家を建てる方のなかには、あまり予算をかけられない方も多いでしょう。
とにかく安く家を建てるポイントを押さえておくことは大切ですが、コストカットしてはいけない部分もあります。
この記事では、家を安く建てる10個の方法や建築費用を安くすることだけにこだわると失敗する4つの理由、コストカットしてはいけないポイントを紹介します。
もくじ
家を建てるのに最低必要な費用はいくら?
まずは、家を建てるのに最低必要な費用はいくらかを紹介します。
・注文住宅の平均費用は2,000万円〜3,000万円台
・家の最低費用は場所や広さによって変わる
注文住宅の平均費用は2,000万円〜3,000万円台
住宅金融支援機構の「2021年度フラット35利用者調査」によると、注文住宅の全国平均は土地抜きで3,569万円、土地付きで4,455万円です。
また、国土交通省の「2021年建築着工統計調査住宅着工統計」によると、一戸建て(持家)の平均工事費は2,349万円です。
上記2つの結果から注文住宅の平均費用は、2,000万円〜3,000万円台であることが分かります。
また、主要都市別に建物の平均建築価格をまとめています。
エリア | 建築費用(万円) |
三大都市圏平均 | 3,804.8 |
首都圏 | 3,896.0 |
近畿圏 | 3,775.7 |
東海圏 | 3,650.4 |
その他地域 | 3,368.7 |
全国 | 3,569.7 |
※出典:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」より作成
建築費用は首都圏が比較的高くなっていますが、全国平均の3,569.7万円からかけ離れているともいえません。全体的に建築価格は平均して3,000万円かかるといえそうです。
家の最低費用は場所や広さによって変わる
家の最低費用は場所や広さによって、異なります。
特に、都市部と郊外の土地代を比べると大きな差です。住宅金融支援機構の「2021年度フラット35利用者調査」によると、土地付注文住宅の土地費用は、以下のとおりです。
エリア | 土地費用(万円) |
三大都市圏平均 | 1,875.7 |
首都圏 | 2,220.9 |
近畿圏 | 1,693.1 |
東海圏 | 1,274.3 |
その他地域 | 912.3 |
全国 | 1,444.9 |
※出典:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」
上記の結果から、首都圏の土地代が他のエリアに比べると圧倒的に高いことが分かります。
全国平均の土地代に比べると首都圏の土地代はほぼ2倍です。
土地代はピンキリであるため、建てるエリアによって建築にかかる総金額に幅が出てしまいます。
また、小屋のような小さな家を建てるか、4LDKの3階建てを建てるかでも異なるため、最低金額は一概にはいえません。
プロが教える安く家を建てる10個のアイディア
ここでは、安く家を建てる10個のアイディアを紹介します。賢く費用を削減しながらも快適な住まいを手に入れるために参考にしてください。
1.凸凹の少ない箱型の家
家の形状を凸凹の少ないシンプルな箱型にすることで、建築コストの削減が可能です。
複雑な凸凹や曲線的なデザインは建築や施工にお金がかかってしまいます。
しかし、角の数を減らし、正方形や長方形などの直線的なデザインを採用することで、建築に必要な材料や労力を最小限に抑えられるのです。
2.水回りは一カ所にまとめる
キッチンや浴室、トイレ、洗面所などの水回り設備は、一カ所にまとめて配置することで水道や排水の配管の長さを最小限に抑えられるため節約できます。
また、一カ所にまとめることで家事動線が良くなる点もメリットです。
2階にトイレを設置するケースがありますが、家族構成によっては設置しないのも1つの選択肢になります。
3.部屋の仕切りを減らす
部屋の数が増えると間仕切りを造らなければなりません。
その間仕切りには下地材のほかに両面の仕上げのコストもかかるため、想像以上にコストがかかります。
家族の人数に応じて部屋を作りたい方も多いと思いますが、予算削減を優先したい場合は部屋数をなるべく減らすのが有効です。
間仕切りは後付けもできるため、子どもが大きくなってから設置するのもいいでしょう。
4.外構は後回しにする
外構は家の外部のデザインや造園、駐車場などを指しますが、これには高額な費用がかかることもあります。
そのため、急ぎでない外構は後回しにするのも1つの選択肢です。外構工事は入居後でも設置できます。
また、後回しにすることで外構のデザインをじっくり考えることができますし、相見積もりを取る時間も生まれます。
外構費用は金額が高くなりやすいため住宅の建築メーカー以外の業者に依頼するか、施主支給やDIYなどの方法で工夫するといいでしょう。
5.設備・資材のグレードを下げる
家をできるだけ安く建てるためには、設備や資材のグレードを下げる方法もあります。
最新の設備や高価な資材を使用せず、必要最低限のグレードを選択することでコスト削減が可能です。
多機能な設備を使用しても実際には使わない機能ばっかりだったということもあるため、自分がこだわりたい部分と必要最低限で妥協できる部分にメリハリをつけましょう。
6.こだわりを減らす
こだわりや細かなデザイン要素を減らすことで、建築コストの削減が可能です。
いざ家を建てるとなるとこだわりたい部分がたくさん出てきますが、こだわるほど費用を増やしてしまいます。
こだわりを減らす際は、自分や家族の理想の住まいや生活スタイルを紙に書き出しておくことが重要です。
その中から、本当に必要なのかどうか、予算内で建てるときの優先順位などを決めましょう。
7.施主支給を検討する
施主支給とは、家を建てる方が自分で建材や設備などを仕入れることです。
施主支給によって中間マージンをカットできたり、インターネット上で価格を比較して安いものを選べたりします。
施主支給におすすめのアイテムは、照明やカーテン、表札、エアコンなどです。ただし、大型設備を施主支給にすると運搬できない恐れもあるため気をつけましょう。
8.エアコン、照明、カーテンなど「その他」の費用を抑える
エアコンや照明、カーテンなどのその他の費用は、住宅メーカーと話し合いのうえで可能な限り施主支給にすることをおすすめします。
先述したとおり、エアコンやカーテンを施主支給にできる住宅メーカーは多いです。
ただし、取り付けの際にトラブルが起きても自己責任になるため、気をつけましょう。
9.建築条件付きの土地で家を建てる
建築条件付きの土地とは、その名のとおり建築に条件がつく土地のことです。
建設を依頼する住宅メーカーはその土地を販売している会社に限定されるほか、建築時期や間取りに制限がつきやすいですが、土地の価格を抑えることができます。
ある程度の制限があるとはいえ、間取りや設備は用意されているプラン内から自由に選択して組み合わせることが可能です。完全に自由ではありませんが、できるだけ価格を抑えたい方に適しています。
10.家を建てる時期をずらす
昨今の日本は建築価格が高騰している状況です。国土交通省が公表している「建設工事費デフレーター」によると、建築費用は上昇を続けています。
建築費用が上昇している理由には、東日本大震災後の復興支援やオリンピックに向けて資材や人件費が費やされ、原価高騰していることが挙げられます。
また、日本は建築資材の大半を輸入に頼っていることもあり、円安の影響が出てしまったことも建築費用が高騰している理由の1つです。
しかし、今後も高止まりすると予想されているため、建築費用が下がるのを待っていると家が建てられなくなってしまいます。そのため、1月や3月、9月の決済時期の少し前に家を購入するといいでしょう。
決済前は売り上げを少しでも伸ばそうという理由から、値下げしてくれる可能性が高くなります。
とにかく安く家を建てる事ばかり考えると失敗する4つの理由
建築費用を削減することは重要ですが、単にコストを抑えることに焦点を当てるだけでなく、その選択が将来的にどのような影響を及ぼすかも考慮しなければなりません。
ここでは、建築費用を安くすることにだけこだわると失敗する理由を4つ紹介します。
・1.付帯工事・諸費用もかかる
・2.ランニングコストがかかる
・3.将来売却するときに資産価値を低く見られる
・4.値引き交渉は慎重に
1.付帯工事・諸費用もかかる
家を建てる際は、建物本体の工事費用以外にも付帯工事費や諸費用がかかります。
付帯工事費とは、解体工事や造成工事、給排水工事、外構工事などの工事費のことです。
土地や建物の状況によって必要ない場合もあります。付帯工事費の相場は、総費用の2〜3割程度のため、総費用が4,000万円の場合は800〜1,200万円かかります。
諸費用とは、住宅ローンの手数料や登記費用、役所の申請費用、火災保険料などの土地や建物にかかる費用や工事にかかる費用以外のお金のこと。
諸費用の目安は、総費用の1割程度のため、総費用4,000万円であれば400万円程度が諸費用となります。
2.ランニングコストがかかる
できるだけ建築費用を安く済ませるために断熱性を低くすると、冷暖房の効きが悪くなることでランニングコストが余計にかかる可能性があります。
同様に、耐久性の低い資材だけで建築すると、今後のメンテナンス時に費用が高くなることも少なくありません。
安く建築したい場合でも耐熱性や耐久性は優先的に備えましょう。
2.希望の条件に優先順位をつける
家を建てるときはさまざまな希望条件が出てくるものですが、その希望条件をすべて叶えようとすると予算オーバーする可能性があります。
予算を決めたらその範囲内でできることを考えるのがベストです。
職場へのアクセスや通勤時間、子育て環境、買い物の利便性など、日々の生活に影響を与える要素を考慮しながら、優先順位をつけることが上手くいく方法といえます。
3.将来売却するときに資産価値を低く見られる
建物のスペックや品質が低い場合、将来的な売却時に資産価値が低く見られる可能性があります。
また、近年は地球温暖化の一因となっている二酸化炭素の排出量を減らすために高い省エネルギー性が求められています。
国の求める省エネルギー基準を満たしていない住宅も資産価値がないと見なされ、買主が見つからないかもしれません。
そのため、できるだけ安く家を建てるにしても断熱材や耐久性のある外壁、エネルギー効率の良い設備を選ぶようにしましょう。
4.値引き交渉は慎重に
建売住宅と異なり、注文住宅での値引き交渉は慎重に行う必要があります。
信頼関係を築いている建築業者との間で、適切な価格交渉を行うことが重要です。
注文住宅の値引きは10%が目安のため、度を超えた値引き交渉はやめましょう。
過度な値引き交渉は、建物の品質や工事内容に影響を及ぼすこともあり、失敗につながる可能性があります。
ここだけはコストカットしない!安く家を建てたくても絶対に押さえたいポイント3つ
ここでは、安く建てたくても絶対に押さえたいポイント3つを紹介します。
・1.家の安全性に関わる部分
・2.立地
・3.住宅メーカー&担当者の信頼性
1.家の安全性に関わる部分
家の基本的な安全性に関わる部分は、どんなにコストを抑えたいと思っても妥協できないポイントです。
これには耐震性や耐火性が含まれます。
耐震性は地震時の家の安定性を示すもので、地震リスクの高い地域では特に考慮しなければなりません。
耐火性は、火災の際に家がどれだけ炎に耐えるかを示し、家族の安全を守る要素です。
地震や火災などの自然災害は予測できないため、耐震性や耐火性などの家の安全性を考慮せずに建築すると、万が一の事態に事故が起きかねません。
家の安全性に関わる部分はコストダウンせずに、性能を重視しましょう。
2.立地
立地は変えることが難しく、住む環境や将来の利便性に大きな影響を与えます。
特に、地盤が弱い場所や洪水のリスクが高い場所などは避けることで、将来のリスクを軽減できます。
立地を選ぶ際は、防災マップを確認して、洪水や土砂災害などのリスクが低い地域を確認しましょう。
また、地盤調査を行うことも大切です。
3.住宅メーカー&担当者の信頼性
住宅を建てる際は、信頼性のある住宅メーカーや担当者を選ぶことが大切です。
家づくりの工程は長期間にわたるため、適切なアドバイスや計画、施工を提供してくれる住宅メーカーや担当者を選ぶことが成功の鍵となります。
信頼できる担当者のアドバイスを受けながら進めることで、トラブルを未然に防ぐこともできるでしょう。
住宅メーカーや担当者の実績や評判をインターネット上で確認し、実際に話してみて信頼性を確認することが重要です。
ローコスト住宅ってどんな家?
ローコスト住宅は、できるだけ安く家を建てるための1つの方法です。
厳密な定義は存在しませんが、通常は約35坪程度の広さであり、1,000万円台くらいで購入可能な住宅を指します。
無駄を省き効率的な施工方法を採用することで、建築コストを削減できます。
特に、材料費、労働費、諸経費、広告宣伝費などを最小限に抑えながら提供されるため、購入価格が手ごろになります。
ローコスト住宅の費用相場
ローコスト住宅とひと口にいっても実際の価格には幅があるため、一概にはいえません。
一般的な目安は、広さ約35坪程度で坪単価30万円の場合、建物本体の工事費用に1,050万円程度、付帯工事に400万円程度、諸費用に200万円程度で、総額1,650万円程度かかることが予想できます。
一般的な住宅の全国平均は3,569万円であり、坪単価の平均は80万円程度です。
ローコスト住宅は建物本体価格で1,000万円程度であり、坪単価は30万円程度になっています。
以上のことから、ローコスト住宅の費用相場は一般的な住宅の半額程度であることが分かります。
安いけど耐震性や安全性は大丈夫?
結論からお伝えすると、ローコスト住宅でも耐震性や安全性に問題ありません。
家を建てるためには、どのような家であっても国が定める安全基準を満たす必要があるからです。
ローコスト住宅が安い理由はいい加減な工事をしているからではなく、プランや間取りが規格化されている規格化住宅やセミオーダーであるからです。
また、建材や設備を大量に仕入れていたり広告費を削減していたりするため、リーズナブルなプランを提供できます。
平屋住宅が安いとは限らない
平屋住宅は一般的な2階建て住宅に比べると安いと思われがちですが、同じ床面積なら平屋は広い土地が必要なため高くなることもあります。
また、平屋住宅は基礎や屋根の面積が広く、工事費用がかかることにも留意しなければなりません。
ただし、外観をシンプルなデザインにしたり屋根の高さを揃えたりするなど、工夫次第で安くすることも可能です。
超ローコスト住宅って何?
超ローコスト住宅とは、500万円台で建てられる住宅のことです。
一般的なローコスト住宅の建物本体価格は1,000万円台であるため、その半額程度ということになります。超ローコスト住宅の建物面積は小さく、大量生産の定番建材を使用してシンプルな仕上がりになるのが一般的です。
設備や仕様をグレードダウンしたり、間取りやデザインをシンプルにしたりすることで安さを担保しています。
ハウスメーカーや工務店のなかには、300万円台で建てられると謳っているところもあります。
ただし、500万円以下で建てられる家は広さや設備に期待できないため、気をつけましょう。
ローコスト住宅メーカーなど、各ハウスメーカーの坪単価や評判については下記の記事で詳しくまとめています。
家を安く建てる為のハウスメーカーの選び方
予算内で家を建てるためには、適切なハウスメーカーの選択が大切です。
ここでは、家を安く建てるときのハウスメーカーの選び方を紹介します。
・なぜ安くできるのか理由を知る
・標準仕様とオプション仕様を確認する
・保証やアフターサービスがしっかりしているか確認する
・経営状態が安定しているか確認する
・複数のハウスメーカーに見積もりを依頼する
なぜ安くできるのか理由を知る
ハウスメーカーがどのようにして低価格の住宅を提供しているのか、その理由を知ることが重要です。
安くできる理由として、大量生産や住宅プランの規格化などが挙げられます。
ハウスメーカーが安く提供するためにどのような戦略を取っているのかを知ることで、提示された価格の妥当性を判断することが可能です。
標準仕様とオプション仕様を確認する
ハウスメーカーの提供する住宅には、標準仕様とオプション仕様が存在します。
標準仕様で提供されるプラン内容や建材を確認し、必要に応じてオプションを追加する際の価格や内容も確認しておきましょう。
標準仕様とオプション仕様の違いを理解することで性能的にも費用的にも自分の希望に合った家を建てられるほか、ハウスメーカー選びにも役立ちます。
保証やアフターサービスがしっかりしているか確認する
家をできるだけ安く建てるときのハウスメーカーの選び方の1つとして、建てたあとのアフターサービスや保証内容も確認しておきましょう。
安く建てたとしても、ハウスメーカーが提供する保証期間やアフターサービスが充実していれば、将来的なトラブルや修繕に備えることが可能です。
家に不具合や欠陥が見られるのは10年以上経過してからが多いため、保障期間は長いほど安心できます。
ハウスメーカーを比較した際に価格や仕様に差がない場合は、独自の保証やアフターサービスがないかを確認しましょう。
経営状態が安定しているか確認する
経営状態が安定しているかどうかは、ハウスメーカー選びのうえで重要です。
経営が不安定なハウスメーカーに建築を依頼すると、家が完成するまでに倒産してしまい、入居できなくなるおそれがあります。
また、保証やアフターサービスが充実していても倒産してしまえば意味がありません。
決算報告書や実績、従業員数の推移などから経営状態をチェックしましょう。
複数のハウスメーカーに見積もりを依頼する
ハウスメーカーを選ぶ際は、複数のハウスメーカーに見積もりを依頼して比較検討したうえで決めましょう。提示された価格の安さだけで判断せず、価格の根拠やプラン、保証内容を確認しながら選ぶことをおすすめします。
見積もりを出すためにはハウスメーカーと打ち合わせを行う必要があり、多くの会社と打ち合わせをするのは大変です。
情報量が増えすぎても比較が大変なため、見積もりを依頼するときの会社数は3社が主流です。
おしゃれな家を安く建てたい人におすすめのハウスメーカー&工務店5選
ここでは、おしゃれな家を安く建てたい方におすすめのハウスメーカー&工務店5選を紹介します。
1.タマホーム
タマホームは、リーズナブルでありながら優れた性能を誇るローコスト住宅の代表格です。
商品プランの1つである「大安心の家」は人気があり、大量発注の強みを活かして人気のキッチンやトイレなどを選択できます。
また、長期優良住宅に標準仕様で対応しながら自由設計や最新システムの導入を採用しているのが特徴です。
会社名 | タマホーム株式会社 |
所在地 | 東京都港区高輪3丁目22番9号 タマホーム本社ビル |
施工エリア | 全国 |
問い合わせ先 | 03-6408-1200 |
また、タマホームの平屋は安く建てられることでも知られています。
平屋を建てたいと考えている方は、一度検討してみても良いかもしれません。
タマホームの平屋の価格はいくら?間取りや実例、坪単価をプロが解説
2.アイダ設計
アイダ設計は、とにかく価格が安いハウスメーカーです。
3%程度の値引き交渉やグレードダウン提案もできるため、できるだけ価格を抑えたい方におすすめです。
パンフレットやロゴ入りの紙袋を自社で作って広告宣伝費を削減したり、エリア常駐の設計士を置かず人件費を削減したりすることで安さを実現しています。
また、省エネ仕様のZEH住宅や狭小地設計に対応できるのも魅力の1つです。
会社名 | 株式会社アイダ設計 |
所在地 | 埼玉県さいたま市大宮区桜木町二丁目286番地 |
施工エリア | 関東・東北・北陸・東海・九州・沖縄 |
問い合わせ先 | 048-650-0222 |
3.アキュラホーム
アキュラホームは、ローコスト住宅を提供しながらも完全自由設計にこだわっているハウスメーカーです。
ローコスト住宅を提供しているハウスメーカーの多くは規格化住宅やセミオーダーを採用していますが、アキュラホームなら自分の理想の家を実現できます。また、耐震性や耐久性にも優れているため、安心です。
会社名 | 株式会社 AQ Group |
所在地 | 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビルディング34F |
施工エリア | 関東・東海・近畿・中国 |
問い合わせ先 | 03-6302-5001 |
4.アエラホーム
アエラホームは、低価格で提供しながら省エネ仕様の家を得意とするハウスメーカーです。
「アルミに包まれた家」で知られており、建物を高性能断熱材で包むことで外気からの影響を受けにくい造りになっています。
全熱交換換気システムで温度や湿度のコントロールも可能です。
会社名 | アエラホーム 株式会社 |
所在地 | 東京都千代田区九段南2-3-1 青葉第一ビル2階 |
施工エリア | 東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州 |
問い合わせ先 | 03-3512-2311 |
5.アイフルホーム
アイフルホームは、10年間の設備保証など保証体制が整っているハウスメーカーです。
バーチャルモデルハウスを提供しているため、自宅から住宅商品を経験できます。
収納スペースや生活動線などを事前に把握することが可能です。ネット注文の「i-Prime7」であれば、とにかく安く家を建てられます。
会社名 | 株式会社LIXIL住宅研究所 |
所在地 | 東京都品川区西品川1-1-1 大崎ガーデンタワー |
施工エリア | 全国 |
問い合わせ先 | 0120-126-406 |
とにかく安く家を建てたい人におすすめ!1000万円以内の超ローコスト住宅メーカー3選
ここでは、先ほど紹介したハウスメーカーよりもさらに安く家を建てたい人におすすめの、1000万円以内の超ローコスト住宅メーカー3選を紹介します。
1.ジブンハウス
ジブンハウスは、スマホで家を買うサービスを提供しており、コスパの良さと手軽さから予算に悩む若い世代に人気を集めています。
スマホで家を自由に設計し、VR体験も可能です。商品選びからカスタマイズ、購入相談までをスマホで簡潔できるため、価格も非常に安くなっています。坪単価は20万円程度であり、1,000万円以内で建物を建築可能です。
会社名 | JIBUN HAUS.株式会社 |
所在地 | 東京都港区西麻布2-20-16 |
施工エリア | 全国 |
問い合わせ先 | 03-5774-6660 |
2.秀光ビルド
秀光ビルドは、価格や性能、安全にこだわった家づくりを提供するローコスト住宅のハウスメーカーです。
購入資金に不安がある母子家庭向けの注文住宅プランも提供しています。
安い家を提供しているのにも関わらず、保証やアフターサービスはすべて標準仕様の「フルサポートコミコミ価格」を用意しているのが特徴です。
また、規格住宅でありながらプランが豊富にあり、お客様のこだわりを反映できる自由設計に対応しているため、予算を抑えながら間取りにこだわりたい方におすすめです。
会社名 | 株式会社 秀光ビルド |
所在地 | 石川県加賀市山代温泉29戊54番地 |
施工エリア | 石川県・福井県・富山県・滋賀県・奈良県・大阪府・京都府・ 兵庫県・愛知県・岐阜県・宮城県 |
問い合わせ先 | 0120-333-289 |
3.はなまるハウス
はなまるハウスは、ローコスト住宅を提供するハウスメーカーのなかでもトップクラスに安い価格設定になっています。
規格化住宅を提供しており、オプションによっては金額がかわるものの、どのような間取りやデザインを選んでも基本的な金額設定は定額です。事前に大まかな金額が分かるため、資金計画が立てやすくなっています。
会社名 | ケイアイネットクラウド株式会社 |
所在地 | 東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー12階 |
施工エリア | 埼玉・群馬・栃木・茨城・福岡 |
問い合わせ先 | 03-5299-7581 (住宅に関するお問い合わせは、お近くの店舗まで直接お問い合わせください。) |
安さと安全性にこだわった家づくりをしよう
家を安く建てるためには、凸凹の少ない箱型の家にしたり水回りは一カ所にまとめたりするなど、たくさんのアイディアがあることが分かりました。
しかし、安く家を建てることだけにこだわると、ランニングコストがかかったり売却時に資産価値を低く見られたりしてしまいます。
価格だけにこだわらず、耐震性や耐火性、耐久性などの家の安全性にも考慮した家づくりを行いましょう。