新生銀行の住宅ローンの評判は?金利や審査基準、団信から借入額のシミュレーションまで完全網羅

<記事の情報は、2023年9月1日時点のものです>

念願のマイホーム。

購入は決意したけど、「どこの銀行から住宅ローンを借りて良いか分からない」という人も多くいると思います。

ついつい目先の金利に目が行ってしまいがちですが、住宅ローンには金利以外の様々な諸費用が発生します。

商品性を理解せず、金利だけで銀行を選んでしまうと、借入時の諸費用が高額で、自己負担分が払いきれないという事態になりかねません。

新生銀行の住宅ローンは、他の銀行に比べ、初期費用を比較的抑えられるというメリットがあり好評です。

新生銀行の住宅ローンについて解説していきます。

また、解説に入る前に家づくりを失敗させないために1番重要なことをお伝えします。

それは、1番最初にマイホーム建設予定に対応している住宅メーカーからカタログを取り寄せてしまうこと。

これから30年、40年と生活をするマイホーム。絶対に失敗するわけにはいきません。

家を建てようとする人がよくやってしまう大きな失敗が、情報集めよりも先に住宅展示場やイベントに足を運んでしまうこと。

「とりあえず行ってみよう!」と気軽に参加した住宅展示場で、自分の理想に近い(と思い込んでいる)家を見つけ、営業マンの勢いに流され契約まで進んでしまう人がかなり多いのです。

はっきり言って、こうなってしまうと高確率で理想の家は建てられません。

もっと安くてもっと条件にあった住宅メーカーがあったかもしれないのに、モデルハウスを見ただけで気持ちが高まり契約すると、何百万円、場合によっては何千万円という大きな損をしてしまうことになるのです。

マイホームは人生の中でもっとも高い買い物であり、一生の付き合いになるわけですから、しっかりと情報収集せずに住宅メーカーを決めるのは絶対にやめましょう。

とはいえ、自力で0から住宅メーカーの情報や資料を集めるのは面倒ですし、そもそもどうやって情報収集すればいいのか分からない人も多いはず。

そこでおすすめしたいのが、東証プライム上場企業のLIFULLが運営している「LIFULL HOME'S」のカタログ(資料)一括請求サービスです。

LIFULL HOME'Sカタログ一括請求サービスのすごいところは、家を建てる予定のエリアや希望の条件を入力するだけで、簡単に条件にあったハウスメーカーや工務店がピックアップされ、まとめて資料請求ができるところ。

メーカーごとの強みや特徴が分かりますし、複数社で価格を競わせることで全く同じ品質の家でも400万.500万円と違いが出ることさえあります。

また、上場企業が厳しい審査をしているのも大きなメリットです。

審査に通った優良住宅メーカーのみ掲載が許されているので、悪質な会社に騙されたりしつこい悪質営業をされることもありません。

家を建てる前には1番最初にカタログを取り寄せてしまうことをおすすめします。

LIFULL HOME'Sカタログ一括請求サービス→

また、より慎重に住宅メーカーを決めたい方には、同じく東証一部上場企業のリクルートが運営している「SUUMO」の一括資料請求サービスもおすすめです。

MEMO

SUUMO・・・工務店のカタログ中心

HOME'S・・・ハウスメーカーのカタログ中心

正直、LIFULL HOME'SとSUUMOで資料請求をすればハズレないでしょう。最初は検討もしていなかったハウスメーカーや工務店の中から、予算や理想にぴったりの会社が見つかったということも意外と多いもの。

マイホームは一生に一度の大きな買い物。大きな損をしないよう、面倒くさがらずに必ずHOME`SとSUUMOのカタログ請求をしてくださいね!

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それではここから、詳しく解説をしていきます。

もくじ

新生銀行で住宅ローンを借りた人の評判・口コミ

新生銀行で、実際に住宅ローンを借りた人の口コミを紹介していきます。

ライオン先生

20代前半で結婚し、子供も出来たので新居を考えていました。

妻も20代で、お互いあまり貯金がない状況でしたが、新生銀行の住宅ローンであれば、初期費用が少なくて済んだので助かりました。

(20代男性 会社員)

ライオン先生

新生銀行の安心パックWに付帯されている家事代行サービスを定期的に利用しています。

自営業なので、どうしても妻に家事の負担を集中させてしまいがちになるので、家事代行サービスを利用して、一緒に出掛けています。

疲れて家に帰ってきたとき、家事が片付いているので本当に満足しています。

金利や条件も申し分なく、新生銀行で住宅ローンを借りて良かったです。

(40代男性 自営業)

ライオン先生

私も正社員で勤務しているため、帰りが遅くなることが多かったです。

そんな時に、新生銀行の付帯サービスであるハウスクリーニングサービスを利用すると、掃除の負担がすごく減って助かっています。

疲れて家に帰った時、ピカピカの我が家を見ると疲れが吹き飛びます。

金利だけじゃなく、その他の差別化されたサービスもしっかり確認して、新生銀行を選んで良かったと思います。

(30代女性 会社員)

融資時の初期費用や付帯サービスに対するコメントが確認できます。

蓄財状況や、労働環境によって、新生銀行の住宅ローンが重宝されているようです。

新生銀行で住宅ローンを借りる際の2つのメリット・特徴

新生銀行の住宅ローンのメリットとして

・保証料無料且つ手数料が少額

・家事代行サービス・ハウスクリーニングサービスなどの付帯プラン

の2点になります。

保証料無料且つ手数料が少額

新生銀行では、保証会社を利用しない為、保証料が不要です。

一般の銀行だと、金額と期間に応じて、金利以外に別途保証料が発生します。

ネット銀行だと、保証料無料の銀行が他にもありますが、新生銀行ならではの強みとして、住宅ローンに伴う手数料が少額な点です。

一般のネット銀行住宅ローンだと、融資手数料として、融資金額×2.2%を負担します。

仮に3,000万円の住宅ローンを借りたら、66万円の融資手数料が発生します。

新生銀行であれば、一般団信の住宅ローンであれば5.5万円、保障の手厚い安心パックWや安心パックSでも16.5万円の事務手数料です。

住宅ローン借入時の60万円以上の一括の費用負担は、家計にノーダメージとはいきません。

その点、申請銀行は、事務手数料が安価なため、家計に優しい初期費用となります。

金利だけでなく、初期費用負担も考慮して、住宅ローンを検討するのがおすすめです。

家事代行サービス・ハウスクリーニングサービスなどの付帯プラン

新生銀行住宅ローンの「安心パックW」には、家事代行サービスが付帯されています。

住宅ローン借入額に応じて下表のようにクーポン券が配布され、クーポン1枚の利用で、1回3時間のサービスを受けられます。

ハウスクリーニングサービスは、掃除内容によって1~3枚のクーポンが必要です。

お借入金額クーポン交付枚数
3,000万円 ~50枚
2,500万円 ~ 2,990万円40枚
2,000万円 ~ 2,490万円30枚
1,500万円 ~ 1,990万円20枚

家事代行サービスなどは、「時間をお金で買う」と考える人には非常に有用です。

また、安心パックWには他のサービスも付帯されているので、利用を検討する価値が大きい商品内容になります。

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新生銀行で住宅ローンを借りる際の2つのデメリット・注意点

新生銀行の住宅ローンのデメリット・注意点は、

・金利競争力

・変動フォーカスタイプだと融資手数料が発生

の2点になります。

金利競争力

初期費用を抑える新生銀行の「変動金利タイプ」の金利は0.42%となります(2023年9月)。

競合のネット銀行である、auじぶん銀行は変動金利0.319%、住信SBIネット銀行は変動金利0.44%と、新生銀行の金利を大きく下回ります。

融資手数料と金利の両面から、適切な金融機関を選択しましょう。

変動フォーカスタイプだと融資手数料発生

新生銀行には「変動金利タイプ」とは別に、「変動金利タイプ<変動フォーカス>」という借入タイプがあります。

変動フォーカスだと、金利が0.42%(2023年9月)と変動タイプに比べて▲0.23%低金利となりますが、他のネット銀行同様に融資金額×2.2%の手数料が発生します。

初期費用の負担を抑えたい人は、変動タイプを検討するのもいいでしょう。

年収別!新生銀行でいくら住宅ローンを借りられるかシミュレーション

(単位:万円)

年収借入額
3001,290
4003,000
5003,750
6004,500
7005,250
8006,000
9006,750
1,0007,500

住宅ローン以外に借入が無く、返済期間は35年返済で、シミュレーションしました。

新生銀行公式HPで、他の条件も含めて柔軟にシミュレーションできます。

なお、上表はあくまで参考の借入金額となり、個人の資産背景や信用力によって最終的な融資金額が確定します。

新生銀行で住宅ローンを借りることをおすすめしたい人の特徴

新生銀行の住宅ローンの特徴から、借入をおすすめする人のタイプを紹介します。

初期費用を抑えたい方・借入金額が大きい方

他の銀行だと、金利とは別に保証料や融資手数料が発生します。

借入が1,000万円程度であれば、融資手数料は22万円に留まりますが、5,000万円の借入には110万円の手数料が掛かります。

自己資金がある程度潤沢にあれば良いですが、住宅購入当初は家具の入替などでお金が出ていきがちです。

少しでも自己資金の負担を少なくしたい人が、大半だと思います。

新生銀行であれば、最小5.5万円の事務手数料に抑えられる点が魅力の1つでしょう。

共働きなどで多忙の方

小さなお子様がいる家庭や、共働き世帯で、家事に十分に時間を割けない方に、新生銀行の安心パックWをおすすめします。

家事代行サービスやハウスクリーニングサービスが住宅ローンに付帯されており、家事へのストレスを軽減できます。

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新生銀行で住宅ローンの仮審査・本審査に申し込む際の手順・手続き

新生銀行の住宅ローンは、WEBまたは郵送での申込手続きになります。

①審査の申込(申込人)

②審査に必要な書類のご案内(新生銀行)

③必要書類の提出(申込人)

④審査結果の案内(新生銀行)

⑤契約(申込人)

⑥融資実行

WEBでの手続きのほうが、郵送に比べて早くなります。

申込から融資実行までに、1ヶ月半程度掛かる可能性もありますので、早めの申込を心掛けましょう。

新生銀行で住宅ローン審査に通るためにしておきたい事前準備2選

・必要書類の準備

・審査の補足資料準備

の2つは、住宅ローン審査をスムーズに進めるだけでなく、審査結果の可否に関わる大切な準備です。

住宅ローン審査に不安がある人は、補足資料も含めて、しっかりと準備しましょう。

必要書類の準備

りそな銀行で住宅ローンを申込む際に必要な書類一覧です。

書類名会社員個人事業主法人経営者
住民票
免許証orパスポート
健康保険証
源泉徴収票
確定申告書一式
住民税決定通知書or課税証明書
法人決算書一式
納税証明書(その1、その2)
物件に関わる資料
お借入れ中の償還予定表

給与所得者と事業主によって用意する書類が異なります。

また、1期分のみで良いものもあれば、2期分の書類提示が求められるものもありますので、詳細は新生銀行HPで確認してください。

他の審査補足資料

・金融資産の証明(通帳の写し、証券会社の評価報告書)

・家族(配偶者)の源泉徴収票

・不動産をお持ちの場合、不動産登記簿謄本

・家族構成(両親は健在か、兄弟はいるか)

・両親が持ち家か賃貸か(持ち家なら不動産登記簿謄本)

揃えられるものから用意していきましょう。

金融資産の写しや配偶者の年収確認資料は、住宅ローン審査のプラス材料になります。

申込人の信用力だけでなく、世帯全体での資産背景や収入状況が分かる資料を提出することで、住宅ローン審査の結果が変わることもあります。

新生銀行の住宅ローンに関するセミナー・説明会情報

店舗・電話にて住宅ローンの相談が可能です。

なお、予約制になりますが、土日の相談も実施しております。

新生銀行の住宅ローンの概要をわかりやすく紹介

金利の種類・基準金利の推移

金利タイプ当初借入金利
変動金利(半年型)タイプ年0.42%
<変動フォーカス>*1
変動金利(半年型)タイプ年0.65%
当初固定金利1年年0.90%
3年年0.80%
5年年0.85%
7年年0.95%
10年年1.10%
15年年1.35%
20年年1.50%

※2023年9月現在

新規借入の場合は、自己資金を10%以上出すと、金利が0.05%優遇されます。

超長期固定の金利は下表の通りです。

金利タイプ借入金利
長期固定金利
タイプ
21-25年年1.50%
26-30年年1.60%
31-35年年1.70%

※2023年9月現在

使用使途

本人または家族が居住する

・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金

・戸建住宅の新築資金

・他の金融機関住宅ローンの借換資金

・戸建・マンションのリフォーム資金

・上記にかかる諸費用

対象物件・対象地域

国内であれば原則的にエリア制限はありませんが、延床面積が50㎡以上(マンションは専有面積が30㎡以上)のものに限ります。

店舗併用住宅は、住宅部分が延床面積の50%以上で、自己使用のもの限定です。

借地上の物件や開発許可のない市街化調整区域内の物件は取扱い出来ません。

融資期間

5年以上35年以内(1年単位)

審査基準

明確な審査基準は非公表ですが、借入の目安が公式HPにて算出できます。

保証人・担保

保証人は原則不要です。

年収や担保の状況により、連帯保証人が必要な場合があります。

融資対象物件に順位1番で抵当権を設定します。

団信

新生銀行が指定する団信に加入する必要があります。

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新生銀行で住宅ローンを借り入れする際にかかる費用一覧

取り扱い手数料

<手数料定額型>

事務取扱手数料55,000円110,000円165,000円165,000円
(消費税込み)[安心パック][安心パックW][安心パックS]

変動金利タイプが、手数料定額型に該当します。

<手数料低率型>

変動金利タイプ<変動フォーカス>が該当します。

融資金額×2.2%の事務手数料が発生します。

返済手数料

一部繰上返済手数料、全額繰上返済手数料ともに無料。

借り換え手数料

住宅ローンを返済する金融機関によって取扱いが異なるため、お借入れ中の銀行に確認してください。

金利タイプ変更手数料

5,500円

保証料

保証会社を利用しないため、保証料は無料です。

火災保険料

別途、自己負担となります。

要望にそった保障を選択しましょう。

登録免許税

土地の売買:課税標準額×0.2%

建物の保存登記(新築に限る):課税標準額×0.15%

建物の所有権移転:課税標準額×0.3%

抵当権設定登記:抵当権額×0.4%

住宅購入・マンション購入(中古含む)に関わる登録免許税は、減免措置が充実しております。

税金の詳細は国税庁HPに記載されておりますので、確認してください。

印紙代

借入金額印紙代
500万円超1,000万円以下1万円
1,000万円超5,000万円以下2万円
5,000万円超1億円以下6万円

契約書の「金銭消費貸借契約証書」の金額に応じて印紙代が変わります。

司法書士手数料

新生銀行では、保全面を勘案して新生銀行指定の司法書士を利用します。

通常当期費用とは別に、1万円~3万円程度の司法書士報酬が発生します。

とめ

住宅購入時には、住宅以外にも支払いが多くなりがちです。

住宅に適した家具やキッチン用品を、多少高額でも購入したくなりますよね。

住宅ローン時に、多額の手数料を一括で払って、家具やキッチン用品を妥協するのはもったいないと思います。

新生銀行では、借入金額に関わらず、初期費用を抑えて住宅ローンの借入が可能なため、自己資金を確保できます。

金利と諸経費のバランスを考えて、新生銀行での住宅ローンを検討してみてはいかがでしょうか。

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