建売住宅購入時の注意点を完全網羅!後悔しない契約・内覧・購入時のチェックリストまとめ

注文住宅よりも建売住宅を選ぶべき人って実は多いんです。気を付けるべき注意点を押さえて、賢い住宅選びをしましょう。

建売住宅って聞くとみなさんはどんなイメージを思い浮かべますか?

中には「安いけど大丈夫?」「注文住宅と比べてどうなの?」と思う方も多いのではないでしょうか。

住宅は一生に一度の大きな買い物です。

「思っていたのと違う…」「こんなはずじゃなかった…」

住み始めてから後悔するような生活は絶対に嫌ですよね。

この記事を読めば「後悔しない住まい選びの方法」がわかります。

もくじ

建売住宅は購入して大丈夫?後悔しないための基礎知識を知りましょう

建売住宅の安さの裏側にはちゃんとした「理由」があります。

「建売住宅って安いけど不安…」「品質が心配だよな…」

建売住宅に対してこのようなイメージをもっている方も多いのではないでしょうか。

それは「建売住宅をよく知らない」から不安なんです。

なぜ安くて、どんなところがメリットで、注意点はどこなのか?

インターネット上でも情報があふれていてどれが正しいのかわからないですよね…

ここでは注文住宅と比較することで「建売住宅のメリット・デメリット」を全て伝えます。

注文住宅と比較した場合の建売住宅のメリット

注文住宅と比べて建売住宅のメリットとなるのが以下の4つです。

  • 比較的早く入居できる
  • 比較的安く購入できる
  • 完成形を見た状態で購入できる
  • 周辺の景観が整っている

比較的早く入居できる

建売住宅のほうが入居までの日数が短くすみます。

・完成物件であればすぐに入居可能

・未完成物件でも1か月~2か月程で完成

建売住宅は完成もしくは完成途中で販売されることが多いです。

その分契約してから早く引っ越しすることができますね。

更地の状態から売り出すこともありますが、完成までの期間は1か月~2か月程です。

一方注文住宅の場合。契約から完成、入居までが長期間かかります。

・まずは土地探し、土地の契約からはじまる

・土地契約から建物完成まで6か月~12か月程

・トータルで15か月程かかる

注文住宅の場合まずは土地を探すところから始めなければなりません。

土地探しと契約には3か月程かかるのが一般的です。

そして土地契約をした後、毎週のようにハウスメーカーとプランの打ち合わせを行います。

こだわりの強い人はプラン作成に6か月程かかる人も…

プラン完成後に建物の施工開始となります。着工、上棟、竣工とあわせて6か月~12か月程かかります。

早く新生活を始めるなら建売住宅がおすすめですね。

比較的安く購入できる

価格を抑えるなら建売住宅がおすすめです。

ではなぜ建売住宅は安いのでしょうか?

ただ安い住宅と聞くと不安にもなりますよね…

でも建売住宅にはちゃんとした安さの理由があります。

・建設コストを抑えている

・土地を一括で仕入れている

・工期が短い

同じ仕様の材料を大量発注することで、材料費が割安になります。

シンプルな造りにすることで施工のスピードを上げ、手間や人件費も削減しています。

土地の仕入れも、一般の人が買えないような広大な土地を一括仕入。

土地代も割安で済みます。

また、工期も短いため効率的です。時間や労力も無駄が少ないんです。

今ではローコスト住宅よりも品質がいい建売が多いです。

一方の注文住宅が高い理由は以下のとおり。

・工期が長いため、人件費がかかる

・内装や設備の材料費が高い

・広告・宣伝費が含まれている

一軒一軒工程が違うため、自然と工期が長くなります。

工期が長いと建設現場の人件費がかかります。

内装や設備などにもこだわりがあるため、材料費はその分高くなりますね。

注意点としては価格の内訳です。

大手ハウスメーカーの場合は広告・宣伝も大々的に行ってます。

その分の費用も実は価格に含まれています…

完成形を見た状態で購入できる

建売住宅は実物を見て判断できるので、入居後のギャップがありません。

いくら入念に打ち合わせを進めた注文住宅でも、完成時に全てが思い通りになることは少ないんです。

日当たり、風通し、景観、暮らしやすさ等は実物をみないとわからないですからね。

完成時に「思っていたのと違うな…」となってしまっても後の祭り。後悔を抱えたまま住み続けるなんてつらすぎませんか?

周辺の景観が整っている

海外の街並みってきれいですよね。それは外観が統一されているからなんです。

実は建売住宅にも同じことがいえます。

建売は同じ仕様の家をまとめて一気に建てます。

そのため外観が統一されてきれいな街並みが出来上がるんです。

たとえ疲れて家に帰ってきても、素敵な街並みが気持ちをリフレッシュさせてくれます。

また、大型分譲地だと同じようなスペックの人が住む確率が高く、ご近所付き合いや子供同士の付き合いも安心できます。

注文住宅と比較した場合の建売住宅のデメリット

建売住宅には多くのメリットがある一方、デメリットとなる部分もあります。

「建売住宅のいいところはわかったけれど、デメリットも知りたい!」

後悔しないためにもデメリットをよく理解しておかないといけませんね。

こちらでは「建売住宅のデメリット」を説明します。

間取りやデザインの柔軟性が低い

建売住宅を迷う理由の1つが「間取りやデザイン」です。

「間取りやデザインを選べないんでしょ?」「どれも同じようなデザインに感じる…」

長く住むおうちだからこそ、住みやすい間取りや好きなデザインを選びたいですよね。

しかし建売住宅でも間取りや仕様を変更できる可能性があるんです。

  • 間取り変更プランがある建売業者
  • 未完成物件
  • リフォーム

あらかじめ間取り変更のプランを用意している建売業者も多くあります。

ただし要望を受け入れてくれるのはあくまで「未完成物件」であることです。

変更可能な段階は建築会社によって違います。

いつまでなら変更できるかよく確認しておきましょう。

また、完成後にリフォームを行うことで間取り変更も可能です。

そもそもの価格が安いので、リフォーム資金を含めても注文住宅よりはるかに安くおさまります。

建築工事の過程を見られないケースがある

完成済みの物件だと工事の過程がみられません。

また、未完成でも建築スピードが速いため見逃してしまうこともあります。

注文住宅は完成まで6か月~12か月程かかります。

そのため着工から上棟、竣工までじっくりと見たいのなら選ぶのは注文住宅がおすすめでしょう。

ひと昔前は建築過程が見られないから「建売住宅には欠陥住宅が多い」といわれることもありました。

しかし最近は良質な物件も多く、注文住宅と遜色ない品質のものもあります。

良質な建売住宅かどうかを見極めることが、これからの建売住宅選びで重要になってきます。

建売住宅を契約する前にチェックすべき注意点11選

後悔しない建売住宅選びをするために注意すべき点は11個あります。

「建売住宅にすることに決めたけど、契約前にどんなところに気を付ければいいの?」

「住み始めてから後悔したくない!」

こちらを読めば契約した後に起こりうるトラブルや後悔を防ぎ、将来の安心を得ることができます。

どのタイミングで販売される物件か

建売住宅は各物件によって販売されるタイミングが違います。

そしてそのタイミングによってメリット、注意点が違うんです。

失敗しない住まい選びをするためにも、よく理解しておきましょう。

建売の販売されるタイミングはこの3つ。

  1. 完成済み
  2. 未完成
  3. 更地

1.完成済み

メリット

  • 実際に物件を目視できるので、具体的に間取りや設備をチェックできるので安心
  • 完成しているので、入居までが早い

デメリット

  • 間取り変更ができない
  • 建築過程を見れない
  • 完成してから月日が経っていることも

実物を見れることは、入居後のギャップを減らしてくれます。

また、なるべく早く入居したい人にはおすすめです。

一方既に完成しているため建築過程のチェックや細かな要望を反映することができません。

また、完成してから数か月経過している物件も中にはあります。

長期経過している物件は汚れや傷がある場合もあります。

内覧時にしっかりチェックしましょう。

2.未完成

メリット

  • 一番の魅力は仕様変更などの要望が通る可能性が高いこと
  • 建築の過程が見れることもあります

デメリット

  • 完成後のギャップがある可能性もあります
  • すぐには入居できない

完成済み物件に比べて要望を聞き入れてもらえる可能性があります。

進捗度合いにもよりますが、建築過程を見れるのが安心ですね。

しかし完成前のため完成後とイメージのギャップがあることもしばしばあります。

また、完成までの時間は入居することができません。

3.更地

メリット

  • できる限りの仕様・間取り等の変更が可能
  • いい立地を確保できる

デメリット

  • 完成後とのギャップが大きくなることも
  • 完成までの期間がかかる

着工前なので、色々と要望を聞いてもらうことができます。

また、多くの人は完成後や建築途中に申し込みをします。

土地の状態であれば誰よりも早く物件を確保できます。

一方で外観も見ていない状態での購入なので、あくまでイメージしかない状態で契約することに。完成後のギャップも大きくなります。

注文住宅ほどの期間はかからないものの、完成までの期間は入居を待たなければならない点には注意が必要です。

価格に何が含まれるのかを確認する

建売住宅を契約する前に、何がオプションなのか細かく確認しましょう。

「建物を契約したから、あとは引っ越すだけ…」

そう考えていると、契約後思わぬ出費に頭を悩ますことに…

建売住宅には基本設備と、「オプション」があり、通常オプションには費用がかかります。

そのため契約後あれもこれもないことに気が付き、オプションの総額が100万円かかったなんてことも…

何がオプションで何が建物価格に含まれているのか、契約前に確認しておきましょう。

建売住宅の一般的なオプション

  • 網戸
  • シャッター
  • テレビアンテナ
  • カーテンレール
  • カーテン
  • エアコン
  • バルコニー屋根
  • 物干し竿
  • 洗濯パン
  • フェンス
  • インターホン
  • 表札

「えっこれもオプションなの?」と思うようなものまで基本設備に入っていないこともあります。

ちなみにテレビアンテナは5万~10万円、エアコンも1台で5万円~10万円かかります。

4台エアコン設置するならアンテナとエアコンだけで50万円程かかることもあります。

契約前にオプションにかかる費用をあらかじめ確認しましょう。

アフターサービスの内容を確認する

入居後に何かあった時、支えになるのが「アフターサービス」。

実はこのアフターサービスって結構重要です。

「何をチェックすればいいの?」

「どんなことをケアしてくれるの?」

ここではそんな質問にお答えします。

アフターサービスの必要性、そして何を確認すればいいかがわかります。

アフターサービスはなぜ必要なのかといいますと

・入居後のトラブルへの対応

・住宅に欠陥、不具合があった場合

例えば入居後に排水管がつまっていることがわかったり、設備がうまく動かない時に必要となります。

アフターサービスがないと工事費用がかかってしまうことも…

アフターサービスは「期間」と「保証項目」を確認しましょう。

アフターサービスの項目と期間を確認しておかないと、「該当しない」「期間超え」ということで費用がかかるケースもあります。

契約前の場合はこちらから請求しないとみれないので、担当者に伝えて見せてもらいましょう。

建築条件付きの住宅かどうか確認する

更地で売り出し中の土地の中に「建築条件付き」という条件のついた土地を目にしたことはありますか?

そもそも建築条件付きとは何なのでしょうか?

建築条件付きの土地とは名前の通り「指定された建築会社で指定された条件」のもとに住宅を建てる土地です。

「まだ建築前なら、色々要望を聞き入れてくれるんじゃないの?」

と思うかもしれませんが、あくまで指定された範囲内です。

イメージとしては「標準仕様の中で好きなものを選ぶ」といった感じです。

また、土地の契約後「一定期間」内に着工しなければならないので、ゆっくり選んでいる時間もありません。

契約を考えている土地が「建築条件付き」なのかどうかしっかり確認しましょう。

借地権付きの住宅かどうか確認する

借地権付きの住宅は「住宅ローンが組みにくい」ことや「将来売却しにくい」等といった注意点があります。

ここでは借地権付きの住宅とは何なのか、そしてメリット・デメリットを説明します。

借地権とは土地を「購入」したのではなく、「地主から借りている」状態の土地です。

借地権付き住宅のメリット

  • 価格が安いこと多い
  • 土地の固定資産税がかからない

借地権付き住宅のデメリット

  • 地代がかかる
  • 住宅ローンが借りにくい
  • 売却時に買い手が見つかりにくい
  • リフォームするのに地主の許可がいる

借地権付きの場合、購入するのはあくまで建物のみになります。

土地は地主から「借りている」状態です。

借りているということはそう、地代がかかるんです。

購入時には一般価格よりも安く販売されていることが多いのですが、売却時は中々買い手がみつかりません…

「購入」ではなく「賃借」なので土地の担保評価が低く、買い手が住宅ローンを組みにくいんです。

借地権付きかどうかは登記簿謄本でも確認できますが、建築会社の担当に伺えばすぐに確認できます。

周辺の売却相場と乖離した金額ではないか確認する

物件の価格にはそれ相応の理由があります。

特に周辺相場よりも段違いに安い場合…とても危険です。

なぜって、その物件が「売れていない理由がある」から安いんです。

また、完成当初は販売価格が高く、徐々に値下げされていくのが一般的ですね。

周辺相場をよく理解していないと、割高な物件を買って損してしまうことに…

地盤が安定しているかどうか確認する

日本は地盤が悪い地域が多く、地震も多いため地盤が大切です。

「購入して1年後に傾いているのがわかった。」

「大きな地震のあとに建物が少し傾いている…」

このような家に安心して住み続けることはできるでしょうか?

「少しくらいの傾きならいいわ。」

とはなりませんよね。大切な家族と住むわけですからね。

地盤の問題はあなたが考えているより「重要」です。

補強工事や改良工事には数百万円かかることもあります。

建売住宅は建築前に「地盤調査」を行っています。

契約前に「地盤調査報告書」を必ず見せてもらいましょう。

注意点として、「地盤調査報告書」は一般の方が見ても内容が難しいので、売主業者から地盤についての説明を受けるようにしましょう。

物件の品質を確認する

住み始めてから「和室の天井から雨漏りが!」「床が傾いている気がする…」

なんてことになったら大変ですね。

住宅には内覧するだけではわからない、「目に見えない部分」があります。

「目に見えない部分をどうやってチェックするの?」

そう思う方も多いでしょう。

確認の仕方は

  • 床下点検口などで確認
  • ホームインスペクションの実施

住宅には天井や床に「点検口」があります。

例えば床下収納がある家だと、そこが点検口になっています。

床下点検口からのぞくと基礎と床の間を見ることができるんです。

その隙間にゴミやタバコの吸い殻が落ちていたりすることもあります。

発見した場合…要注意の物件です。

施工過程で欠陥や不具合がある可能性があります。

確実に住宅をチェックする方法としておすすめなのが「ホームインスペクション」。

建築士等の専門家に依頼して住宅の隅々まで調査してもらい、検査する方法です。

床下や天井裏などの「見えない部分」も細かくチェックしてもらえるので安心です。

注意点としては費用と時間がかかります。

業者によって幅がありますが、相場は「10万円~15万円」。

この費用を高いと思わずに、将来のための安心ととらえましょう。

一時の費用より、一生の安心です。

周辺環境を実生活に沿って確認する

毎日ストレス抱えたまま生活するのは、嫌ですよね。

「駅までの道が思っていたより遠い!」「子供の通学路が危なくて心配…」

結局家族会議で引っ越しが決まる…なんてことのないように「実生活に沿って」物件を確認しましょう。

確認する点は

  • 駅までの道のり
  • 子供の通学路
  • 夜間の様子
  • 治安
  • 病院、スーパー、薬局までの距離
  • バスの本数

駅や学校までの道のりは「距離」だけではなく「実際の経路」を目で見て確認しましょう。

実際に歩いてみると登坂や小道、ガードレールのない歩道等様々なことがわかります。

また、昼間のチェックだけでなく「夜間」の様子もみましょう。

夜は交通量が増える道路や、明かりがなく薄暗い道がお子さんの通学路になっているかもしれません。

お子さんに何かあった時、病院や薬局まで遠いと不安ですよね?

もしもの時を考えて、病院や薬局が周りにあるかも確認しておきましょう。

火災保険・地震保険の内容と値段を確認する

火災保険は「補償内容」をよく吟味し、地震保険も加入しましょう。

「火災保険はよくわからないから、全部おまかせで。」「火災保険に入れば地震保険もついてくるんでしょ?」

火災保険って種類も色々あって、よくわからないですよね?

でも火災保険の補償内容を把握していないと災害時に「補償が受けられない」ことも十分あります。

反対に余計な補償ばかり含まれていると「火災保険の値段が高額」になってしまいます。

正しい火災保険・地震保険の選び方をおさえましょう。

契約前に火災保険と地震保険について確認する事項

  • どの補償が本当に必要なのか
  • 複数社で見積をとる
  • 地震保険への加入

火災保険の内容には「火災・落雷・水災・風災・盗難」など様々な項目があり、自分で選ぶことになります。

注意すべきは「家財」を含めるかどうかです。

「家財」への加入がないと、火災時に建物のみしか補償がおりません。

火災時に生計を立て直す場面で、家具・家財を全てそろえるのは経済的に大きなダメージですね…

「備えあれば患いなし」ではありますが、1つの補償項目を外すだけで金額も大きくかわります。

予算とよく相談しましょう。

また、複数社で見積を取ることで価格の相場を見極められます。

見積は無料なので、まずは見積をとり比較しましょう。

ちなみに地震保険は火災保険についてくるわけではありません。

加入する手続きをしておかないと、地震や噴火の際の補償がないことになります。

引き渡し時の立ち合いチェックをしっかりと行う

「新築だから、そんなにしっかり見なくても大丈夫でしょ」

なんて思っている人は要注意です。

新築戸建てといえど不具合や欠陥といった箇所があるんです。

住み始めてからだと無償ではなく有償で修理することにも…

ここで内覧時にチェックすべき注意点をおさえておきましょう。

建売住宅を内覧する際にチェックすべき注意点13選

大きく分けてチェックするべき点は3つです。

  • 屋外
  • 屋内
  • 全体

売主に遠慮して、案内された通りにする内覧では「見落としてしまう」可能性もあります。

「あまり時間が長くなると迷惑になるのでは…」「細かくチェックするのはなんだか申し訳ない…」

なんてもし考えている人がいるのなら、すぐに考え直してください。

一生に一度の大切な買い物。細かくチェックするのは当たり前のことだと思いませんか?

内覧時には各注意点をしっかりと意識して確認しましょう。

屋外

外観を見ながら一周しましょう。

また、敷地内の隅から隅までチェックすることがポイントです。

見落としがちな外構やバルコニーも忘れずに確認しましょう。

外壁

・外壁にひびが入っていないか

ひび割れがあるとその隙間から雨水が入って、結果として雨漏りにつながることもあります。

バルコニー

・サッシの下にひび割れがないか雨どいに何かつまっていないか

雨漏れにつながる可能性があります。

外構

・ブロック塀やフェンスがぐらついていないか

・玄関や車庫の門扉に不具合がないか

昔からある古いブロック塀などが境界にあり、そのまま利用しているケースもあります。

倒壊して子供の上に倒れてきたりしたら大変。よくチェックしておきましょう。

玄関ポーチ

・タイルが浮いていないかチェック。

タイルが浮いていた場合、早期にタイルが割れる可能性があります。

屋内

特に気を付けたいのがお風呂やキッチンなどの水回りですね。

入居後トラブルが一番多い場所なので、気を抜かずチェックしましょう

水回り

・浴室

・キッチン

・トイレ

浴室は浴槽の広さや追い炊きなどの機能、そして窓の位置なども確認してください。

キッチンはシンク周りの使いやすさ、冷蔵庫や食器棚などを置くスペースに注目しましょう。

トイレは換気扇の有無、トイレの数、収納棚の有無などもみましょう。

床・壁

・床にひび割れや床鳴り、傾きなどはないか。

・壁に仕上げ材のはがれやめくれ、キズはないか。

・開閉時に音やがたつきがないか

・鍵の施錠ができるか

・扉と枠の隙間はないか

意外と見落としがちなのが扉のチェックしましょう。

全てのドアを一度は開け閉めして、不具合がないか確かめましょう。

階段

・床鳴り、きしみはないか

・天井や壁にひび割れや漏水跡はないか

・手すりにぐらつきはないか

・サッシの動作にがたつき、開閉時に音はしないか

・鍵の施錠に問題はないか

・ガラスにひび割れなどはないか

玄関

・玄関扉の開閉時に音はしないか

・玄関扉の重さは重すぎないか

・扉と枠の間の隙間はないか

・鍵の施錠に問題ないか

・下駄箱があるかどうか

・下駄箱の開閉扉や棚に不具合はないか

点検口

・床下もしくは天井に点検口があるかどうか

点検口がない住宅もあります。しかし点検口は建物の状態を把握したり、長持ちさせるための重要な部分です。

事前にあるかないかよく確認しておきましょう。

また、ある場合は点検口から建物内部を覗いてみましょう。

基礎と床の間にタバコの吸い殻などが大量にあったなんて事例も…

カーテン・網戸・雨戸

・シャッターや網戸、雨戸の動作に不具合はないか

・そもそもカーテン・カーテンレールはオプションなのかどうか

網戸や雨戸は一度開け閉めして動作を確認しましょう。

きちんと閉まらないと隙間から虫や雨が入り込んでしまいます。

カーテンやカーテンレールのチェックも忘れずにしましょう。

契約時に付いていると説明を受けたはずが、設置されていないなどのトラブルもあります。

水・電気・ガス

・給排水がうまく動作するか

・分電盤の設置個所

・ガスメーターの位置

水道が通っていれば、実際に水を流してみましょう。

つまりはないか、漏れはないか確認しましょう。

分電盤は停電になった時のために場所をおさえておくことが大事です。

全体を通して

住宅全体を通して、全ての場所で確認しておきたいのがこの2つです。

  • 全体の傷・汚れ
  • 寸法

全体の傷・汚れ

あらかじめ全ての箇所で傷・汚れがないかみておきましょう。

引き渡し前であれば無償で修復してくれますが、入居だと有償のケースもあります。

寸法

今使っている家具・家電などのサイズが合わないと大変ですね。

特に冷蔵庫や洗濯機など大型家電は買い替えるのも一苦労ですね。

特に気を付けるのは

・キッチン

・洗面所

・リビング

キッチンでは冷蔵庫の位置、食器棚の寸法などをよく図りましょう。

また、洗面所では洗濯機の位置や洗濯パンがあるかどうかも注意点です。

リビングでもソファーやテレビの位置など寸法を測っておきましょう。

建売住宅の引き渡し時には必要な書類がすべてそろっているか確認しましょう

一般的に引き渡し時に渡される書類は以下の通りです。

  • 建築確認申請書
  • 確認済証、中間検査合格証、検査済証
  • 設計図書
  • 地盤調査報告書
  • 保証書
  • アフターサービス関係の書類
  • 住宅性能評価書
  • 重要事項説明書に記載された書類
  • 鍵の引き渡し証
  • 登記識別情報
  • 設備機器の取り扱い説明書
  • 引渡証
  • 登記関係書類

建築確認関係の書類や設計図書等は将来欠陥や不具合があった時にも重要となります。

また、売却時にも必要な書類なので確実に受け取りましょう。

欠けているものがあればすぐに不動産会社に依頼してください。

建売住宅販売業者の種類とそれぞれの違い・注意点

建売は扱う業者によって注意点が変わります。

「建売って全部建売業者が売ってるんじゃないの?」

実は建売は「販売業者の種類」がたくさんあります。

  • デベロッパー
  • ハウスメーカー
  • パワービルダー
  • 地域密着型の工務店

例えばデベロッパーが手掛ける建売住宅と地元の工務店の建売住宅では全然違います。

それぞれの「違い」と気を付けるべき「注意点」を知ることでより安全な家選びができます。

デベロッパー

  • 開発をメインとして活動している不動産会社
  • 土地を仕入れ「外部のハウスメーカー」等に設計施工を依頼している
  • 大手のデベロッパーだと「大規模分譲地」が中心。

建物のデザインや仕様、街並みに力をいれておりブランド感があります。

しかし「建築に直接関わっていない」点には注意が必要です。

建物について販売会社が把握していないケースもあります。

ハウスメーカー(注文住宅を主に扱う)

  • 全国展開しているため品質が均一
  • 自社で研究開発や最新技術を取り入れている
  • アフターメンテナンスも充実
  • コストが高いことが多い

CMや広告宣伝費等に費用をかけているため、価格も高くなりがちです。

要望を聞き入れてくれる柔軟さやアフターサービスの安心感が魅力ですね。

パワービルダー

  • 圧倒的な棟数実績
  • 低価格帯の物件が多く、手ごろな価格
  • デザインが似ているものが多い

小規模分譲地が中心ですが、既存の街並みとうまく一体化させる技術があります。

全国展開している企業が多く、マニュアルや保証制度がしっかりしていることも魅力ですね。

しかしその分デザインや仕様が似ているものが多いです。

何といっても価格が安く手にいれやすいところが魅力でしょう。

地域密着型の工務店

  • 地域に密着して事業展開している
  • 設計や仕様の自由度が高い
  • 無駄な広告、宣伝費用等がないためハウスメーカーよりも割安

地域に根差して小規模分譲地から1戸の現場など小規模の現場がメインです。

様々な要望を聞き入れてくれるところがメリットでしょう。

ただし工務店によってアフターサービスや建物の質もぴんきりです。

地元の評判をよく調べてから選ぶのが大切になります。

建売住宅はこんな人におすすめ!2つの条件を紹介

建売住宅をおすすめするのはこういう人です。

  • できるだけ予算をおさえて住宅を購入したい人
  • 将来的に住居の売却を考えている人

できるだけ予算を抑えて住宅を購入したい人

・子供の教育資金のためにお金を残しておきたい

・万が一時に備えて現金は手元においておきたい

・予算はないがなるべく早く引っ越したい

こんな方には建売住宅がおすすめです。

住宅ローンの返済と子供の教育費用などが重なる30代~40代は一番お金が必要です。

建売住宅で予算を抑えることで将来の安心につながります。

旦那さんが病気やケガで入院してしまった場合。急に資金が必要になりますね。

万が一を考えて資金を取っておき、豊かな暮らしを実現しましょう。

将来的に住居の売却を考えている人

・子供が大きくなったら引っ越しも検討している

・いずれは売却して別の場所に住みたい

「旦那の仕事の関係で将来転勤の可能性も…」

そんな方にも建売住宅はおすすめです。

建売住宅は将来「売却しやすい」からです。

なぜならもともと「万人に売れる住宅」として販売されているからです。

注文住宅はその人にあった家、いわば特注の家です。

住んでいた人の趣味嗜好が合えばいいですが、そうでない場合のほうが多くいます。

一方建売住宅は「誰にでも住みやすい家」なんです。

そのため売却時も買い手がつきやすいんですね。

また、建売住宅の価格は「土地代」の比重が大きいです。

中古戸建を売るときの価格は「建物代」と「土地代」を合わせた金額です。

通常中古戸建は築年数により建物の資産価値が大きく目減りしていきます。

例えば中古の注文住宅を売る場合、「ぐっと下がった建物価格」と「土地代」をあわせて売却価格になります。

しかし建売住宅は購入時の価格の「建物代」が安くすんでます。

そのため売却時にも大きな損をしないんです。

まとめ

  • 建売住宅の安さの理由は徹底されたコスト削減と一括仕入れ
  • ローコスト住宅よりもいい品質
  • 将来売却する予定がある方、予算を安く抑えたい方におすすめ

今回まとめた「契約前にチェックすべき注意点11」「内覧する際にチェックすべき注意点13」をおさえて安心・安全な住まい選びをしましょう。

「自分で全てチェックするのは自信がない…」

そんな方は知識と経験を持つ、信頼できる不動産会社に相談することからはじめてみてはいかがでしょうか。

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