ハウスメーカーと工務店はどう違う?それぞれの特徴や選び方などを解説します

マイホームを建てる際に、どこの住宅会社に依頼したら良いのかでお悩みの方が多いのではないでしょうか。

特にハウスメーカーと工務店とでは何が違うのか、ハウスメーカーで建てる家と工務店で建てる家とではどんな違いがあるのかなど、正しく理解している方はそれほど多くはないと思います。

あなたにとって最適な住宅会社は「どんな住宅を建てたいのか」によって異なります。

住宅会社選びを間違えて後悔しないために、ハウスメーカーと工務店の違いやそれぞれの特徴をきちんと理解しておくことが大切です。

そこで本記事では、様々な視点からハウスメーカーと工務店の違いを比較して、あなたにとって最適な住宅会社を探すお手伝いをしたいと思います。

また解説に入る前に、「家づくりを失敗させない為に1番重要なこと」をお伝えさせて下さい。

マイホーム計画を立てる際に、まずはじめに絶対にしておくべきことがあります。

それはお住いの地域に対応している、住宅メーカーからカタログを取り寄せてしまうこと。

『家を建てたい!』と思ったら土地探しよりも、住宅ローン等の資金計画よりもまずはカタログ集めからはじめて下さい。

多くの方が、何も知識がない状態で住宅展示場を訪れますがそれは大変危険です。

実際、しっかりと比較検討せずに3、4社見学しただけで契約してしまい、後から取り返しのつかない後悔をしてしまう方も少なくありません。

最初に地域に対応している様々な住宅メーカーのカタログを取り寄せておくことで、各社の特徴や相場を知ることができますし、メーカーとの値引き交渉も非常に有利になります。

カタログ集めでぜひ活用して欲しいのが、東証一部上場企業の「LIFULL」と、うちハピが運営する「うちハピ注文住宅」のカタログ一括請求サービスです。

LIFULLは『ハウスメーカー』が中心、うちハピ注文住宅は『工務店』を中心にカタログを取り寄せられるので、どちらも利用することで理想に近い住宅メーカーに出会えるでしょう。

100%納得のいくマイホームづくりのためにも、少しの手間を惜しまず最初にカタログ集めをしてしまうことをおすすめします。

LIFULL HOME’Sはこちら⇒

うちハピ注文住宅はこちら⇒

それでは解説を進めていきます。参考にしてください。

ハウスメーカーと工務店の違いとは?

一般的には地域に密着して営業活動を行っている比較的小規模の会社が「工務店」で、全国に営業拠点を持ち広い範囲で営業活動を行っているのが「ハウスメーカー」というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。

しかし工務店の中でも社長自らが職人として現場で作業を行っている社員数が数名の会社から、地域密着型でありながら複数のモデルハウスを持ち、比較的広範囲に渡って積極的に営業活動を展開している会社まで様々です。

また、ハウスメーカーと工務店の中間の位置づけとなる「ビルダー」や、年間着工件数が大手ハウスメーカー並みの「パワービルダー」と呼ばれる業者もあります。

ではハウスメーカーと工務店との間に、具体的な線引きがあるのでしょうか。

明確な定義は存在しない

ハウスメーカーというと、積水ハウスや大和ハウス、住友林業などの大手ハウスメーカーや、近年ではタマホームや一条工務店、アイフルホームなど日本全国で営業活動を展開している新興住宅メーカーをイメージする方が多いと思います。

一般的なハウスメーカーと工務店の違いは下記のとおりです。

しかしハウスメーカーにも工務店にも明確な定義があるわけではなく、複数の営業拠点を持ち近隣の県にまで施工エリアを拡大している工務店も数多く存在しているなど、その境界は非常に曖昧です。

それでも一般的に、それぞれが建築する住宅には違いがあります。

ハウスメーカーは「チョイス型」

ハウスメーカーではその多くが家づくりを規格化し、商品として扱っています。

したがってハウスメーカーが建てる住宅は、規格化された商品ラインナップの中から好みの商品を選び、一定の選択肢の中から間取りや仕様を選んでカスタマイズしていく「チョイス型」といえます。

間取りや仕様が規格化されているので品質が安定し、工期が短いのが特徴です。

しかし近年では、「チョイス型」の住宅をメインで販売している工務店も増えています。

工務店は「オーダーメイド型」

工務店では、間取りや外観などをひとりひとりのお客様の好みに合わせた家づくりをモットーにしている会社が多くあります。

そのため工務店が建てる住宅の多くは、ひとりひとりのお客様の要望を聞きながら、間取りや仕様をゼロから作っていく「オーダーメイド型」です。

柔軟性があり自由度の高い家を建てることが可能になりますが、非常に手間がかかるため品質や保証内容にバラツキが多く、工期も長くなりがちです。

設計事務所は「設計に特化型」

住まいづくりを依頼する時にもう一つ選択肢としてよく挙げられるのが「設計事務所」です。

設計事務所はその名の通り家の設計に特化した会社で、オーナーの希望に合わせた間取りを一から設計していくため、オリジナリティア溢れる世界で一つのマイホームをつくることができます。

一方実際の施工は工務店が行うことが一般的で、ハウスメーカーや工務店で一から依頼するよりも手続きや管理が煩雑になりがちであるという側面もあります。

ハウスメーカーと工務店の割合

日本国内の住宅建築において、ハウスメーカーと工務店ではどちらが多くのシェアを占めているのでしょうか?

国土交通省の調査を見てみると、一戸建て住宅の建築方法により割合が異なるようです。

現在の日本国内の建築方法はおおまかに分けて以下の3つに分けられます。

  • 在来工法(木造軸組工法):柱と梁を組み合わせて骨組を作る工法で国内で昔から採用されている工法
  • 2×4工法:2×4インチの角材でパネルをつくり、面によって家を支える工法
  • プレハブ工法:工場で生産した骨組を現場で組み立てる方式のことで鉄骨系プレハブが日本では多く採用されている

国内の一戸建て住宅の7割以上が在来工法でつくられており、次いで2×4工法とプレハブ工法がそれぞれ1割程度程となっています。

国交省の調査によると、在来工法で建てられた木造一戸建てでは53.3%が年間受注数50戸以下の中小工務店により供給されています。

一方で2×4工法では同じく中小工務店による請負が34.5%となり、代わりに年間受注数300戸以上の大手ハウスメーカーによる請負が42.4%とシェアを伸ばしていることが分かります。

これがプレハブ工法の一戸建てとなると、年間受注数300戸以上のハウスメーカーのシェアが93.8%と圧倒的となります。

工務店では昔ながらの在来工法を採用しているところが多く、ハウスメーカーでは2×4やプレハブ工法を用いていることが多いことが分かります。

LIFULL HOME’Sはこちら⇒

うちハピ注文住宅はこちら⇒

ハウスメーカーと工務店の違いを徹底比較!

ハウスメーカーと工務店の大まかな違いがわかったところで、住まいづくりに求められる様々な視点から詳しくその違いを見ていきましょう。

詳しく説明していきます。

価格差

ハウスメーカーは、仕様やプランを規格化することで大量に建築資材を仕入れ、あらかじめ工場で加工することで現場の省力化をはかってコストを抑えています。

したがって単純に工事原価だけを比較すると、ハウスメーカーの方が安くなります。

しかしハウスメーカーでは、CMやモデルハウスなどに高額な広告宣伝費を投入し、たくさんの営業マンの人件費がかかるので、その費用が建築費に上乗せされます。

そのため、同じ仕様の住宅であれば坪単価は工務店の方が安くなるのが一般的です。

技術力

ハウスメーカーで家を建てる場合でも施工は下請け業者が行うことが多いため、実際に施工を行うのは地元の工務店になります。

したがってハウスメーカーで建てる場合でも工務店で建てる場合でも、技術力は工務店や職人の腕次第となり、会社ごとにその技術力はバラバラです。

ただし仕様やプランが規格化されたハウスメーカーの住宅の方が技術のばらつきは少なく、また自社の住まいのメリットを最大限に良く見せる技術にも長けていることが多いでしょう。

品質

ハウスメーカーでは、建築資材や部材を工場で加工、組み立てする割合が高いため品質の均一化がはかれます。

一方工務店では現場での作業が多いため、施工する職人によって品質にバラツキが生じやすくなります。

工期

工期は、あらかじめ建築資材を工場で加工・組み立てする割合が高く、設計から施工まで全体の流れがシステム化されたハウスメーカーの方が短くなる傾向があります。

一方工務店は、仕様やプランに対して柔軟な対応が可能になる分、工期も長くなりがちです。

自由度

希望の間取りや住宅設備、意匠、内外装を実現するための設計の自由度は一般的に工務店の方が高くなります。

したがって住まいに対して強いこだわりがある方や、傾斜地や狭小地、特殊な形状の土地に家を建てる場合には工務店の方が適しています。

一方、ハウスメーカーでも家族構成やライフスタイルに合わせた様々なバリエーションの中から選択することが可能ですが、選択可能な間取りや仕様には制約があります。

ハウスメーカーは設計の自由度が低いのがデメリットです。

住宅ローンの審査

地域に長く根付いている工務店であれば付き合いの長い銀行があるので、地方の銀行融資の通りやすさは工務店の方に分があります。

しかし近年では、住宅ローンの借入先は都市銀行や地方銀行からネット銀行まで数多くあるので、それほど大きな差はないといえるでしょう。

アフターサービスや保証の有無

ハウスメーカーは定期点検や保証、無償修理の内容などがきちんと制度化されているため、会社のルールに沿って対応してもらうことができます。

一方工務店の場合は、定期点検制度や保証内容などは会社によって様々なので、実際にどのようなアフターサービスが受けられるのかを事前に良く確認しておく必要があります。

工務店によってはハウスメーカー以上の手厚いアフターサービスを受けることも可能です。

LIFULL HOME’Sはこちら⇒

うちハピ注文住宅はこちら⇒

どっちを選ぶ?ハウスメーカーと工務店の後悔しない選び方とは?

ハウスメーカーと工務店にはそれぞれメリット・デメリットがあり、結局どちらに依頼した方が良いのかわからないという方が多いのではないでしょうか。

近年は特にハウスメーカーの強みを持った工務店や、工務店の強みを持ったハウスメーカーがあるため、その線引きが益々曖昧になってきています。

では、住宅会社選びで後悔しないためにはどうすれば良いのでしょうか?

そのためのポイントをご紹介します。

1.希望する条件を書き出してみる

前述した通り、住まいづくりでは何を優先するのかによって選択するべき会社が異なります。

したがって、まず初めに希望する条件を書き出すことで頭の中を整理し、要望の優先順位を付けることが大切です。

最も優先すべきなのは価格なのか、自由度なのか、品質なのか・・・、次に優先するのは何なのかをまとめてみることによって、自分にとって最適なのはハウスメーカーなのか工務店なのかがなんとなく見えてくるはずです。

2.それぞれのメリット・デメリットを把握する

ハウスメーカーと工務店には前述した以外にもメリット・デメリットがあります。

これらのことも十分に把握した上で、自分の希望条件と照らし合わせ理想にかなった住宅会社を選ぶことが重要です。

ハウスメーカーのメリット・デメリット

メリット

・対応エリアが広域に渡る

・規模が大きく経営が安定している

・ブランド力、安心感がある

デメリット

・担当者によって対応に大きなバラツキがある

・敷地や立地条件によっては対応してもらえないことがある

・規格プラン外になるケースでは高額な追加費用を請求される場合がある

工務店のメリット・デメリット

メリット

・地域密着なので緊急時に迅速な対応が期待できる

・コストパフォーマンスが高い

デメリット

・モデルハウスがないと実際にどのような住宅を建てているのかがわからない

・会社によって品質や保証にバラツキがある

・規模が小さいと将来倒産や廃業してしまうリスクがある

いずれの場合も複数の会社を検討することで、自分の希望イメージも具体的なものとなりより明確化してくるはずです。

理想イメージと、それを実現してくれそうな会社との間で何度も擦り合わせを行うことで、より満足度の高いマイホームへと一歩近づけるでしょう。

ハウスメーカーと工務店を選ぶ際の5つのチェックポイントとは?

ハウスメーカーであっても工務店であっても、業者を選択する上では共通のチェックポイントがあります。

この章ではハウスメーカーと工務店を選ぶ際のチェックポイントをご紹介します。

1.信頼や実績のある会社かどうか

住宅会社を選ぶ際に、信頼や実績のある会社を選んだ方が安心できると誰もが思うことでしょう。

しかし、相応の知名度やブランド力がある大手ハウスメーカーと比較して、会社の実績がわかりにくい中堅ハウスメーカーや地元の工務店の信頼度はどのように見極めれば良いのでしょうか。

地域密着型の住宅会社の信頼度を見極めるためには、その会社で家を建てた人からの口コミや地元での評判が貴重な情報源になります。

また悪い評判はすぐに広まってしまうので、地域で長く営業を続けている会社であれば、とりあえず安心の目安になります。

中堅ハウスメーカーや町場の工務店は、会社によって品質や完成後のアフターサービスの対応が大きく異なるため、建築後の評判が特に大切です。

さらに施工中の現場を見学したり、工事中の家を見学できる現場見学会や完成現場を見学できる完成見学会などのイベントがある場合には、積極的に参加してみたりするのも良いでしょう。

こうした見学会は施主の協力がないと開催できないため、見学会を頻繁に開催している住宅会社は施主と良好な信頼関係を築けているといえます。

また、建築士や建築施工管理技士などの有資格者の在籍数も住宅会社の信頼度や技術力を見極める指標のひとつになります。

2.自分の要望に合う会社かどうか

どんなに評判の良い会社でも、自分の要望に合う住まいづくりを行っている会社でなければ満足度の高いマイホームを建てることはできません。

住宅会社にはそれぞれ特徴があり、得意とする住まいが異なります。

建物の構造で見ても、木造軸組工法や2×4工法などの木質系から、軽量鉄骨造や重量鉄骨造などの鉄骨系、鉄筋コンクリート造など、取り扱っている建物構造も住宅会社によって様々です。

また「耐震性に優れた高耐久住宅」、「省エネ性に優れた高気密・高断熱の家」、「100%天然素材の家」、「都市型3階建住宅」、「平屋建住宅」、「ローコスト住宅」など、その会社がどんな住まいづくりを目指しているのかは会社のホームページや施工事例を見ればわかります。

それぞれの住宅会社が建てる家が自分の要望に合っているかどうかも見逃せません。

3.予算内におさまる会社かどうか

マイホームづくりは、予算を無視して考えることはできません。

建物の品質やアフターサービスは合格点でも、予算を大幅に超過するようでは何の意味もありません。

良心的な会社であれば、予算をオーバーした際のコストダウンの提案やアドバイスまでしっかりと対応してもらうことができます。

また、はじめから予算が合わない会社もあるので、最初に会社ごとの坪単価をおおむね把握してから住宅会社を絞り込むようにすると良いでしょう。

4.アフターフォローや保証期間の有無

ハウスメーカーでは1年ごとの定期点検や独自の保証制度を設けているケースがほとんどで、引き渡し時には工事保証書を発行し、アフターサービス専門の部署を設置しているケースもあります。

一方工務店はハウスメーカーと比較して規模が小さく、価格が安い分資金力がないため、どうしてもアフターフォローや保証面の充実の点では劣る傾向があります。

しかし距離が近い分、緊急を要する場合の対応や小回りがきくことなど地域密着ならではの強みもあります。

ただし会社によって対応にバラツキが大きいため、アフターフォローの内容や保証期間、保証内容などを事前によく確認しておく必要があります。

5.担当者と気が合うかどうか

担当者との相性は軽視されがちですが、思いのほか住まいづくりが成功するかどうかが決まる上での最重要ポイントになります。

また住宅建築では、専門知識を持たない顧客の要望を正確に汲み取ってカタチにする担当者の力量次第で満足度が変わるといっても過言ではありません。

担当者と良好なコミュニケーションがとれて完成後のイメージの共有ができれば、住まいづくりは半ば成功したといえる程です。

したがって担当者との相性の良し悪しは、住宅会社を決める上での重要なチェックポイントになります。

LIFULL HOME’Sはこちら⇒

うちハピ注文住宅はこちら⇒

【Q&A】コストだけでハウスメーカーや工務店を選ぶと失敗する?

Q:住宅会社を選ぶ際には複数社から相見積もりを取得して一番安い業者に発注しようと思うのですが、何か問題があるでしょうか?

A:住宅の建築費は間取りや建物の大きさ、住宅設備機器、内外装仕上げ、住宅性能、アフターサービス体制などによって全く異なり、住宅の相見積もりの場合には、全ての会社が全く同じ条件で見積書を作成・提出してくることはほとんどありません。

コストは重要な要素のひとつですが、マイホームづくりにかかる費用はケースバイケースです。

コストにばかり注目するのではなく、建てたい家のイメージをできるだけ具体的にした上でその条件で見積もり依頼を行い、最も予算に近い金額で自分の理想を具現化してくれそうな会社を選ぶことが大切です。

まとめ

本記事では、ハウスメーカーと工務店の違いやそれぞれの特徴、住宅会社の選び方などをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

ハウスメーカーの中にも大手ハウスメーカーと中堅ハウスメーカーがあり、工務店の中にも町の小さな工務店から大手ハウスメーカー並みの着工棟数を抱える中堅ビルダーまで様々な規模、営業スタイルの会社があって、それぞれに特徴があります。

マイホームづくりにおいては、会社選びがとても重要です。

そしてどんなに評判の良い会社であっても、あなたにとって最適な会社とは限らないところに住宅会社選びの難しさがあります。

それぞれのメリット・デメリットを良く比較して、自分に合った最適な会社を見つけていただければ幸いです。

LIFULL HOME’Sはこちら⇒

うちハピ注文住宅はこちら⇒

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

\ 住宅メーカー選びで後悔しないために! /