「建売住宅って必要なものが全部そろってないの?」
「どのオプションをつけたらいいのかしら?」
「オプション工事はどのくらい費用がかかるんだろう。」
建売住宅のオプション工事についてこのような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
建売住宅を買う際に今や必ず必要なのがオプション工事の選択です。
こちらでは「どの」オプション工事に「いくら」かかるのかを徹底解説します。
おすすめのオプションについても、具体例をあげて紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
また、建売住宅を検討されている方は一度注文住宅を検討してみても良いかもしれません。
ローコスト住宅であれば費用も抑えられ建売住宅と変わらない可能性もあります。
また、解説に入る前に家づくりを失敗させないために1番重要なことをお伝えします。
それは、1番最初にマイホーム建設予定に対応している住宅メーカーからカタログを取り寄せてしまうこと。
これから30年、40年と生活をするマイホーム。絶対に失敗するわけにはいきません。
家を建てようとする人がよくやってしまう大きな失敗が、情報集めよりも先に住宅展示場やイベントに足を運んでしまうこと。
「とりあえず行ってみよう!」と気軽に参加した住宅展示場で、自分の理想に近い(と思い込んでいる)家を見つけ、営業マンの勢いに流され契約まで進んでしまう人がかなり多いのです。
はっきり言って、こうなってしまうと高確率で理想の家は建てられません。
もっと安くてもっと条件にあった住宅メーカーがあったかもしれないのに、モデルハウスを見ただけで気持ちが高まり契約すると、何百万円、場合によっては何千万円という大きな損をしてしまうことになるのです。
マイホームは人生の中でもっとも高い買い物であり、一生の付き合いになるわけですから、しっかりと情報収集せずに住宅メーカーを決めるのは絶対にやめましょう。
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家を建てる前には1番最初にカタログを取り寄せてしまうことをおすすめします。
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【本記事の監修者】 宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 大学卒業後、東証一部上場大手保険代理店へ入社。その後、大手不動産ポータルサイト運営会社へ転職。ITベンチャー企業での経験を経て株式会社Azwayを創業。 「住まい」と「ライフスタイル」に特化したWEBサービスを手掛けている。
もくじ
建売住宅にオプション工事は必要?平均の費用相場はいくら?
建売住宅を買うにはオプション工事が必須です。
「そもそもオプション工事って本当に必要なの?」
そもそもオプション工事が何なのかわからない人もいますよね。
例えばカーテンレールや網戸、テレビアンテナ等は一般的にオプション工事です。
最初から付いている訳ではありません。
たとえば国内の建売住宅シェア3割を誇る飯田グループのアーネストワンでは、網戸やシャッター、カーテンレール、テレビアンテナ、フェンスなどはオプション工事となります。
つまりオプション工事をしなければカーテンもつけられませんし、テレビも見られません。
このようにオプション工事には生活に必須の設備も含まれています。
では、オプション工事って一体どういうものなのでしょうか?
それでは標準仕様とオプション工事の違いについてまずは説明します。
建売住宅の標準仕様とオプション仕様の違い
「建売住宅を買ったらすぐに引っ越しして住みたい!」
「建売は設備も全てついているんでしょ?」
新築一戸建ての魅力は、すでに完成していてすぐに住めることですね。
しかし実際にはすでについている「標準仕様」だけでは快適に暮らせないことがほとんどです。
多くの設備が「オプション仕様」として、後から工事して設置する仕組みになっているんです。
標準仕様は生活していく上で最低限必須な、基本的な設備のことを指しています。
これらの設備はすべて本体価格に含まれており、設置された状態で引き渡しされます。
オプション工事の中にも生活に必要な設備が多くありますが、これらは本体価格に含まれていません。
つまりオプション工事費用をプラスして支払い、設置する必要があるのです。
それでは建売住宅のオプション工事はどのくらいかかるのでしょうか。
建売住宅のオプション工事はいくらかかるの?
資金計画をたてる際に必要なのが「オプション工事費用」の把握です。
「購入を決めたものの、オプション費用がかさんでお金が足りなくなってしまった。」
「あれもこれも設置したかったけど、予算を超えてしまう。」
資金計画を超えての出費や、ほしかった設備がない家に住むことは大きなストレスですよね。
オプション工事の金額を把握し、しっかりとした資金計画をたてることが安心できる住まい選びをするうえで大切です。
こちらではオプション工事にどのくらいかかるのか、そしてどのような資金計画をたてればいいのか説明していきます。
建売住宅のオプション工事にかかる費用相場
建売住宅のオプション工事費用は、どの程度オプションをつけるかで大きく変わってきます。
50万円で抑える人もいれば、300万円かける人もいます。
以下のような必要最低限のオプションだと50万円~100万円近くで抑えることができます。
- カーテンレール
- カーテン
- テレビアンテナ
- 網戸
- シャッター
- エアコン
- 照明
ただし、他にもあると便利なオプション設備はたくさんあります。
例えば雨の日に濡れないカーポートやバルコニーの屋根、寒い日に使える床暖房、キッチンのカップボードなど。
これらのオプション工事は数万円から一つ30万円~50万円程するケースもあります。
オプション工事は住宅ローンを組めるのか?
「オプション工事はしたいけれど、手持ちの現金を使いたくない。」
「住宅ローンとして含めることはできないの?」
なるべく手持ちの現金を使わずに、住宅ローンに含めてやりくりしたいという方も多いですよね。
オプション工事は住宅ローンに含めることができます。
その場合はオプション工事を本体価格に含めてもらい、住宅ローンに含めるというやり方になります。
ただし注意したいのが、施工業者ではない業者に工事を頼む場合です。
施工業者ではなく別の業者に頼む場合は、本体価格とは別の費用となるケースが多いのです。
どうしても現金を使いたくない場合は諸費用ローンやリフォームローンといった別のローンを用いて工事するかたちがいいでしょう。
オプション工事を安く済ませたい!値引き交渉しても大丈夫?
家を買うときは物件価格に家具購入代金、引っ越し代金など様々な費用がかかってきます。
「少しでもオプション工事を安くしたい。」
「できることなら価格交渉をしたいけど、交渉していいのかしら。」
このようになんとか費用を安く抑えたいと思う方も多いですよね。
オプション工事費用の値引き交渉については以下のとおりです。
- 値引き交渉はしても大丈夫
- ただしあまりにも大きな値引きや、強い態度での交渉はNG
特にオプションをたくさんつける場合等は、値引き交渉に応じてくれるケースも多いです。
半額とまではいきませんが、1割から2割近く安くなる場合もあります。
しかし、あまりにも大幅な値引き交渉はしない方が賢明です。
相手との関係が悪くなり、工事がちゃんとされない場合なんかもあります。
せっかくの新しい住まい、施工業者とも良好な関係を保ちつつ、気持ちよく住めるようにしましょう。
建売住宅の費用内訳
住宅購入にかかる費用は大きく分けて3つあります。
- 本体価格
- オプション工事費用
- 諸費用
建売住宅には本体価格とオプション費用以外にも諸費用がかかります。
この諸費用も含めたトータルで資金計画をたてておかないと、資金不足や必要工事ができないなんてことにもなりかねません。
諸費用の内訳は大きく分けて以下のようになります。
- 登記関係費用
- 住宅ローンに関する費用
- 保険や税金に関する費用
- 不動産売買契約に関する費用
- 引っ越し代金や家具などの入居後にかかる費用
購入時に必要な諸費用には登記移転費用や住宅ローンの際に支払う保証料といった様々な費用が含まれています。
また、忘れてはいけないのが入居後にかかる費用です。
引っ越し費用や新しい家具や家電の購入費用、引っ越し時の挨拶用に買う品物などの費用も忘れずに考えておかないといけません。
それでは諸費用も含めて全体でどのくらいの費用を用意しておけばいいのでしょうか。
物件価格が3,000万円の場合はこうなります。
一般的に諸費用は物件価格の5%~8%を用意しておいたほうがいいといわれています。
つまり3,000万円の物件の場合、オプション費用も含めてトータルで3,200万円~3,500万円程の用意が必要な計算となります。
多くの人にとって住宅は人生で一番高い買い物。
後悔しないように、必ず一括資料請求を行いましょう。
建売住宅おすすめオプション工事!プロが選ぶ26の追加工事一覧
建売住宅のオプション工事、すべてを設置していたら莫大な費用がかかってしまいますね。
「あれもこれも付けたいけど、どれを選べばいいかわからない。」
「本当に必要なものだけ選びたい。」
オプション工事はたくさんの選択肢がありますが、大きく3つにわけることができます。
- 絶対に外せないオプション
- あったら便利なオプション
- 余裕があるなら選びたいオプション
予算を考えながら、一番自分に合ったオプションを選びたいですね。
ここでは、生活の必須度合いに合わせてそれぞれのオプションを紹介していきます。
これだけは外せない!おすすめの6つのオプション設備と費用相場
建売を購入する上で、外せないオプションは下記の6つ。
- カーテンレール:5万円~10万円
- テレビアンテナ:5万円~10万円
- 物干し:2万円~5万円
- エアコンの穴あけ工事:1か所2万円~3万円
- 網戸:1枚5,000円~10,000円
- 照明:1点5,000円~15,000円
カーテンレール
カーテンレールはほとんどの住宅でついていない状態です。
相場としてはカーテンレールを家全体につけた場合5万円~10万円です。
自分で設置する場合は一箇所あたり1,000円程でできますが、壁に穴をあける必要があるため新築時に設置してもらったほうが無難でしょう。
テレビアンテナ
テレビアンテナが設置されていないとテレビを見ることができません。
設置費用は5万円~10万円です。
引っ越し後に自分で業者を見つけてもいいのですが、入居後の忙しい時期に工事を頼むのも大変なので最初に取り付けることをおすすめします。
物干し
バルコニーに物干しがない場合、洗濯物が干せませんよね。
相場は2万円~5万円程です。
壁に設置するアーム型のものが便利です。
エアコンの穴あけ工事
エアコンの工事には壁に穴をあける工事が必要となります。
部屋にものを入れてからの工事だと大変なので、あらかじめ設置しておくほうがいいでしょう。
相場としては1か所2万円~3万円が目安です。
実際にはエアコンを購入して設置して完了なので、エアコン本体費用と設置費用が別にかかります。
網戸
見落としがちなのが網戸の設置です。
夏に窓を開ける際に小さい虫が入ってこないよう、日本の夏には必須の設備ですね。
一枚あたり5,000円~10,000円が相場となっていますので、10枚設置する場合は5万円~10万円程かかります。
照明
住宅を建てる段階では必要最低限の照明しか付いていません。
リビングやダイニングルームに照明がないと真っ暗になってしまうので、必ずオプションで付けてもらうようにしましょう。
オプション工事で頼む場合は照明が1点あたり5,000円~15,000円程です。
オプションの料金や特徴は住宅によって変わります。
一括資料請求をして、必ずチェックするようにしましょう。
あれば快適!できれば設置したいオプション設備12点と費用相場
必須ではありませんが、あると便利なオプション設備は下記の12点があげられます。
- カップボード(食器棚):15万円~30万円
- 食洗器:10万円~20万円
- フロアコーティング:40万円~50万円
- 窓のシャッター:1か所5万円~10万円
- IHクッキングヒーター:10万円~15万円
- ガラストップコンロ:10万円~15万円
- 防水パン:2万円~5万円
- 表札:1万円~3万円
- 吊戸棚:2万円~3万円
- ハンガーパイプ:1か所5千円~2万円
- 防犯フィルム:1F15万円~15万円
- 面格子:1か所2万円~4万円
カップボード(食器棚)
カップボードはキッチンの食器や家電を置く際に重宝します。
もちろん後付けで食器棚等を用意してもいいのですが、あらかじめサイズを合わせて設置しておくほうが後々楽です。
また、同じ素材や色で仕上げられるのでキッチンのデザインに一体感がでます。
性能により価格に幅が出ますが15万円~30万円程で設置ができます。
食洗器
食洗器は忙しい時にあると非常に便利です。
特に共働きの家庭ではとても重宝されている設備。
風邪や体調の悪い時にもとても役立ちますね。
設置には10万円~20万円かかりますが、ビルトイン型は新築時しかつけられませんのでできれば設置したいオプションです。
フロアコーティング
フロアを傷や汚れから守ってくれ、高級感を保つことができます。
小さいお子さんがいる場合はリビング周りの傷や汚れが多く発生します。
家まるごとだと40万円~50万円程かかりますが、ワンフロアだけなら15万円~20万円程でできます。
フロアのきれいさは将来的な資産価値にも影響しますので、できれば行っておきたいところです。
シャッター
窓のシャッターは防犯用としても役立ちますし、窓の汚れや傷から守る役目もあります。
もちろんシャッターだけで防犯ができるわけではないので、心配な方は一階に面格子(1か所2万円~3万円)を設置することをおすすめします。
シャッターは一箇所あたり5万円~10万円程です。
IHクッキングヒーター
IHクッキングヒーターは火を使わないため、お子さんや高齢者がいても安全に料理ができます。
最近ではつけっぱなしにしていると自動的に消えるものもあり、安全面でも重宝する設備です。
相場としては10万円~15万円程です。
ガラストップコンロ
ガラストップコンロは表面の凸凹がほとんどなく、見た目もきれいですし何より掃除がしやすいのがメリットです。
長く住むうえでキッチンをきれいに保つためには必要な設備ですね。
相場は10万円~15万円程です。
防水パン
洗濯機の下におく防水パンも、余裕があれば初めからオプション工事で取り入れておくと便利です。
万が一のときの床への漏水を防ぐことができる他、洗濯機の防振、防音効果も期待できます。
2万円~3万円程で工事できます。
表札
建売住宅の表札はオプションである場合が多く、個性豊かなデザインで「家の顔」としての役目を果たしてくれます。
ホームセンターなどでも作成できますが、家の外観に合わせたデザインにするならやはりオプション工事で頼むのが良いでしょう。
相場は1万円~3万円程度です。
吊戸棚
吊戸棚はキッチンやトイレの空いたスペースに収納するため、空間を有効活用できます。
生活するうえで収納を考えておくことは、家をきれいに保つために必要なのでおすすめです。
一箇所あたり2万円~3万円程です。
ハンガーパイプ
収納の中にハンガーをかけるハンガーパイプもほとんどの建売でオプションとなっています。
あとから設置するのも大変なので、できれば入居までに設置しておくと後々楽になります。
相場は一箇所あたり5千円~2万円程です。
防犯フィルム
防犯フィルムとは、ガラスの強度を高めてくれる薄いフィルムのこと。
窓ガラスなど貼ることで、侵入を防いでくれます。
無くても生活はできるものの、安心感が段違いですよ。
1フロアあたり15万円~25万円で施工してもらえることが多いようです。
面格子
トイレや風呂場にある小窓からの侵入を防いでくれるのが面格子です。
防犯フィルムに比べて壊しにくいので、防犯対策で役に立ってくれるでしょう。
プライバシーの保護や子どもの転落防止にも役立ちます。
相場は一箇所あたり2万円~4万円です。
オプションの料金や特徴は住宅によって変わります。
一括資料請求をして、必ずチェックするようにしましょう。
いらないけど余裕があるならおすすめ!他にも色々あるオプション8つと費用相場
生活をより快適にしてくれるオプションを8つご紹介しましょう。
- ウッドデッキ:30万円~50万円
- カーポート:10万円~20万円
- バルコニーの屋根:5万円~15万円
- 芝生はり:1㎡5,000円
- フェンス:1㎡1万円
- 室内干し:2万~4万円
- 電子施錠・スマートキー:2万円~7万円
- 床暖房:15畳60万円~250万円
ウッドデッキ
見た目もきれいで、開放感がでるウッドデッキは小さなお子さんがいる家庭やアウトドア好きな家庭に好まれています。
大きな布団をウッドデッキで干したり、友人を呼んでバーベキューをしたりと様々な用途で使えるのでとても便利です。
天然木材のデッキは自然の風合いを楽しめますが、一方で腐敗や劣化が早いこともあるため、最近では人工材を用いたものも人気となっています。
相場としては30万円~50万円程です。
カーポート
愛車を雨風や日差しから守ってくれるカーポート。
車を守ってくれるだけではなく、車から玄関までの出入りの際に雨に濡れずに済むメリットもあります。
簡単な収納がついているものや、外部コンセント付きなどあり用途によってさまざま。
相場は10万円~20万円程度です。
バルコニーの屋根
バルコニーに屋根なんて必要ないと思う方もいるでしょう。
しかし急な雨により洗濯物が濡れてしまうことは、人生で1度や2度ではないです。
また夏の強い日差しや鳥のフンなどの汚れからバルコニーを守ってくれるので、あると非常に便利です。
相場は5万円~10万円なので、余裕があれば設置するといいでしょう。
芝生
芝生は見た目も高級感がありますし、何よりお子さんがお庭で気兼ねなく遊べます。
ほとんどの建売がオプションとなっていますので素敵なお庭を持ちたい方にはおすすめです。
1平米あたり5,000円が相場です。
フェンス
フェンスがあると周りの目を気にせずに生活することができ、プライバシーを守ることができます。
最近の戸建て住宅ではフェンス無しの家がトレンドですが、住み始めるとどうしてもご近所の目が気になるもの。
せっかくお庭で子供のプール遊びを行おうと思ったのに、視線が気になって遊びづらい…なんてことも。
防犯対策にもなりますので、余裕があれば設置をおすすめします。
相場は1平米あたり1万円程です。
室内干し
花粉や雨でも洗濯物が干せることから人気が高まってきているオプションが室内干しです。
最近ではシンプルなものも増えてきているので、部屋の景観を崩しません。
いらないと思われがちですが、ほぼ毎日行う家事が楽になるので付けて損はありません。
相場は一つの窓につき2万円~4万円です。
電子施錠・スマートキー
電子施錠やスマートキーも、近年人気が高まってきているオプションの一つ。
無くて困ることはありませんが、便利さを追求するならこちらもあって損はありません。
近年ではポケットの中に鍵を入れていても反応してくれたり、指紋認証の扉も増えたりしてきています。
カギの場所がわからないからトイレに行けない!なんて事態を防ぐこともできますよ。
相場は一箇所あたり2万円~7万円です。
床暖房
冬でも足元が冷えることなく、快適に過ごすことができる床暖房。
オプションの中では高額な部類ですが、エアコンより電気代がお得になることも多いので長い目で見るとむしろメリットになることも。
冬の寒さが厳しい場所では特に検討していただきたいオプションです。
相場は15畳あたり60万円~250万円。
電気式か温水式か、床を張り替えるか直貼りするかで費用は異なります。
オプションの料金や特徴は住宅によって変わります。
一括資料請求をして比較することで、自分の理想の家づくりができますよ。
どのオプション工事をするべきか迷ったときの判断ポイント2つ
「あれもこれも付けたいけど、どれを選べばいいかわからない。」
「総額で予算をオーバーしてしまうけど、どれを削ればいいんだろう。」
このようにどのオプションを選べばいいのかわからなくなってしまい、結果として大幅に予算を超えてしまうこともあります。
ここではオプション工事に迷った時にどうすればいいのか、その「判断ポイント」を2つ説明します。
順に見てみましょう。
1.オプション工事にかける予算を決める
まずはオプション工事の費用を先に決めてしまう方法です。
パンフレットを見て、理想の暮らしが膨らんでいくとついつい色んなオプションに目移りしてしまいます。
結果としてあれもこれもとオプションが増えて、予算を大幅に超えてしまいますね。
予算オーバーにならないためにもまずはオプション工事の予算を決めてから、オプションを選ぶようにしましょう。
- まずはオプションの予算を決める
- 予算の範囲を意識しながら、オプション工事を選択していく
こうすることで常に費用を意識しながらオプションを選択することができます。
2.そのオプションは必要不可欠?あったらいいな?オプション設備に優先順位をつける
「カーポートもほしいし、フロアのコーティングもしたい。」
「全部にシャッターをつけたいけど、エアコンも全部屋につけたい。」
たくさんオプションがあることで、理想の生活が膨らむのはいいことです。
しかしそうなると「本当に必要なオプション」が何かを忘れてしまいがちです。
何が本当に必要なのかを見極めるためにも、オプション設備の中で「優先順位」をつけましょう。
- 住まい選びと同様、生活するうえで何が一番重要考える
- 決めた優先順位に従って、オプションの順位を決めていく
- 予算にあわせて、どこまで実施するかを決める
住まいを選ぶ時と同様に、生活において何を重要視したいのかを考えます。
例えば住まいの安全性を第一にするのであれば窓のシャッターや面格子、その他防犯設備に重点をおきます。
家事の効率性や便利さを重要視するのであれば食洗器や物干しといったオプションを優先しましょう。
あくまで予算は限られているので、すべてを叶えることは難しいということを念頭に優先順位を決めることが大事です。
失敗できない買い物だからこそ、資料を比較して自分の理想の住宅を見極めるのが大切です。
購入した後に後悔しないよう、オプションを考える前に必ず一括資料請求をしてみてくださいね。
建売住宅のオプション工事はいつ決める?タイミングは?
「オプション工事って入居後に行うの?」
「オプション工事をすると入居するタイミングが遅くなるの?」
家の内覧をして、契約して、オプション工事を決めてと段取りを進めていく中で、オプション工事はいつ行うのでしょうか。
オプション工事は引渡し後に工事が開始する
オプション工事は基本的に引き渡し後の工事となります。
なぜなら家の契約はオプション未工事の物件に対して結んでいるため、あくまでもオプションは「本体に追加するもの」だからです。
通常引き渡し後すぐに工事に取り掛かれば、1週間~2週間以内には完成し入居できるようになります。
すぐに入居したい場合はあらかじめ工事完了期間を確認しておいたほうがいいでしょう。
建売住宅のオプション工事を行う業者はどこに頼む?自分で探すべき?
「オプション工事は売主業者に頼めばいいの?」
「売主業者とそれ以外の業者だと、どっちがお得なのかな。」
オプション工事をどの業者で行えばいいのか、迷いますよね。
結論から言ってしまうと、オプション工事は建売物件の施工業者にそのまま頼むか、自分で業者を探して頼むかの2択になります。
どちらもメリット・デメリットがあるので、それぞれの特徴を理解して検討していきましょう。
建売物件の施工業者だと割高になる可能性も
建売業者にオプション工事を頼む場合、割高になる可能性があります。
- 売主業者にオプション工事を頼むと中間マージンが発生する
- 他の施工会社のように価格や品質で競争している会社ではない
施工業者に頼む場合、中間マージンが発生する場合が多いです。
そうなると通常の値段にいくらか上乗せされた価格で頼むことになってしまいます。
また、実際の作業は施工業者の子会社などが行うことが多いです。
他の工務店やリフォーム業者と違って自社で仕事をとっている会社ではないため、クオリティや価格の面でどうしても弱くなるのが一般的です。
施工業者以外にオプション工事を頼むときは信頼できるところに依頼する
施工業者以外の業者にオプション工事を依頼するときは、下記のことに注意する必要があります。
- 建物の内容を売主業者ほど理解していない
- 細かい条件や、今までの経緯などを把握していない
もちろんどの施工業者も建物のプロではありますが、一番理解しているのは売主業者です。
価格の安さにつられていい加減な業者に頼んでしまうと、建物の構造上開けてはいけないところに穴を開けられてしまったというケースもあります。
新築物件には必ず「10年保証」というものがハウスメーカーに義務付けられています。
しかし、いい加減な業者のオプション工事で建物が損傷してしまった場合、この10年保証の対象外になる可能性が高いのです。
こうなってしまうとオプション工事をおこなった業者に保証を求めることになりますが、工事保証を設定していない業者の場合トラブルに発展してしまうこともあります。
もうひとつの懸念ポイントとして、スケジュールの問題もあります。
売主業者とは住宅完成までに何度もやり取りしていますので、いつまでに入居したいという話や、家族の状況や好みなど色々と把握しています。
しかし他の施工業者は全く把握していません。
説明しておかないと、希望の入居日までに工事が終わらないこともありますので注意しましょう。
オプション工事は依頼する会社によってさまざまです。
それぞれのメリット・デメリットを把握し、複数の会社に見積もりをとってから比較検討することが大切です。
オプション工事は複数社を比較検討
施工業者に依頼するにせよ、それ以外の業者に依頼するにせよ、必ず見積もりは複数社にとるようにします。
- オプション工事は必ず複数社で見積もりを
- 価格や営業マンの態度を比較検討
施工業者によって工事金額はバラバラです。
必ず複数社で見積もりをとって比較検討しましょう。
その際に価格はもちろん、営業マンの態度や姿勢も検討しましょう。
細かい質問にきちんと答えてくれない業者や、期間や価格があいまいな業者もいます。
口コミも参考になるでしょう。
信頼でき、なんでも答えてくれる営業マンがいる会社のほうが安心できます。
こちらの質問に誠実に答えてくれる営業マンがいる会社のほうが信頼でき、安心な会社です。
失敗できない買い物だからこそ、資料を比較して自分の理想の住宅を見極めるのが大切です。
購入した後に後悔しないよう、オプションを考える前に必ず一括資料請求をしてみてくださいね。
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新築住宅のオプション工事で後悔しない3つのポイント
最後にオプション工事を行う際の注意ポイントについて、もう一度おさらいしておきましょう。
- 何がオプションで何が標準仕様なのかをよく確認
- 予算を決めて、あくまで予算内で選ぶ
- オプションの優先順位を決めてから選ぶ
➀標準仕様はどこまでなのか、➁オプションとなっているものは何かを確認しておかないと、後から追加工事が発生して慌ててしまいます。
そうすると想定していた予算を超えてしまったり、必要な設備を付けることができなかったりする場合もあります。
また、予算と優先順位を決めておかないと必要以上のオプション工事をしてしまい、手元資金を大きく減らしてしまうことにもなりかねません。
お子さんの教育費用や万が一の時のためになるべく資金は残しておきたいですよね。
住まい選びと同様に何を重視するかよく考えてからオプションを選ぶようにしましょう。