建売住宅を買うときにカーテンレールや照明の取付で悩む方って意外と多いんです。
「自分で付けたほうがいいのかな?」
「業者に頼むと高いから、自分で取付したいけどやり方がわからない。」
建売住宅を買うと標準仕様でついている設備と、オプション工事が必要な設備と2種類に分かれます。
カーテンレールや照明器具は後者の場合がほとんどですが、自分でも取付が可能なためどうするか迷う方が多いんです。
こちらではカーテンレールや照明器具の取付について、自分でやる場合と業者に頼む場合のそれぞれメリット・デメリットを解説していきます。
また、解説に入る前に家づくりを失敗させないために1番重要なことをお伝えします。
それは、1番最初にマイホーム建設予定に対応している住宅メーカーからカタログを取り寄せてしまうこと。
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家を建てようとする人がよくやってしまう大きな失敗が、情報集めよりも先に住宅展示場やイベントに足を運んでしまうこと。
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はっきり言って、こうなってしまうと高確率で理想の家は建てられません。
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【本記事の監修者】 宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 大学卒業後、東証一部上場大手保険代理店へ入社。その後、大手不動産ポータルサイト運営会社へ転職。ITベンチャー企業での経験を経て株式会社Azwayを創業。 「住まい」と「ライフスタイル」に特化したWEBサービスを手掛けている。
もくじ
建売住宅のカーテンレール取付はどうしたらいいの?
カーテンレールを取付るのにはもちろん費用がかかります。
オプション工事で頼んだほうがもちろん楽ですが、自分できるのであればなるべく節約したいと思いますよね。
では実際に自分で取付ける場合はいくらかかり、どの程度の難易度がある工事なのかをこちらで説明します。
新築建売住宅にカーテンレールは大抵付いてない
「新築の建売住宅って設備は全部ついているんじゃないの?」
「カーテンレールってついているのかと思っていたよ。」
実は新築建売住宅のほとんどにおいてカーテンレールは付いていません。
他のテレビアンテナや網戸といった設備と同様で「オプション工事」が必要な設備の一つなんです。
つまり建売住宅を買ってすぐ住もうとしても、カーテンを付けられないためすぐには住めません。
そこで業者に頼むか自分で取付けるかする必要がでてきます。
カーテンレールは業者に頼むか、自分で取り付けるかの2択
オプション工事となる設備のほとんどは自分でも設置できるものです。
しかしその難易度は設備によって大きく変わりますので、業者に頼んだほうがいいのか自分で取付けたほうがいいのかで多くの人が悩みます。
こちらではカーテンレールを業者に頼んだ場合と、自分で付けた場合のそれぞれメリット・デメリットを解説していきます。
こちらを読めばどちらの選択をすればいいのかわかりますよ。
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業者にカーテンレール取付工事を依頼する時の費用
「カーテンレールの工事をしたいけど、どこに頼めばいいんだろう。」
「なるべく安く取付したいけど、そもそもどのくらいかかるんだろう。」
カーテンレールを業者に頼もうとしても、どこに頼めばいいのかわからないですし、いくらかかるのかも想像しにくいですよね。
こちらでは業者にカーテンレールを依頼する場合の費用や注意点、どこに頼めばいいのかを解説します。
カーテンレール取付工事の費用相場
「カーテンレールの相場っていくらなんだろう?」
カーテンレールの取付にいくらかかるのかって案外知られてないですよね。
カーテンレールの取付工事の相場がこちらです。
- 施工業者に頼む場合の相場は10万円~15万円が一般的
- ニトリのような大手家具販売店やカーテン専門店、リフォーム業者だと3万円~5万円程
施工業者のオプション工事は基本的に少し割高になります。
それは中間マージンなど余計な費用が間に入っているからなんです。
一方で家具屋やカーテン専門店等に頼むと安くなりますが、そのお店でカーテンを買わないといけない等の条件がありますので、注意が必要です。
カーテンレールのオプション工事はサービスで付けてくれる?値引きはどこまでOK?
「カーテンレールを無料でつけてくれないかな。」
「少しでも値引き交渉したいんだけど。」
ただでさえ新居購入には色々な費用がかかりますので、少しでも出費を抑えたいですよね。
カーテンレールの値引き交渉については以下の通りです。
- 他のオプション工事もたくさんあるのであれば、値引きしてくれる可能性も
- ただし大幅な値引き交渉はリスクも
- 取付工事が無料な業者もあるが、条件がある
施工業者に依頼する場合は、他のオプション工事もまとめて依頼すると思います。
カーテンレールのみの工事で値引きは難しいですが、他の工事もまとめたうえでの値引き交渉であれば通る可能性はあります。
しかしあまり強気に交渉するのはやめましょう。
関係が悪くなり、工事の品質に影響がでるほうが大問題です。
また、一部のホームセンターやカーテン専門店等で取付工事が無料の業者もあります。
ただしその場合はその店舗でのカーテン購入が条件であることがほとんどです。
さらに出張採寸費用などの別途費用がかかってきます。
どの業者にオプション工事を依頼するべきか
「建売の施工業者と別の業者、どっちに頼もう。」
「どの業者に頼めばいいのか迷ってしまうな。」
建売住宅の施工業者、ホームセンター、カーテン専門店など様々な業者でカーテンレールの取付が可能です。
そうなるとどれを選べばいいのかわからなくなってしまいますよね。
こちらではそれぞれに依頼する場合の特徴を伝えていきます。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
1.施工業者に頼む場合
- 他のオプション工事とまとめて頼めるので手続きが楽
- 他の工事と合わせて値引き交渉できる可能性も
- 少し価格が高い
建売住宅を買った場合、テレビアンテナや網戸といった他のオプション工事も必要となります。
他のオプション工事と一括で一つの業者に頼めるのは効率がよく手間がかかりません。
他の工事とまとめて行うので、まとめて値引き交渉ができる可能性もあります。
カーテンレールのみの取付だと難しいですが、セットで色々な工事があれば十分に交渉の余地があります。
欠点は少し価格が高くつくことです。
費用相場は10万円~15万円であり、他の業者に頼むより割高になります。
2.ホームセンターに頼む場合
- 価格が安い
- 他のオプション工事と別作業になるので、手間がかかる
- その店で買ったカーテンを取り付けることが条件
価格は1窓につき1,500円~2,000円前後とかなり安いです。
ただしその店で買ったカーテンというのが条件なので、選ぶカーテンにこだわりがある方にはおすすめできません。
また、事前に採寸出張費という事前確認費用が3,000円~4,000円程かかります。
3.大手家具屋さんに頼む場合
- とにかく費用が安い
- その店で買ったカーテンを取り付けるのが条件
カーテンレールの取付費用と採寸出張費だけでみれば2万円~3万円程でできます。
実際にはカーテンレールとカーテン代が必要ですが、含めても7万円~8万円で収まります。
もちろん同じ店のカーテン・カーテンレールが条件なのでその点は注意しましょう。
オプション工事の保障内容・期間を確認する
オプション工事においても欠陥や不具合がある場合があります。
例えばカーテンレールが斜めになっていることや、外れてしまうなんてこともあるんです。
そういった時に備えてオプション工事の「保証内容」と「期間」を確認しておきましょう。
オプション工事の保証期間はものにもよりますが1年~2年くらいが一般的です。
カーテンレール取付工事のタイミングを確認する
カーテンレールは生活に必須の設備です。
入居したのにまだ工事が終わらず、カーテンなしの生活なんてできないですよね。
事前にカーテンレールの取付工事がいつ終わるのか確認して、入居までに間に合うようなスケジュールで進めていきましょう。
建売住宅のオプション工事も住宅ローンを組める
「オプション費用って住宅ローンに含められないの?」
「できるだけ現金を使いたくない!」
できることなら手持ち現金を使わずに、住宅ローンに含めたいという方も多いですよね。
結論からいうとオプション工事も住宅ローンに含めることができます。
本体価格に含めて、まとめて住宅ローンで借り入れするような形ですね。
しかし住宅ローン金額等を決めた後に追加することはできないので、あらかじめ借り入れ金額を決める際に金融機関に相談しておきましょう。
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カーテンレールの取り付けを失敗せずに自分で行う方法
カーテンレールを自分で取付けることも可能です。
「できることなら自分で取付けして安く済ませたい!」
費用をとにかく抑えたい場合、カーテンレールと自分で取付けて安く済ませたいですよね。
その場合の方法と、注意する点等をこちらで説明していきます。
カーテンレール取付工事に必要な材料を安く買える場所
できることなら材料も安くていいものをそろえたいですよね。
こちらでは取付工事に必要な材料と、安く買える場所をお伝えします。
必要な材料は以下の通りです
- カーテンレール
- 下地チェックツール
- ドライバー
- メジャー
- 鉛筆
- ドリル
- 曲尺(あると便利)
- ビス(カーテンレールに付属していない場合)
おすすめの購入場所
- 大型家具量販店(ニトリ等)
- ホームセンター(カインズホーム等)
カーテンレールはニトリで買うと安いものなら1つ1,000円未満で買うこともできます。
下地チェックツールはあまり聞いたことないと思いますが、取付工事に必須のアイテムです。
カーテンレールは家のどこにも取り付けられるわけではないため、取り付け可能な下地を探すのに使用します。
大体のホームセンター等には売っていますし、アマゾン等でも1,000円~2,000円で買うことができます。
カーテンレールを自分で取り付けるまでの4step
- 材料、道具をそろえる
- 下地の確認
- 採寸
- 取付工事
順に確認していきましょう。
1.材料、道具をそろえる
まずは大型家具量販店やホームセンター、アマゾンを使い道具や材料を揃えます。
道具については先述した通りですが、あまり馴染みのない道具としては下地チェックツールや曲尺(かねじゃく)があるかもしれません。
曲尺は下記のような直角に曲がった物差しです。
2.下地の確認
その次に下地がどこにあるのかを確認します。
- 下地とは壁の中にある骨組みのこと
- 下地ではない部分に穴をあけてネジをさしてもすぐに取れてしまう
- 下地チェックツールでどこに下地があるのか簡単にチェック
下地を調べずに適当に壁に穴をあけても、すぐにネジが抜けてとれてしまいます。
取付を始めるまえにどこに骨組みがあり、どこに穴をあければいいのか確認し、鉛筆などで印をつけておきましょう。
3.採寸
続いて行うのが採寸です。
取付け方には窓枠内の上側につける「天井付け」と窓枠の外側につける「正面付け」があります。
「正面付け」の場合は窓枠から5センチ~10センチ程上に設置するようにしましょう。
こちらも目安の位置を鉛筆等で印つけておくとやりやすくなります。
4.取付工事
取付工事ですが、ポイントは以下の通りです。
- レールの取り付け部分であるブラケットを壁に取り付ける
- レールが水平になるよう、あらかじめ曲尺などで穴をあける場所をマークしておく
- 必要ならドリルで事前に穴をあけておくと便利
- ビスでカーテンレールを壁にとめていく
ブラケット部分はレールから取り外しもできるので、カーテンレール全体を持ったまま作業するのがつらい場合は一度取り外してブラケットだけ取付しましょう。
曲がってしまうケースもあるので、事前に水平になるよう印をつけておくと間違いないです。
自分でカーテンレールを取り付ける際の注意点
- 曲尺を使い水平になるようにする
- 採寸を間違えると光が漏れたり、窓が狭く見えてしまう
- 下地の位置を間違えると、途中で落ちてきてしまうことも
カーテンレールが曲がっているだけで、家の印象は変わってしまいます。
水平になるようあらかじめ目印をつけておくことが大切です。
また、窓枠ぎりぎりにつけてしまうと隙間から光が漏れてしまうこともあります。
窓枠から余裕をもたせて設置するようにしましょう。
また、横のサイズを窓枠と同じにしてしまうとカーテンを開けて端に寄せたとき、窓を隠してしまいます。
そうすると窓が狭く感じてしまうので、窓枠の横幅プラス10センチ程を目安に設置するようにしましょう。
そして一番気を付けたいのが下地の位置です。
下地のないところに設置しても、抜け落ちてしまいます。
下地チェックツールを使えば簡単に把握することができるので、忘れずに行いましょう。
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建売住宅の照明器具取り付けはどうしたらいいの?
建売住宅では照明器具もカーテンレールと同様に、玄関やトイレ、お風呂など最低限の個所のみでリビング等の部屋には付いていないことが一般的です。
建売住宅に照明を取り付けるためにかかる費用、取り付け方法について解説していきます。
建売住宅に照明器具を取り付ける費用
- オプションで依頼する場合、1カ所5,000円~20,000円程度が相場
- 自分で購入する場合、一つ5,000円~10万円程度
- 電気工事が必要な場合、1カ所3,000円~10,000円程度
- デザインや機能性によって費用が変わる
建売住宅に照明を取り付ける方法としては、住宅の施工業者にオプション工事として依頼する方法と、自分で照明を購入して取り付ける方法があります。
オプション工事として依頼した場合、照明一つにつき5,000円~2万円程度の費用がかかります。
ただしオプションで頼む場合、種類が限定されているためデザイン性の高い照明は期待できないでしょう。
一方自分で照明を準備する場合、多くは照明のみの購入で済むパターンが一般的です。
建売住宅の多くは、各部屋に照明差し込み口(シーリング)が既に設置されているため、購入した照明を挿し込めば良いようになっています。
稀に設置されていない場合や、あらたに照明を増設したり間接照明を増やしたいといった場合は別途電気工事が必要となります。
電気工事は1カ所につき3,000円~1万円程度が相場です。
ホームセンターや家具店、ネットなどを利用して自分で照明を購入する場合、白熱灯のダウンライトなら5,000円~1万円程度、リビングなどに取り付けるシーリングライトは3万円~5万円程度、その他デザインや機能性の優れた照明の場合10万円以上するものもあります。
建売住宅の照明器具の取付
オプション工事で依頼する場合は、カーテンレールと同様に以下の点に注意します。
- 補償内容や期間をよく確認すること
- 入居日前に取付工事が完了するように日程を調整する
一方、自分で照明を購入して取り付ける際の手順は以下の通りです。
- シーリングの型を確認し、合った照明器具を購入する
- 照明器具のアダプターを差し込み口(シーリング)に差し込む
- コネクタを照明本体に差し込む
- 照明カバーを取り付ける
高所での作業になるので、安定した脚立で出来れば2人で取り付けるのが安心です。
キッチン、リビング、玄関…どんな照明を取り付ける?
一口に照明と言ってもいろいろな種類があるので、どんな照明を取り付けるか迷ってしまうかもしれません。
ここでは明るさ・機能性・デザイン性から照明の種類をご紹介します。
それぞれどんな部屋にオススメの照明かも紹介していますので、是非参考にしてみてくださいね。
明るさの種類
- 電球色:オレンジ味が強く、温かみのある色。リラックスしたいリビングや和室に最適。
- 昼白色:太陽の明るさに近く自然な光。どんな部屋にも合いやすい。
- 昼光色:白く青みがかった色で最も明るい光。書斎や子ども部屋など、集中して作業したい部屋に最適
機能性の種類
- 明るさ調節機能
- 色調節機能
- 点灯時間調節機能・タイマー機能
- センサー感知機能
夜決まった時間に消灯してほしい、夜間トイレに行く際や非常時に足元を照らしてほしい、時間帯によって部屋の用途を使い分けたいなど、それぞれの場所や目的に合った照明を選ぶと便利です。
デザインの種類
- シーリングライト:天井に直接取り付けられる照明。リビング、和室、寝室等におすすめ。
- ペンダントライト:吊り下げ型の照明で部屋のアクセントに。ダイニング、リビング等におすすめ。
- スポットライト:部屋のアクセントとしてや複数のライトでメイン照明にもなる。キッチン、書斎等におすすめ。
- ダクトレール:ペンダントライトやスポットライトを複数取付できる器具。リビング、ダイニング等におすすめ。
- ダウンライト:天井に埋め込まれるように設置する照明。廊下、玄関、キッチン等におすすめ。
- フットライト:夜間や暗い場所で足元を照らす照明。廊下等におすすめ。
ここに挙げた種類は一例です。
多種多様な照明があり費用もかなり幅があるので、あらかじめ予算を決め、部屋の用途や日当たりなども考慮して選ぶと良いでしょう。
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建売住宅のオプション設備一覧
建売住宅を買った場合必ず必要なのがオプション工事です。
生活に必要なオプション工事から、あれば便利なオプションまで種類も本当にたくさんあります。
「どれをオプション工事でつければいいかわからない。」
「あれもこれも付けたいけど、予算を超えてしまいそう。」
このように何をオプション工事で付ければいいのかわからなくなってしまう方も多いです。
理想の住まいにするためオプションを増やすのはいいことですが、それがきっかけで出費が予想以上に増えて生活が苦しくなってしまうこともあります。
そうならないためにも、こちらで「必須のオプション」「あれば便利なオプション」を説明します。
新生活に必須!必ず付けたいオプション設備
新生活を始める際に、必ず必要となるオプション設備は以下の通りです。
- テレビアンテナ 5万円~10万円
- 網戸 1枚あたり5,000円~10,000円
- 照明 1か所あたり5,000円~15,000円
- カーテンレール 10万円~15万円
- エアコン 1台につき2万円~3万円
- 物干し 2万円~3万円
テレビアンテナがないとテレビが見られませんし、カーテンレールがないとカーテン無しで生活することになってしまいます。
また、網戸がないと換気する際に小さな虫が窓から入ってしまいますね。
物干しやエアコンも実はオプション設備です。
どちらも生活するには必須の設備なので、あらかじめ入居前にオプション工事して取付けておくほうがいいでしょう。
あれば便利!できれば付けたいオプション設備
必須とまではいきませんが、あると生活が便利になるオプションがこちらです。
- カップボード 15万円~30万円
- 食洗器 10万円~20万円
- フロアコーティング 家まるごとなら40万円~50万円、1階だけなら20万円程
- 窓のシャッター 1か所あたり5万円~10万円
- IHクッキングヒーター 10万円~15万円
- ガラストップコンロ 10万円~15万円
- 防水パン 2万円~3万円
- 表札 2万円~3万円
- 吊戸棚 1か所あたり2万円~3万円
- ハンガーパイプ 1か所あたり5,000円~2万円
カップボードはあらかじめ設置しておくと無駄なスペースを作らず、素材や色もキッチンと合わせることができます。
安全面を考えるのであれば防犯用に窓のシャッターや、プラスして面格子等もつけるとよいでしょう。
IHやガラストップだと掃除や手入れがしやすく、特に奥様から人気のオプションとなっています。
意外と忘れがちなのが洗濯機の下におく防水パンや収納棚の中のハンガーパイプです。
洗濯機搬入後や洋服等を収納したあとだと取付が大変なので、はじめに付けておくほうがいいでしょう。
どのオプション設備を付けていいか迷った時の判断ポイント2つ
オプション工事をどこまで付けるのか、これには判断するポイントがあります。
「どうしてもオプションが決められない。」
「予算を超えたくないけど、オプション工事もしたい!」
快適な住まいにしたいけれど、予算は決められています。
だからこそオプション工事はどうすればいいのか悩むところですよね。
こちらではオプション工事に悩んだ時にポイントとなる判断基準を2つお伝えしていきます。
1.オプション工事にかける予算総額を決めておく
オプション工事を選んでから予算を考えるのではなく、あらかじめオプション工事に使う予算を決めておきましょう。
- まずはオプションにいくらかけるかを決める
- 予算の範囲を意識しながら、オプション工事を決めていく
オプション工事を考え始めると、あれもこれも付けたくなってしまいますね。
そうすると気が付いた時には見積もりだけで数百万円となります。
一般的なオプション工事の予算は50万円~200万円が相場です。
しかしあくまでこれは相場の話なので、実際にはあなた自身の資金計画に基づく予算決めをすることが大事です。
- 住宅ローンに含める場合、月々の返済額が負担にならないか
- 現金で払う場合、今後のライフイベントやもしもの際の貯蓄は残るか
今現在だけではなく、将来的にかかるお子さんの教育費用やライフイベント、万が一の時を考えたうえで資金計画をたてましょう。
2.生活に必ず必要な設備はどれ?優先順位を決める
優先順位を決めるとオプション工事の選択がスムーズになります。
その際に気を付けるポイントは以下のとおりです。
- 単純にほしい順位ではなく、実生活にもとづいて必要な優先順位を
- 暮らしにおいて何を重視するかをよく考える
ここで大切なのが、ただほしいものを順番に並べないことです。
そうすると軸がぶれてしまい、結局何が重要なのかわからなくなってしまうからです。
あくまで実生活をイメージして、生活するうえで絶対に必要となるものからリストアップしていきましょう。
また、住宅において何を重要視したいかもよく考えましょう。
安全が一番なのか、家事の便利さなのか、見た目のきれいさなのか基準はたくさんありますね。
家探しの時に一番重要視したことを、そのままオプション工事の軸にするのが一番間違いのない選択となるでしょう。
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建売住宅を購入したら~マイホーム引渡し後にやることを確認しよう~
建売住宅の契約と引き渡しが終わっても、まだすることはたくさんあります。
「契約も引き渡しも終わったし、やっとこれで手続きも終わりだね。」
長い手続きも終わり一息つきたい気持ちもわかりますが、このように気を抜くのはまだ早いですね。
こちらでは購入手続きが終わった後にすることを説明します。
引っ越し前までにやっておくこと
引っ越しする前にやっておくべきことはこちらです。
- 現住宅の退去手続き
- 新居の家具、家電等の購入
- 引っ越し会社選定
- 荷造り
- ライフライン等の手続き
- 子供の転校届、住民票や郵便物の手続き
現在の住まいの退去手続きが必要になります。
その際に原状回復費用として費用がかかる場合もあります。
また、新居用の家具や家電等を揃える場合にはその費用も用意しておかなければなりません。
家具や家電をそろえる際には必ず新居の寸法を測ったうえで購入しましょう。
せっかく買った冷蔵庫がキッチンに入らないなんてこともよくあります。
引っ越し会社を決める際には必ず複数社で見積もりをとるようにしましょう。
その際に価格だけではなく、スタッフの対応等もよくチェックしておくほうがいいでしょう。
電気やガス・水道等のライフラインは引っ越し日が決まったら早めに手続きをしておいたほうがいいです。
ガス等は立ち会いが必要となる場合もあるので、あらかじめ日時を決めておきましょう。
子供の転校手続き等は少し時間がかかる場合もあるので、こちらも早めに手続きを進め、引っ越し後スムーズに通えるように段取りを整えておきましょう。
引っ越した後に忘れずやること
引っ越した後にもやることはまだあります。
こちらで確認しましょう。
- 新しい近所への挨拶まわり
- ライフラインの開通確認
- 荷ほどき
最近では挨拶をしない家庭も増えていますが、長く住むうえでご近所付き合いは必須です。
できれば500円~1,000円程の品物をもって挨拶周りをしておきましょう。
電気、ガス、水道の開通も確認しておきます。
また、お湯が出ないとお風呂に入れませんのでお湯の確認も忘れずにしておくといいですね。
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建売住宅を買うときに何にいくらかかるの?
建売住宅を買うには本体価格だけではなく様々な費用がかかります。
3,000万円の建売住宅を買うのに予算が3,000万円ではもちろん買うことができません。
例えば3,000万円の建売住宅を買う場合はこのような具合になります。
- 本体価格 3,000万円
- オプション工事 50万円~200万円
- 諸費用 150万円~250万円
つまり3,000万円の建売住宅を買う場合、3,200万円~3,500万円程の予算が必要な計算です。
この諸費用の中には登記費用や住宅ローン手続き費用等様々な費用が含まれていますので、
内訳を説明していきます。
建売住宅を購入する時に物件以外にかかる諸費用
諸費用の項目と内訳は以下の通りです。
- 登記関係費用 30万円~40万円
- 住宅ローンに関する費用 60万円~70万円
- 保険や税金に関する費用 30万円~40万円
- 不動産売買契約に関する費用 60万円~70万円
費用の中でも特に大きいのが住宅ローンの保証料と不動産契約時の仲介手数料です。
借入金額や物件金額によって変動しますが、3,000万円の物件だとこの二つだけで150万円~180万円くらいかかります。
また、移転登記費用や火災保険料といった費用もあります。
中には複数社で見積もりをとることで安くできる費用もあるので、しっかりと資金計画をたて、比較検討しながら進めていきましょう。
建売住宅を購入した後に必要になるお金
- 引っ越し、原状回復費用 10万円~15万円
- ご近所へのあいさつ回り費用 1件あたり500円~1,000円
- 新生活用の家具、家電購入費用 50万円~100万円
- 固定資産税 5万円~10万円
引っ越しをする際は必ず複数社で見積もりをしましょう。
そうすることで節約することもできますし、サービス対応のいい業者で引っ越しすることができます。
ご近所へのあいさつ回りをしない人も増えていますが、なるべくしておいたほうがいいです。
両隣はもちろん、道路向いの並びにもご挨拶しておきましょう。
固定資産税は新築の軽減措置があるため初年度~3年間はこのぐらいの金額です。
しかし4年目以降は軽減措置がなくなり金額が増えますので、注意しましょう。
建売住宅に関するよくある質問
最後に建売住宅に関するよくある質問について回答していきます。
建売住宅の照明を変えたい場合はどうすればいい?
結論からお伝えすると、交換型ダウンライトであれば業者に依頼して取り替えてもらう方がスムーズです。
交換型ダウンライトの取り付けの場合、天井に穴を開けたり配線を伴う工事をしなければなりません。
電気工事士の資格を取得していなければできない作業となるため、資格を持っていない人は交換時は資格を取得している人や業者に依頼すると良いでしょう。
建売住宅の照明をおしゃれにするにはどうすればいい?
照明をおしゃれにするには、ただ明るい照明をつけるのではなく、朝昼晩とシーンに合わせて調整できるようなライトが良いでしょう。
照明の中でポピュラーなのは、シーリングライトです。
シーリングライトは、リビングや8畳以上の洋室など、広い空間に設置するのがおすすめです。
最近のLEDシーリングライトは、リモコン1つで明るさを調節したり光の色を変えたりできるため、生活シーンに合わせた空間を演出できます。
建売住宅の照明は自分で取り付けることは可能?
結論からお伝えすると、シーリングライトもダウンライトも自分で取り付けることは可能です。
平らな場所に取り付けられているシーリングライトや一体型ダウンライトであれば、電球を変えるだけで済むパターンが多いため、難しいことはありません。
しかし、先述した通り交換型のダウンライトや傾斜天井にシーリングライトを取り付けるなどの場合は、難易度が高いため、業者に依頼するのをおすすめします。
業者に依頼する場合、10,000円程度はかかるため、依頼する前に費用を確認しておきましょう。
まとめ
カーテンレールや照明を取付するのは業者に頼む方法と、自分で取付ける方法があります。
とにかく安く抑えたい人は自分で、少し不安が残る人は業者を探して頼むほうがいいでしょう。
建売住宅購入時には本体価格以外にもオプション工事費用や引っ越し後の費用といった費用がかかります。
資金がショートしたり、無理な出費にならないようあらかじめしっかりと資金計画をたてておきましょう。