%後半を維持しており、新築マンションと中古マンションどちらも取扱いがあります。
10社以上の金融機関と提携しているのが強みであり、物件の高い担保力によるフルローンでの融資が可能です。
サービスに優れた賃貸管理や確定申告のサポート等、オーナーに対するアフターフォローが万全である点も嬉しいポイントです。
2位 トーシンパートナーズ
設立年月 | 1989年2月 |
管理戸数 | 13031戸 |
入居率 | 97.10% |
トーシンパートナーズは、マンション投資を専門に扱う不動産会社です。
創業30年を超える歴史があり、管理物件13,000戸以上に対してコンサルティングを行ってきた豊富な実績があります。
デザイナーズマンションの開発も行っており、都心でありながら広々とした間取りを設け、セキュリティ面も万全の資産価値の高い物件を供給しています。
入居率は97%以上を維持しており、サブリースにも対応している為、投資初心者にも安心です。
3位 シノケンプロデュース
設立年月 | 1990年6月 |
管理戸数 | 42000戸 |
入居率 | 98.80% |
「アパート経営のシノケン」で有名な同社ですが、区分マンションにおいても魅力的な会社です。
1990年に創業し、管理戸数42000戸以上の豊富な実績と確かなノウハウにより、好立地にこだわった資産性の高い物件に投資が出来ます。
少ない自己資金で不動産投資を始められる点も魅力的なポイントであり、不動産投資初心者の人には、特におすすめ出来る会社です。
入居率は98.8%と高い数値を維持しており、セミナーやアフターフォロー等、顧客に寄り添ったサービスも魅力的です。
4位 インヴァランス
設立年月 | 2004年5月 |
管理戸数 | 4800戸 |
入居率 | 98.60% |
インヴァランスは、東京23区に特化してマンション開発・販売をするデベロッパーです
自社ブランドである「CREVISTA」や「LUXUDEAR」を中心に100棟以上を開発・販売しており、実績も豊富です。
建物には最先端のIoTを導入することで、スマートホーム化を実現しており、満足度の高いサービスと物件の差別化により、98%以上の高い入居率を維持しています。
5位 日本財託
設立年月 | 1990年10月 |
管理戸数 | 25215戸 |
入居率 | 99.43% |
日本財託は、マンション販売から管理まで一貫して行う不動産会社です。
1日1人以上のペースでオーナーが増加している程、マンション投資ではかなり知名度の高い会社です。
無料セミナーにかなりの自信を持っており、セミナー後のしつこい勧誘は一切行わない為、気軽にセミナー参加できるのも魅力的です。
無料セミナーはオンラインでも開催しており、多数のメディアから取り上げられた程、内容は充実しています。
まだ不動産投資を検討し始めたばかりで不必要な勧誘を受けたくないと言う人には、特におすすめの会社です。
アパート投資でおすすめの不動産会社5選
次に、アパート投資でおすすめの不動産会社を紹介します。
1位 シノケンプロデュース
設立年月 | 1990年6月 |
管理戸数 | 42000戸 |
入居率 | 98.80% |
区分マンション投資でも魅力的なシノケンプロデュースですが、アパート経営においても業界トップクラスの信頼と実績があります。
5,000棟を超えるアパートの販売実績があり、そのうち4割以上が自己資金500万円未満と言う少ない資金からアパート経営をスタートさせています。
福岡市で創業しており、物件は首都圏だけでなく福岡、関西、名古屋、仙台で供給されています。
入居率の高いデザイナーズアパートと充実したアフターフォローにより、不動産投資が初めてと言う人でも安心です。
2位 スピリタス
設立年月 | 2012年1月 |
管理戸数 | 不明 |
入居率 | 99.00% |
スピリタスは、一部屋3畳のデザイナーズアパート「QUQURI(ククリ)」の開発・販売を行うアパート経営に特化した不動産会社です。
コンパクトタイプの間取りでありながら、住み心地の良い住環境を提供しており、入居率は99%と高い水準を維持しています。
東京都内でも、特に賃貸需要の高いエリアを厳選して開発しており、コンパクトでもおしゃれに暮らせる物件なので、入居者から人気があります。
3位 武蔵コーポレーション
設立年月 | 2005年12月 |
管理戸数 | 26799戸 |
入居率 | 97.23% |
武蔵コーポレーションは、個人投資家向けに、1棟アパートやマンションの販売・管理を一貫して行っている不動産会社です。
中古物件を自社で定めた120個チェック項目によって徹底的に調査し、同社で一度仕入れてから再度販売する仕組みが特徴です。
基本的に、満室状態にしてから引渡しとなり、入居者の情報もしっかり把握した上で物件を購入することが出来ます。
空室や滞納時の家賃保証もあり、建物に瑕疵があった場合でも、最大6年間は修繕や工事の費用を会社が負担してくれるので、手厚いアフターフォローも魅力です。
4位 松堀不動産
設立年月 | 1973年2月 |
管理戸数 | 5500戸 |
入居率 | 95.00% |
松堀不動産は、埼玉県を中心に50年近くの歴史がある不動産会社です。
投資用物件だけでなく、戸建やアパートをはじめとした建築リフォーム業、ランドリー事業、日本語学校など地元密着型のサービスを展開しています。
地元密着型ならではの、入居付けやマーケティングについて高いノウハウを持ち、平均入居率が驚異の96%以上を維持しています。
同社が提供する物件には「10年定額保証システム」と言う満室状態の家賃額を10年間保証してもらえるサービスが付いています。
家賃保証率90%のサブリースも展開しており、入居付けの強さに自信がある点は、投資家として安心出来るポイントです。
5位 リッチロード
設立年月 | 2000年2月 |
管理戸数 | 1927戸 |
入居率 | 90.00% |
一棟アパートをはじめ幅広い収益物件を取り扱っているリッチロードは、不動産販売だけでなく、不動産鑑定やFPの相談、建設業と幅広い事業を展開しています。
関東全域で活動しており、低価格で高利回りの掘り出し物を購入できるのが魅力の一つです。
また、同社では不動産投資をメインに、資産運用やライフプランについての相談も事業として受けています。
弁護士や司法書士、税理士といった法律家や、一級建築士・マンション管理士等などの設計・管理の専門家と多数提携しているので、投資家の悩みを的確に解決してくれます。
管理については、入居者からのクレームに24時間体制で対応しているので、アフターサービスが手厚いのも安心出来るポイントです。
土地からアパート投資でおすすめの不動産会社5選
ここでは、土地をすでに所有している地主向けアパート投資でおすすめの会社を紹介します。
持っている土地の有効活用として魅力的ですので、是非参考にしてください。
1位 大和ハウス工業
設立年月 | 1955年4月 |
管理戸数 | 610,000戸 |
入居率 | 98.00% |
大和ハウス工業は、グループ全体で、住宅・建設業界で長年トップを走り続ける日本の代表的企業です。
アパートだけでなく、戸建注文住宅、マンション、大型ビルまで全ての建物に対応できる技術力、ノウハウが強みです。
また、賃貸アパートだけでなく、駐車場・コインランドリー等の土地活用においても相談可能であり、非常に頼りになる会社です。
独自のサポートシステム「悠々サポート・DAPS」では、管理・運営についての業務等を全般的にサポートしてくれます。
2位 東建コーポレーション
設立年月 | 1976年7月 |
管理戸数 | 255416戸 |
入居率 | 98.80% |
東建コーポレーションは、CⅯでも御なじみの全国展開している建築メーカーです。
特に防音性には定評があり、屋内外・上下階・隣室・排水管等、全ての箇所に高い防音性を実現しています。
また、テレビCM で有名なグループ会社であるホームメイトが、独自のネットワークを強みに、全国から入居者を確保してくれるのも大きなメリットです。
管理サービスも手厚く、24時間対応のコールセンターや入退去管理、家賃滞納回収に至るまで、管理業務を一括して代行してくれます。
3位 セレコーポレーション
設立年月 | 1993年8月 |
管理戸数 | 11319戸 |
入居率 | 97.90% |
セレコーポレーションは、建物を自社で一貫生産することを徹底しており、首都圏にエリアを絞った、住空間にこだわる今の若い層に人気のアパート建築会社です。
同社の建物は、通常よりも2戸多く住戸を増やせる「Fusion Type」を採用しており、空間を上手く利用することで、22㎡でも25㎡相当の空間を実現しています。
同社では、アパート業界でも非常に珍しい「入居希望者公開抽選会」を開催していますが、抽選会には入居希望者が殺到する人気ぶりで、ニーズの高さは間違いありません。
同社が提供する高級アパート「My Style vintage」は、赤レンガ調で上品さがあり、幅広い入居者をターゲットに出来るのも強みでしょう。
4位 МDI
設立年月 | 2008年10月 |
管理戸数 | 40924戸 |
入居率 | 99.10% |
МDI は、2019年9月にソフトバンクグループの傘下となり、今後更なる成長が見込まれる注目の会社です。
一番の強みは、99%以上をキープしている入居率であり、長年高い入居率を維持するだけの圧倒的な管理力が魅力です。
また、全国賃貸住宅新聞が出している「賃貸住宅に強い会社年間着工数ランキング」において、関東エリア第1位を2年連続で達成する等、現在とても勢いがあります。
サブリースを利用すると、同社の負担で内装クロスを入居者の好みに貼り替え出来る「オーダーメイドインテリア」のサービス等もあり、入居者サービスも大きな魅力となっています。
5位 旭化成ホームズ
設立年月 | 1972年11月 |
管理戸数 | 108000戸 |
入居率 | 97.80% |
賃貸住宅の有名ブランド「へーベルメゾン」を展開する旭化成ホームズは、鉄骨と火災に強いALCコンクリート版の組み合わせで、災害に強い建物づくりが一番の強みです。
また、同一のニーズに合わせて入居者を集める「コミュニティ賃貸」では、同じニーズを持つ入居者を集め、コミュニティが自然に発生しやすい新しい賃貸運営を提供しています。
現状「ペット共生住宅」「子育て住宅」「女性限定住宅」「シニア向け住宅」の4つを展開しており、コミュニティ形成により入居期間が長期化する効果があります。
実際、入居率は97.8%と高い水準を維持しており、今後更に新しい発想により、より魅力的なサービスが期待できるでしょう。
気になった会社があったら「無料セミナー」に参加しよう!
不動産投資に興味があり、気になる会社がある人は、一度無料セミナーに参加してみることをおすすめします。
投資用不動産を展開する会社は、定期的に無料セミナーと相談会を開催しているケースが多いです。
セミナーの内容は会社によりますが、初歩的な内容が多いので、不動産投資を初めて検討する人が基本知識を得るのにもおすすめです。
多くの会社でセミナー後に個別相談会を設けているので、そこでセミナーの内容には無い、少し掘り下げた説明を受けることができます。
個別相談会では、営業担当とマンツーマンで対話できるので、自分の疑問点や不安な点を何でも相談してみましょう。
個別相談会は、担当となる営業マンとの相性を確かめる為にも有効です。
不動産投資を始める前に必ず注意するべきポイント3選
最後に不動産投資を始める前に必ず注意するべきポイントについて3つ紹介します。
物件購入後に後悔することが無いよう、以下の内容を是非参考にしてください。
必ず複数の不動産会社に相談する
おすすめの不動産投資会社を多数紹介しましたが、必ず投資の相談をする際は、複数の不動産会社に問い合わせをしましょう。
1社や2社の話を聞いただけでは、会社ごとのメリットが分からず、自分にとってどの会社が良いのか判断が難しいからです。
また、会社によって扱う物件の種類にも違いがありますので、投資スタイルが固まっていない限りは、物件の種類ごとに3社以上は相談してみることをおすすめします。
必ず自分が納得してからスタートする
不動産投資において、焦って投資を始めるのは絶対に危険です。
メリットやリスクを正しく理解した上で、複数の物件を検討し、必ず納得した上で投資をスタートさせることが大切です。
不動産会社によっては焦って購入を進めてくることもありますが、前のめりになっては駄目です!
不動産投資は、失敗させない為にスタートとなる1棟目がとても重要なポイントとなるので、時間をかけて必ず自分が納得してから投資を始めましょう。
必ず自分でも情報取得を心掛ける
不動産投資で失敗する人の典型的な特徴は、業者任せにして自分で情報収集をしないことです。
投資家である以上、不動産業者以上に不動産投資について知識を持っているのが理想です。
不動産業者はあくまで物件を売るプロですので、投資家は投資のプロとして、自分でもしっかりと情報取得することを心掛けましょう。
まとめ
今回は、不動産投資のプロがおすすめする投資用不動産会社をテーマに、プロから見る業者選びのポイントについて紹介しました。
不動産投資は、自分の考え方や価値観によって、投資スタイルに大きな違いが出る投資です。
ここまで解説してきた内容を参考に、自分に合ったスタイルを確立し、納得した上で不動産投資をスタートさせて欲しいと思います。